考えるな、感じろ――「デヴィッド・ボウイ」という宇宙をめぐる探検
<p> イギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイが地球を去ってから、1年がたつ。</p> <p> 僕が、この世で一番好きな人だ。</p> <p> ここで紹介するには多彩すぎるそのキャリアの終着点、69歳の自らの誕生日にアルバムを発売し、その2日後に死去するという、必要以上の完璧さで彼は去った。</p> <p> 多くの著名人から追悼コメントが寄せられ、SNSはR.I.P.で埋まり、数枚の追悼編集盤がリリースされた。僕自身も、極東の島国からボウイの死に際して文章(<a href="http://hyouri-t.jugem.jp/?eid=964"target="_blank"><u>http://hyouri-t.jugem.jp/?eid=964</u></a>)を書いた。</p> <p> あれから1年、2017年1月8日(ボウイが生きていたら、70歳になる日)、史上最大とうたわれるボウイの回顧展『DAVID BOWIE is』が日本にやってきた。<br /> </p>