反町隆史、1シーズンで『相棒』卒業説も!? 制作スタッフが暴露する「最終回の脚本内容」

 就任当初から「ワンシーズンで卒業しそう」などといわれてきた『相棒season14』(テレビ朝日系)の4代目相棒・反町隆史。前相棒である成宮寛貴は、犯罪者として逮捕されるという衝撃のラストで“強制卒業”となってしまったが、本シリーズも終了まで2カ月を切り、いよいよ反町の去就に注目が集まっている。そんな中、どうやら関係者の間では「今回は継続」との説が広まっているという。

 今シーズンは、初回視聴率18.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタート。その後も15%前後と高水準をキープしてきたが、12%台を2回出してしまうなど、高視聴率が約束されている『相棒』としては、決していい数字とはいえないようだ。成宮が出演した前シーズンを振り返っても、全話平均17.4%、15%割れしたのは2回だけだった。

「当初から水谷は新任に竹野内豊を希望していたそうで、また、そもそも最初に白羽の矢が立ったのは仲間由紀恵といわれていましたが、仲間は主演舞台『放浪記』のスケジュールから、早々に候補から外れてしまった。しかし、1月末に『放浪記』が千秋楽を迎えたこともあり、再び“反町卒業説”に拍車がかかっています」(週刊誌記者)

 現場での態度や、視聴率などにより、主演の水谷豊が“要らない”と判断すれば、たとえ準主役である相棒役であっても、強制的に卒業となってしまうことは、もはやファンの間でも周知の事実。ところがとある制作会社スタッフは、「今クールの最終回は、反町の卒業が示唆されるような脚本ではない」と語る。

「最終回は警察学校内にテロリストが存在して、国の有力者を次々と暗殺していくという壮大なストーリーですが、反町演じる冠木亘は特に現場で活躍するシーンもなく、ラストは無事大団円というオチになっています」(同)

 ラストに逮捕された成宮演じる甲斐享、また「警察庁長官官房付き」に異動という形で特命係を去った及川光博演じる神戸尊など、今まで相棒役の卒業は最終回できっちり描かれてきたが、今回の反町は平穏無事のラストを迎えるようだ。

「脚本はどちらかといえば、事件の黒幕が副総理大臣であることの方に重きを置いていて、今後若干の加筆や修正はあっても、例えば反町が殉職するといった大幅な変更はないでしょう」(同)

 相棒のワンシーズンは通常2クール放送され、パターン通りであれば、次期シリーズは10月スタートとなる。ここで仲間が参戦するかはいまだ不明だが、少なくとも反町に関しては、1シーズンでの卒業を回避できたといえるだろう。そこで視聴率が右肩上がりを見せなければ、史上最短となる“2シーズンで卒業”ということもあるだけに、反町の苦悩はまだまだ続くことになりそうだ。

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