嵐・相葉雅紀『紅白』司会決定で“ポスト中居正広”路線くっきり! 一方SMAPは、出場絶望で……

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『NHK紅白歌合戦』の司会者が、白組は嵐の相葉雅紀、紅組は女優の有村架純に決まった。これまでタモリ、古舘伊知郎、V6井ノ原快彦など多くの候補者がウワサされながらも、意外性のある若い並びとなった。この人選により、年内解散を宣言しているSMAPのサプライズ出場の可能性は、ほぼ消滅したといえる。

「なにしろ嵐は、飯島元マネジャーと対立していた藤島ジュリー景子副社長お抱えのタレントです。嵐は2010年から5年連続で司会を務めていますが、そこから相葉が単独でキャスティングされた意味は大きいですね。そこに、ジャニーズ事務所の意向が働いているとすれば、SMAPを牽制する意味合いもあるでしょう」(芸能関係者)

 相葉は、冠番組の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)をはじめ、『天才!志村どうぶつ園』(テレビ朝日系)など、嵐のメンバーの中でも抜群のバラエティ対応力を持つ。慶應義塾大学卒でニュースキャスターもこなすインテリキャラの櫻井翔や、役者として高い評価を得ている二宮和也と比較しても、くだけた印象だ。このキャラクターは、誰かと似ていないだろうか?

「相葉はまさに、ポスト中居正広というべき存在です。彼はフリートークやアドリブなどもこなせますし、天然ボケの要素もあり、愛されキャラ。SMAP解散後に、これまで以上にマルチなタレント活動を展開するであろう中居の強力なライバルとして、相葉が立ちはだかることは容易に想像されます」(同)

 そこまでを見越してのキャスティングだとしたら、芸能界の闇を感じざるを得ない。中居は1997年、25歳の若さで『紅白』初司会を務めている。脱アイドルとしてのキャリアの始まりに、『紅白』があったのだ。相葉の単独司会の実現は、ジャニーズタレントの完全なる世代交代の契機となるかもしれない。
(文=平田宏利)

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