爆死続きのフジテレビ『FNS27時間テレビ』“実質解散状態”ウンナン起用で復活なるか

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「マセキ芸能社」公式サイトより。

 低視聴率に苦しむフジテレビの起死回生策として、本年度の『FNS27時間テレビ』の総合司会にウッチャンナンチャンが内定したと「週刊女性PRIME」が報じている。現在フジテレビで2本のレギュラーを持つ内村とともに、4月改編で南原清隆司会の番組もスタート。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のイメージを払拭させるという。

「ウンナンは基本的に下ネタをやらず、言葉づかいもソフトで、乱暴なイメージもない。全世代にわたって好感度を獲得しています。感動路線を歩む最近のフジテレビの『27時間テレビ』との相性は良いでしょう」(放送作家)

 もともとウッチャンナンチャンは1985年のデビューから、cに“出ずっぱり”だった。駆け出し時代は、とんねるずの弟分的な関東芸人として『オールナイトフジ』(85年)『夕やけニャンニャン』(86年)へ出演。『夢で逢えたら』(88年)で共演したダウンタウンとは盟友関係を築く。さらにその後の『笑っていいとも!』(89年)へのレギュラー出演など、一貫してフジテレビと“蜜月関係”を築いてきた。極めつけは90年にスタートした『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』だろう。人気トレンディドラマのパロディコントなど作りこんだ笑いで人気を博すも、収録中に起こった死亡事故により、93年6月に打ち切りとなる。

「その後、ウンナンはフジテレビで新番組を何度も立ち上げますが短命に終わっています。他局の『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)や、『ウンナンの気分は上々』(TBS系)などが成功しているのとは対照的です。彼らの本懐といえるコントは98年に『笑う犬』(フジテレビ系)として復活しますが、ウンナンブランドが前面に押し出されたものではありませんでした」(前出・同)

 報道の通り、ウッチャンナンチャン総合司会による『FNS27時間テレビ』が実現すれば、意外にも初登場となる。

「ご存知の通り、現在のウンナンはソロ活動が優先され、実質解散状態にあります。感動モードで行くならば、あらためて2人の絆をとらえなおすような構成になるかもしれなません。当然、先ごろ解散騒動が起こったSMAPの登場も予想されますね」(前出・同)

 ウッチャンナンチャンはフジテレビの黄金期を支えた代表的タレントである。今回の起用には“あの輝かしい時代よもう一度”といった祈りも込められているのかもしれない。
(文=平田宏利)

爆死続きのフジテレビ『FNS27時間テレビ』“実質解散状態”ウンナン起用で復活なるか

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「マセキ芸能社」公式サイトより。

 低視聴率に苦しむフジテレビの起死回生策として、本年度の『FNS27時間テレビ』の総合司会にウッチャンナンチャンが内定したと「週刊女性PRIME」が報じている。現在フジテレビで2本のレギュラーを持つ内村とともに、4月改編で南原清隆司会の番組もスタート。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のイメージを払拭させるという。

「ウンナンは基本的に下ネタをやらず、言葉づかいもソフトで、乱暴なイメージもない。全世代にわたって好感度を獲得しています。感動路線を歩む最近のフジテレビの『27時間テレビ』との相性は良いでしょう」(放送作家)

 もともとウッチャンナンチャンは1985年のデビューから、cに“出ずっぱり”だった。駆け出し時代は、とんねるずの弟分的な関東芸人として『オールナイトフジ』(85年)『夕やけニャンニャン』(86年)へ出演。『夢で逢えたら』(88年)で共演したダウンタウンとは盟友関係を築く。さらにその後の『笑っていいとも!』(89年)へのレギュラー出演など、一貫してフジテレビと“蜜月関係”を築いてきた。極めつけは90年にスタートした『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』だろう。人気トレンディドラマのパロディコントなど作りこんだ笑いで人気を博すも、収録中に起こった死亡事故により、93年6月に打ち切りとなる。

「その後、ウンナンはフジテレビで新番組を何度も立ち上げますが短命に終わっています。他局の『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)や、『ウンナンの気分は上々』(TBS系)などが成功しているのとは対照的です。彼らの本懐といえるコントは98年に『笑う犬』(フジテレビ系)として復活しますが、ウンナンブランドが前面に押し出されたものではありませんでした」(前出・同)

 報道の通り、ウッチャンナンチャン総合司会による『FNS27時間テレビ』が実現すれば、意外にも初登場となる。

「ご存知の通り、現在のウンナンはソロ活動が優先され、実質解散状態にあります。感動モードで行くならば、あらためて2人の絆をとらえなおすような構成になるかもしれなません。当然、先ごろ解散騒動が起こったSMAPの登場も予想されますね」(前出・同)

 ウッチャンナンチャンはフジテレビの黄金期を支えた代表的タレントである。今回の起用には“あの輝かしい時代よもう一度”といった祈りも込められているのかもしれない。
(文=平田宏利)

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