南明奈 “日本を代表するネイルクイーン”に就任も「デザインが時代遅れ」
タレントの南明奈(26)が14日に米・ニューヨークで開催されたネイルファッションショー『ANCIENT JAPANESE COLORS』に日本を代表するネイルクイーンとして出席。さらにその2日後には、都内で行われた「日本ネイリスト協会」の創立30周年記念懇親パーティーに招かれ、同じくゲスト出演した平子理沙(44)や倖田來未(32)とともに自慢のネイルを披露した。
南は、「日本ネイリスト協会」が選出した「ネイルクイーン2013」アイドル部門賞を受賞。その後、タイで放送されたテレビ番組にてネイルを披露した際に現地で注目を集め、インスタグラムのフォロワーが急増したという。今年5月にはTNA台湾ネイル親善大使に就任している。さらには、今秋から撮影が開始されるハリウッド映画の出演決定と、これまでの積極的な海外活動が功を奏し、各方面から注目を集めているようだ。
しかし、彼女の活動を熱心に追い続けているファンや、ネイル業界人以外は「いつの間に!?」と驚くのも無理はない。ネットでは「ネイルとアッキーナって全然結びつかない」「すごいのはこの人じゃなくてネイリストじゃないの?」「立ち位置がわからない」「アッキーナの良さがなくなってる……」と、タレントとしてテレビ露出の多かった時期と現在の姿とのギャップに混乱する声が目立つ。
おまけに「ネイルのデザイン古くない?」と肝心のネイルに関するダメ出しも多い。『ANCIENT JAPANESE COLORS』当日の南のネイルは、指と同じほどの長さの爪に、衣装の着物に合わせた和装飾がゴテゴテにあしらわれており、まるで10年前に流行ったヤマンバギャルのような爪だ。しかし、近年のファッショントレンドとは、主張の強いデザインではなく、シンプルな物をいかに着こなすかという“ノームコア(=究極の普通)”。ネイルのトレンドも同様に、指の腹側から見て爪先の白い部分が2~3mm見える程度の長さでシンプルなデザインが多い。いくらショー用のネイルとはいえ、“日本を代表するネイルクイーン”として出席するには時代遅れ感が否めない。
南は以前、「ファンションブランド『MiiA』を立ち上げました!」とブログで発表し、その1年後、契約終了となり退任している。当時は、プロデューサーが1年で退任というスピード人事を受け「業績不振では?」と噂されていた。今回は“日本を代表するネイルクイーン”というファッション業界に関わる称号を獲得したが、「MiiA」の二の舞いとならず、南の新たな強みとして定着させることはできるのだろうか。
グラドルとして大活躍した彼女だが、現在はモデル、タレント、女優のいずれも中途半端。マスコミが触れるのも交際中のよゐこ・濱口優(43)との結婚についてばかりだ。かつての恋人・小倉優子や倉科カナのように、濱口の“アゲチン力”が南にも効果を発揮することを期待したい。