矢口真里の月収100万円以上、たんぽぽ白鳥54万に大久保さん・友近は「そんなもんか~」!? やはり桁違いのタレント収入

 9月6日に放送された『旅ずきんちゃん』(TBS系)に、元モーニング娘。の矢口真里(32)、タレントのおのののか(23)、お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子(33)、バイきんぐの小峠英二(39)が出演し、“意識高い系女子の趣味巡り”と題して、ポールダンスや空中ヨガなど、意識高い系女子に人気の習い事にチャレンジした(小峠は写真係として同行)。

 ロケの最後にはボルダリングに挑戦したのだが、失敗した人は先月の給料を明かすというルールが課され、結局、全員が月収を明かすことに。白鳥は落ちながら「54万円!」と絶叫。スタジオでVTRを見る役の大久保佳代子(44)と友近(42)は「あ~、54万か~」「『めちゃイケ』でスケジュール取られてるのかね~」「火・水と(めちゃイケ収録に)取られてるからね~」と、“意外ともらってないのね”な反応を示した。次に挑戦したおのは、テレビやCMに出まくる売れっ子グラドルであるが、白鳥よりも少ないようだ。具体的な金額は「大人の事情」として伏せられたが、矢口ら共演者から「意外なんだけど」「あんな稼働率で……?」との声が出た。大久保と友近も「本当?」「へえ、意外と安いんだ」とのリアクション。新人だからという理由で1本当たりのギャラも少ないのだろうか。

 そして最後にボルダリング挑戦した元国民的アイドル・矢口が月収を暴露すると、「マジで!?」「桁が違う」とどよめき。これも「大人の事情で」伏せられたのだが、白鳥とおのは「いいな~いいな~」「やっぱり違うな~」と羨む声を連発していた。桁が違うということは、少なくとも100万円以上ということだろう。ちなみに小峠の先月の収入は「150万円」だったそうである。大久保・友近は、スキャンダルで仕事本数は激減したにもかかわらず多額の報酬をもらっている矢口について「なるほど、給料制だね、きっとね」と納得。矢口の落下シーンを捉えた写真には「かなり稼いでいます」とテロップが添えられた。

 矢口といえば、不倫・離婚騒動で大バッシングを受けながらも芸能界にカムバックし、このところは多すぎず少なすぎない数のバラエティー番組出演を安定的にこなしている。ただ、未だに出演番組で不倫騒動について蒸し返されるうえ、ネット上では常にバッシング対象として固定化されている感があり、好感度は高くはない。もちろん、視聴者からの好感度とギャラが比例するというものでもないだろうから、矢口がいくら給与を得ていようと「ずるい!」ということはない。

 しかしつい先日は、別の出演番組で「1Kの部屋に引越しした」と減収および庶民ぶりをアピールしていた矢口。あれは地に落ちた好感度を少しでも上昇させるべく口をついて出た虚言だったのか、それとも今回カミングアウトした金額が見栄で“盛った”額なのか……。まあ、不倫スキャンダル以前から矢口は八方美人の口八丁で芸能界を渡るキャラであったので、常にテレビで真実を話していると見る方が単純過ぎるのかもしれない。

 高収入カムアウトをしつつ、「また叩かれるよ~」とボヤいた矢口だが、8月25日に放送された『有吉チルドレン』(前同)では、「私も心が強くなりまして、次どうやって来るんだろうとか、炎上させてくれる方とのキャッチボールを楽しんでいる感じ」「炎上でお金はもらっている方だと思います」と現状を逆手に取っているようであった。炎上を楽しめるほどの域に達し、自ら「お金はもらっている」と堂々と言えるということは、相当な収入がありそうだ。

 そもそも、矢口が所属している「アップフロントグループ」はモーニング娘。などほとんどのタレントが給料制と言われており、ベテランであればあるほど給料が高くなる年功序列システム。1998年に芸能界入りしてからずっと同社に所属する矢口は、モー娘。時代とワイプ芸人時代を含め相当、事務所には貢献してきたタレントと言えるだろう。炎上時にはアクセス数が跳ね上がるブログの広告収入などもあり、やはり「桁違い」の月収を得ていることは間違いなさそうだ。

 ただ、たんぽぽ白鳥の「54万円」という金額だって、個人事業主の手取り金額として考えれば決して少ない額ではない。白鳥は33歳の地方出身・大卒・東京一人暮らし女性だが、同様の条件で業務委託社員などの形態で仕事をするアラサー女性で、一カ月に54万円を稼ぐ人がどれだけいるだろうか。さらに、VTRを「へえ~そんなもんか~」と冷静に見る大久保・友近は“大物女芸人”として、白鳥はおろか矢口や小峠よりもっと多額を稼いでいるだろう。やはり芸能界は特殊な業界である、と痛感する番組内容であった。
(シュガー乙子)

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ