将棋・藤井聡太四段“連勝ストップ”でもフィーバー続く「瀬戸市の広報大使に」「愛知の栄誉県民賞を」
公益社団法人日本将棋連盟 公式サイトより
昨年のデビュー以降、公式戦29連勝の歴代新記録を樹立した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段の人気が、とどまるところを知らない。
これまで日本将棋連盟が発売してきた藤井四段の扇子、クリアファイル、ジグソーパズルは、どれもあっという間に完売。さらに、29連勝を祝した記念Tシャツが、7月29日から東西の将棋会館で、8月2日から日本将棋連盟のオンラインショップでそれぞれ発売されるが、即完売は必至だ。そんな人気は、藤井四段の地元・愛知県瀬戸市でも過熱しているという。
名古屋のテレビ局関係者は「藤井四段が表紙を飾った瀬戸市の広報誌『広報せと』5月1日号がプレミア化しています。市外からも求める人が殺到して、異例の在庫切れとなったようです」と明かす。
表紙に掲載されたのは、ワイシャツ姿の藤井四段が将棋盤に向かっている写真。ページをめくると、インタビュー記事も掲載されている。
このフィーバーぶりに、市は思い切り便乗。29連勝を達成した際には、市庁舎に「公式戦連勝新記録樹立歴代単独1位」と書かれた縦10メートル、横1.2メートルの垂れ幕を掲出した。
「さらに、瀬戸市長は『市の広報大使にならないか』と藤井四段に打診しているところのようです。まだ中学生なので、快く広報大使を引き受けるかどうかわかりませんが……。また、その返事にもよりますが、愛知県の大村秀章知事も県民栄誉賞を授与したいようで、今は広報大使を受けるかどうか、様子を見守っているみたいです」(同)
藤井人気の高まりとともに、その人気にあやかりたい人も多いようだ。