外交官の子どもが相次いで収容……知られざる北朝鮮・精神科病棟「49号病院」の実態

<p> 旧ソ連では、体制に反抗する人々を「精神障害患者」と決め付け、精神科病院に強制入院させて薬物投与を行っていた。また、中国では同様の状況がいまだに続いているといわれており、その実態を描いたドキュメンタリー映画『収容病棟』は世界で波紋を呼んだ。</p> <p> 一方、北朝鮮の精神科病院の実態については、ほとんど情報がないのが実情だ。</p> <p> そんな中、米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」は、北朝鮮における精神医療について報道している。 </p> <p>「北朝鮮の人々は精神疾患をどう治療するのか」と題した記事で、脱北者イ・ジェソンさんの証言を引用し、北朝鮮には心の病を抱えた人が大勢いるが、専門的に治療する医療機関や医師がおらず、家族の支えに頼らざるを得ない状況だと報じた。</p>

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