官能小説は時代とともに変化する! 女流作家の台頭、おっぱい派からお尻派への流れも

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

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『日本の官能小説 性表現はどう深化したか』(朝日新書)
 ネットやSNS、アプリに押されて、いまや“オワコン”の代表格になってしまった小説。有名作家の作品でも、初版3000部から5000部、重版なしというのが普通で、ラノベ以外はもはや、商売として成立しなくなっているらしい。

 ところが、そんな中で今も変わらず読者をつかみ一定の売り上げを上げ続けている小説群がある。それは「官能小説」というジャンルだ。

 官能小説というと、古色蒼然とした世界のように思われがちだが、想像以上に多様で、時代に適応した新しい作家、作品が次々生まれている。

 年間300篇あまりの作品を読みこなす官能小説研究家の第一人者である永田守弘氏は『日本の官能小説 性表現はどう深化したか』(朝日新書)で、その歴史をこうふりかえっている。

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