大手事務所時代は月収150万+歩合! もはや恐い物なしの押尾学が暴露した超厚遇

 東京・六本木のマンション部屋で一緒にいたホステスが死亡した事件で収監され、おととし12月に出所した元俳優の押尾学のインタビュー記事が、「週刊新潮」(新潮社/3月10日号)に掲載された。記事の中で注目すべきは、押尾が27歳の時、大手芸能プロ「研音」とケンカ別れしたくだりだ。押尾は「我慢すればよかったなと思いましたね」と本音。事務所に「ハリウッドに行きたい」と直談判したところ、却下されたのが辞めた理由だったという。

 逮捕以前から、「夢はでっかくアメリカ進出。言葉の壁はないから、向こうでどこまでやれるか試してみたい。日本人をなめるなよってところ見せたい」 とアメリカへの思いをたびたび口にしていた押尾だが、当時の彼の演技力や仕事ぶりを振り返れば、ハリウッドは無謀だろう。そうして押尾を放逐した事務所の判断、賢明だ。

 その当時、事務所からの月給は押尾によると150万円。別途でCMギャラの半分をもらっていたそうで、「(事務所を)辞めていなければ人生は違ったのかなと」、「本当によくしてくれたんだなと思います」と後悔ならびに感謝の念をにじませた。

「当時の押尾はドラマ主演までこなし、自身が率いるバンド・LIVの活動もこなしていた。菓子や化粧品のCMに出演していたが、そのギャラは全盛期で3000万円ほどだったと推測でき、その折半を含めると年収3000万円は下らなかったのでは。おまけに、大勢のタニマチがいたので、遊ぶ時も自腹で払ったことはほとんどなかった。貯金はかなりあったはず」(テレビ局関係者)

 現在、押尾は実家で両親と同居。腕時計などを売り、貯金を切り崩してなんとかやりくりしている状態だと話した。しかし彼のInstagramアカウントに投稿されるプライベート写真群を確認する限りでは、明らかに一人暮らしであり、かつ、広いキッチンとリビングのあるかなり良いマンションに居住していることが伺える。

 常に演技のことを意識し、1月23日に都内でライブを行ったLIVの活動も含め、42歳になる5年後まではなんとか芸能活動で稼げるメドを立てたいことを告白しているのだが……。

「押尾の発言、特に給与について明かすのは芸能界のタブー破り。同年代のほかのタレントや、同じ事務所の先輩タレントなんかが『アイツ、あんなにもらっているのか』などと思うこともあるので、本来、ギャラの話はご法度。ましてや『研音』は、なかなか入るのが難しいが、入ってしまえばそれなりの厚遇なので、唐沢寿明、竹野内豊、反町隆史、山口智子などが長年所属している、ビッグネームほど独立しない事務所。かつては、唐沢が『うちの事務所、今のところよりもらえるよ』と厚遇を掲げてほかの事務所のタレントを引き抜いていたというほど。ただでさえ立場が悪い押尾だが、もう“表舞台”に戻るのは難しいだろう」(芸能プロ関係者)

 インタビューでは事件に今もテレビで活躍する芸能人がかかわっていたことを示唆。とんでもない“爆弾”を握っているだけに、押尾は恐い物なしのビッグマウスなのだろうか。

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