意外に貯め込んでいた……SPEED・今井絵理子議員、政界進出の目的は「やっぱりカネ?」

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今井絵理子オフィシャルブログより

 4日、昨年7月に当選した参院議員の資産が公開されたが、今井絵理子氏(自民)が9,899万円で3位の資産額であることが明らかになった。女性議員では最多。

 資産の内訳は預貯金が6,800万円、社債が450万円、東京都国分寺市の自宅と沖縄県の基地用地2カ所など。預貯金はSPEEDのメンバーとして活動していた10代の頃に稼いだもので、基地用地は親が賃料収入を目的に、今井氏の資産として購入したものだという。

「意外に貯め込んでいたんだな、というのが正直な感想です。今井氏が芸能人として絶頂期だったのは、SPEEDが解散した2000年頃まで。それ以降の芸能活動は鳴かず飛ばずでしたから、大した稼ぎもなかったはず。加えて、夫だったロックバンド175RのSHOGOと離婚してからは、シングルマザーとして障害を抱える子どもを育ててきたので、出費も多かったでしょうしね」(週刊誌記者)

 今井氏はSPEED解散後、ソロ歌手に転じるも、グループ時代ほどの人気を得られず、期間限定も含め、何度もSPEEDの再結成を繰り返してきた。一昨年には、同じ元SPEEDの島袋寛子と新ユニットERIHIROを結成したが話題にならず、CDセールス的にも惨敗だった。

「売れないと見るや、早々にやる気をなくしていましたね。そこへ降って湧いたような参院選出馬の話に乗っかった、というわけです。おかげで相方の島袋はハシゴを外された格好となり、ユニットとして行うことが決まっていたライブが急きょ、島袋のソロライブに差し替えられたこともありました。最近は落ち目の芸能人や文化人が知名度を利用して政治家に転身するケースが多いですが、ご多分に漏れず今井氏も『当選すれば、年収1億円だって!』などと、周囲に喜々として語っていたことがあったそうです」(同)

 沖縄出身の今井氏は参院選で当選確実となった際、ジャーナリストの池上彰氏から沖縄の米軍基地問題について問われて「これから向き合いたい」と返答するなど、定見のなさが物議を醸した。政界転身は、カネ儲けや資産を増やすことが目的ではないと願いたいものだ。

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