破産申請をした50セントの負債額は35億円!
50セントの負債額は2800万ドル(約35億円)にも上るという。先日連邦倒産法第11章に基づき破産を申請したばかりの50セントは16日(木)、スリーク・オーディオが最大の負債先であることなどを記した負債の詳細を連邦裁判所に提出した。フロリダを拠点とするスリーク・オーディオは50セントがヘッドフォンのデザインを盗用したとして訴えを起こし、50セントから1842万8257ドル(約22億円)の損害賠償を勝ち取っていた。
スリーク・オーディオの続いて負債額が高いのがラスト二ア・レヴィストンとなるが、50セントはラスト二アからセックス動画をインターネットに流しその映像に編集を加えたとして訴えられつい先週500万ドル(約6億円)の損害賠償を支払う判決が下されていたばかりだ。その額に加えラスト二アは懲罰的損害賠償金も受け取る予定だったが、50セントの破産申請により陪審員による審議は休止された。
負債総額は2847万8920ドル75セントにまでのぼり、そこには父親への1737.33ドル(約22万)や車のリース代としてベントリーに13万7880ドル(約1700万円)の借金が含まれているようだ。
50セントはターゲットになりたくなく、ただ用心したために今回の破産申請をする決断に至ったと先日話していた。「他のできるビジネスマンがこういう状況で取るだろう予防措置をしているんだ。成功したとき、ターゲットになるんだよ。標的にはなりたくないね。天文学的な主張に対してすべてを対応する男だとは思われたくないんだ」