柳楽優弥が完全復活!メンヘラダウン、居酒屋でのバイト生活から
若くして大ブレイクするも、色々と驚きの変貌を繰り返し一時期はお騒がせ俳優のレッテルを貼られていた柳楽優弥(27)が、完全復活したと評判だ。特に今年はその勢いがすさまじい。
なんと柳楽はまだ4月にもかかわらず、2017年だけで既にドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)にレギュラー出演し、7月14日公開の話題の映画『銀魂』にも、大人気キャラクターの土方十四郎役で出演。ドラマに映画にひっぱりだこになっているのだ。
4月23日より放送されている『フランケンシュタインの恋』では、二階堂ふみ(22)が演じるヒロインの先輩役を演じて「柳楽優弥かっこよくなったね!」「マイルドな柳楽優弥も良い」「柳楽優弥好きだ~」と、主演の綾野剛(35)と肩を並べて女性視聴者をキュンキュンさせている。
2004年14歳のときに映画『誰も知らない』で史上最年少でカンヌ主演男優賞を取って衝撃のデビューをした柳楽。その後2005年の映画『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』、2006年の映画『シュガー&スパイス 風味絶佳』、2007年の映画『包帯クラブ』の全てで主演を務めキャリアを積んでいった。
だが2008年に髭を生やしまんまると太った変わり果てた姿でメディアの前に登場。そして同年8月に急性薬物中毒で搬送された。これに自殺未遂説も浮上したが事務所は否定。しかし2011年に柳楽は『旅のチカラ』(NHK)で当時を振り返り、「人間不信でした。どんどんちやほやされなくなって、寄ってくる人がいきなり離れていく」と語っていて、追い込まれていたのは事実のようだ。
2010年には19歳の若さで豊田エリー(28)と結婚して子どもを授かった。だが、柳楽が芸能界に本格復帰するのはまだ先で、2011年に居酒屋や、車のディーラーでの洗車のアルバイトをしていたという。この頃酔っぱらった客に「柳楽ー? サインちょうだい」などと絡まれて悔しさを味わった経験から、「俳優としてやっていきたい」と強く感じたそうだ。
そして再び脚光を浴びたのは2014年のドラマ『アオイホノオ』(テレビ東京系)だった。本格復帰後には映画『許されざる者』『ゆるせない、逢いたい』『クローズEXPLODE』『闇金ウシジマくん Part2』などテーマが重かったり、バイオレンスな映画に出演していた柳楽が突如コメディの連ドラで主演。ここで暑苦しい馬鹿な主人公・焔モユルを熱演し「演技力が凄すぎる!」「こんなのもできたのか!」と視聴者および業界関係者を驚かせたのだ。
2016年には宮藤官九郎(46)脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)で、岡田将生(27)、松坂桃李(28)と並んでゆとり世代の青年を演じ、こちらも若い世代から圧倒的な支持を獲得。そして2017年、冒頭で記したひっぱりだこの現在に至る。柳楽は「いつか大河の主役をやる時のために馬を買っておけ」と、いきつけの乗馬クラブで言われるがままに馬を購入したそうで、やる気に満ち溢れている。この登り幅なら近い将来に十分その野望が実現することも考えられそうだ。
(ボンゾ)