工藤静香インスタ開設の波紋 「木村拓哉の妻」としてのママタレ的プラベ解禁は念願だった?

 工藤静香(46)が1月7日にInstagramの公式アカウントを開設し、工藤ファンが喜ぶ一方で、夫・木村拓哉(44)ファンからの批判が強まっている。

 工藤がUPする写真はその多くが手料理の食卓と愛犬たちを撮ったもの。ドラマ撮影中で多忙な夫のぶんはなさそうな日もあるが、「オニオングラタンスープを作った」という写真にはきっちり4つのスープ皿が。また、以前から木村は「毎朝グリーンスムージーを作って飲む」とバラエティ番組やラジオなどで発言しているが、工藤もスムージーの写真をUP。しかも二人ぶんだったことで、木村ファンは「こうやって私生活をニオわせるやり方、最悪」と憤りを見せている。相手男性の気配を「ニオわせる写真」はジャニーズファンからもっとも嫌われるのだ。いっそ木村とのツーショットや家族ショットを投稿するくらい振り切ればファンも何も言わなくなるかもしれないが、タレントの肖像権にうるさいジャニーズ事務所がそれを許可することは決してないだろう。前述の「4つ並べられたスープ皿」写真は、すでにインスタから削除されている。工藤のもとに直接、誰かから指摘があったのだろうか。

 2000年、妊娠4カ月で当時SMAPの木村拓哉と結婚した工藤静香。二女に恵まれ、工藤の実両親とも近距離で暮らすなど円満な家庭を築いたが、しかし芸能活動は自粛傾向にあった。その裏に、SMAPをブレイクに導いた飯島三智マネージャーの「キムタクのプライベートは見せない」方針があったと言われているが、飯島マネがジャニーズ事務所を退社し、SMAPも解散した今、工藤は多くのママタレントのように木村家のプライベートを解禁していきたいのかもしれない。SMAP解散から数日でのインスタ開設は、少々気が急いているようにも見えるが。

 工藤本人は「問題があったら直ぐ辞めます!」と宣言しているが、どの投稿にもファンから賛辞コメントがたくさんついており、少々の批判でやめてしまってはもったいない。出来ることなら、料理だけでなくリビングや夫婦の寝室、水まわりの写真や休日の旅行写真なども次々にUPして炎上してもめげずに、「木村静香としてプライベートでは彼の一部」であると明言した彼女の「やりたかったこと」をやってみてほしい。ただ、UPされる写真はいずれもお世辞にも見栄えが良いとは言えず、多くの人気インスタグラマーが何度も繰り返し撮り直して加工したうえでUPしている渾身の一枚と比べれば雲泥の差。そのクオリティの低さが「キムタクのイメージ」につながってしまうことは彼女の本意ではないと思うので、インスタウケする写真の撮り方を工藤も覚えたほうが良いかもしれない。

(清水美早紀)

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