“消えたグラドル”は今……来栖あつこ「LINEスタンプ発売」、堀越のり「ホリプロ退社」

 タレントの入れ替わりが激しい芸能界の中でも、特に激戦区といえる“グラビアアイドル界”。数年前まで、雑誌やテレビなどに引っ張りだこだったにもかかわらず、いつの間にか“消えた”グラドルも少なくない。

「1996年の『激走戦隊カーレンジャー』(テレビ朝日系)でデビューした来栖あつこも、消えたグラドルの1人でしょう。同じく戦隊モノ出身のさとう珠緒が出演していた『出動!ミニスカポリス』(テレビ東京)で、5代目ポリスとして活動。来栖はグラドル、女優、バラエティと幅広く活躍していたものの、2004年に芸能活動を休業。06年に復帰していますが、やはり休業前ほど勢いはなく、09年には舞台『テニスの王子様』出演の若手俳優との交際トラブルで自殺未遂に至っていたことを告白して世間を騒がせ、それ以降、ほとんど姿を見なくなりましたね。ちなみに11年の『クイズタレント名鑑』(TBS系)には、“ギリギリ有名人”枠で出演しており、もはや自虐売りをしていたほどです」(テレビ局関係者)

 そんな来栖は現在、タレントとは別の仕事も展開しているといい、「ファッションや美容業界でプレスとして働き、公式ブログでも盛んに商品PRをしていますよ。また、『チーナ』名義で猫のイラストのLINEスタンプも販売中と、幅広く活動しているようです」(同)

 また、大手芸能事務所に所属していながらも、人知れず芸能界からフェードアウトしたグラドルも。

「元ホリプロの堀越のりです。『優香の妹分』としてデビューしたものの、長いこと“崖っぷちアイドル”と呼ばれていました。『愛のエプロン』(テレビ朝日系)では、“激マズ料理”を披露して視聴者に衝撃を走らせるなど、バラドルとしてそこそこ人気もあったのですが、11年に14歳年上の歯科医と結婚。12年までは映画や舞台にも出演していたものの、いつしかホリプロからも退社し、芸能界を引退しているようです」(スポーツ紙記者)

 さらに、別のテレビ局関係者は「グラドルから他分野への転身者といえば、川村ひかるでしょう」との声も。

「99年度のグラビア写真集売り上げナンバー1を誇った川村ですが、15年に一般男性との婚約を発表したのと同時に、その1年前に脳動脈瘤が発覚したことも公表。16年には若年性更年期障害もカミングアウトしています。けれども、川村はこうした苦難と向き合いながらも、現在は日本の発酵食文化を発展させるという“発酵プロフェッショナル”として活動中。さらに、健康管理士や野菜ソムリエジュニアマイスターなどの資格を持ち、化粧品プランナーとして化粧品のプロデュースにも携わっています。今年10月には第1子となる長男も出産しましたから、もしかしたら今後は子ども関係の仕事も展開するかもしれませんね」

 “今旬”のグラドルたちも、いずれ来る露出が減る日に備えて、新たな道を模索しておいた方がいいかもしれない。

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ