千秋「15歳年下再婚」は稀ではない? 意外と多い、女が上の「年の差婚」は対等な男女関係が肝か

 タレントの千秋(44)が一般男性と再婚した。所属事務所が22日、報道各社にファクスを送りこれを発表。相手はTBSの元制作プロデューサーで編成局のAさん(29)で、数年の交際を経て結婚に至ったという。ご存知の通り千秋といえば2002年にココリコ・遠藤章造(44)と結婚しており、ふたりのあいだには娘がいる。千秋とともに生活しているが、その娘が小学校を卒業するのを待ち、このタイミングとなったようだ。ちなみに遠藤は昨年12月、関根勤(62)の元マネジャー女性とすでに再婚している。

 突然の結婚発表にネットでは祝福も上がっているが、「多感な時期なのに」と娘がいながら再婚する声も上がる等賛否両論。いやいや、目一杯配慮してこの時期になったのだろう。また普段の千秋のキャラクターが、女性性を意識させない幼さを強調したものだったためか、「千秋が2回も結婚出来るなんて……」という驚きの声も見られる。それよりも驚くのは15歳という年齢差だったが、そこにはあまり注目が集まっていないようだ。小柳ルミ子(63)が13歳年下のダンサー、大澄賢也(50)と1989年に結婚した(2000年離婚)ことが大きく騒がれた時代もあったが、近年、女性が年上の“年の差婚”は少なくない。

 最近では『ガンダム Gのレコンギスタ』ベルリ役などで活躍する声優の石井マーク(24)と、同じく声優で『ふたりはプリキュア Splash Star』の美翔舞役をつとめた榎本温子(36)が今月7日に結婚を発表した。昨年11月には、小倉百人一首かるた競技の永世クイーン、渡辺令恵(51)と将棋プロ棋士の吉田正和五段(29)が22歳婚を発表した。吉田五段は今後渡辺姓を名乗り活動を続けていくこともあわせて発表されている。

 俳優・濱田岳(27)は2011年7月にモデルの小泉深雪(37)とデキ婚。翌年1月に第一子が誕生している。年齢差に加え、19センチの身長差も話題となった。俳優の染谷将太(23)と菊地凛子(35)は2015年の元旦に結婚。小雪(39)は2011年4月に松山ケンイチ(31)と結婚し、ふたりの間にはすでに3人の子供がいる。ほかにも……。

・タレント・ほしのあき(39)と騎手・三浦皇成(26)が2011年に結婚
・声優でタレントの金田朋子(42)が俳優・森渉(33)と2013年に結婚
・女優で歌手の秋本奈緒美(53)が原田篤(37)と2003年に再婚
・大地真央(60)がインテリアデザイナーの森田恭通(49)と2007年に再婚
・女優の坂井真紀(45)がカメラマン・鈴木心(36)と2009年に結婚
・作家の角田光代(49)がGOING UNDER GROUND河野丈洋(38)と2009年に結婚
・歌手の吉田美和(50)がJUON(31)と2012年に再婚

また、2014年に離婚してしまったが、秋吉久美子(61)は26歳下の映像クリエイター男性と結婚していた。

こうした例の共通項は、いずれも稼ぐ力のある女性たちだということだ。一般的に、「もっと仕事で評価されて稼げるようになってから結婚したい」と足踏みをしてしまう男性は多く、女性側も「もし妊娠出産で自分の収入が途絶えても、大丈夫な男性が良い」と考えがちである。だが、10歳以上も離れた年上女性×年下男性の組み合わせになると、そうしたお互いの懸念事項が一掃されて、すんなり結婚に結びつくのかもしれない。男性側の視点で考えてみれば、かなり年上の女性との結婚は、一家の大黒柱として過剰なプレッシャーや責任感に追われることなく、仕事で多少の冒険も不可能ではない。女性側としては、夫から“俺が稼いでやってるんだ”という昭和的な抑圧を女性が受けることもないだろう。男性・女性のどちらかが優位に立ついびつな関係ではなく、対等でストレスのない関係を築ける年齢差なのではないだろうか。
(ブログウォッチャー京子)

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