絶好調朝ドラ『あさが来た』波留、吉高由里子の記録を破る? 有村架純以上のブレイクにかかる期待
9月28日から放送開始されたNHK朝の連続ドラマ『あさが来た』の勢いが止まらない。24日放送終了時点で、4週全て平均視聴率20%超えを果たし、21日には最高視聴率23.6%を記録。主演の波留の評価も上々で、視聴者からは「まれ悪夢を払拭!」「波留がカワイイ!」など、絶賛する声が多数上がっている。
「NHK朝の連続ドラマシリーズで、ここ10年の間で平均視聴率が最も高かったのは、吉高由里子が主演を務めた『花子とアン』の22.6%。このまま好調さを維持出来れば、『あさが来た』がその記録を打ち破る可能性は十分にあるといえそうです。ヒロインのあさ役を演じる波留だけでなく、あさの姉役の宮崎あおい、あさの許婚役の玉木宏など、随所にキャスティングが光っているので、経験豊富な演出陣の力量も相俟って、視聴率が尻つぼみになっていくことはなさそうです」(芸能関係者)
波留はこれまでにも、『てっぱん』(主演・瀧本美織)、『純と愛』(主演・夏菜)、『あまちゃん』(主演・能年玲奈)と、朝ドラヒロインのオーディションを受け続け、今回4度目の挑戦で念願叶ってヒロインの座を射止めただけに、撮影に臨む前からかなり気合が入っていたようだ。
「今年24歳の波留は、13歳の時に芸能界入りしたのですが、仕事は全くなく、オーディションでは200連敗以上していた。2006年に放送されたWOWOWのドラマ『対岸の彼女』でようやくデビューしたものの、ほぼエキストラのような役回りで、その後も回ってくるのは端役ばかり。辛酸を舐めてきただけに、今回掴んだチャンスをものにしようとする意気込みは相当なもの。ヒロイン役決定とほぼ同時に、2012年から専属モデルを務めてきた『non-no』(集英社)の卒業を発表していますから、背水の陣を敷いて女優業に専念していくつもりなのでしょう」(同)
近年、朝ドラ出身者の中で最もブレイクしたといわれるのは有村架純。前出の波留落選朝ドラで主演を務めた瀧本美織、夏菜はいずれも鳴かず飛ばずで、能年玲奈に至っては事務所とモメにモメて干され状態に陥っている。『あさが来た』終了後も、波留は有村のように継続して活躍していけるのか……ドラマはまだ始まったばかりだが、早くも注目されている。