里田まい、出産費用は全額球団持ち&世界一の保険で安心。メジャーリーグの手厚い家族待遇
今月6日、妊娠5カ月であることを発表したタレントの里田まい(31)。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手(26)と2012年に結婚し、度々ブログで公開するバランス・彩り・分量・品数どれもパーフェクトな手料理で、おバカタレントから一転、「良妻」評価を上げた。人前に出る仕事を思い切り減らし、無駄なセレブ自慢もせず、夫の試合では一生懸命声援をおくる……まさに世間の求める「いい奥さん」で、妊娠報告には祝福の声が溢れた。
最新号の「女性自身」(光文社)では、そんな里田の出産に、球団側が全面協力することを記事にしている。里田は米国での出産を予定しているのだが、田中投手が球団との間に交わした契約条件の中に「妻が妊娠した際、その出産費用の全額を球団側が負担する」との項目があるため、好きな病院での出産が可能だという。
日本の妊婦が、「赤ちゃんが生まれる前に」と海外旅行をした先で何か心身にトラブルが起こって医療を受けると、高額請求のリスクがあるという話はよく知られているだろう。海外では日本の医療保険が使えないからだ。当然、海外で分娩する場合も、日本国内で行うより圧倒的に多額の費用がかかる。しかし里田夫妻に関してはそんな心配も無用ということだ。米国では出産時には二泊三日の入院が基本的だが、セレブの中には体を休めたいという理由で2週間ほどの入院を希望する人もおり、里田の希望次第では球団負担で1000万円以上かけた環境で出産に備えられるという。ちなみに里田には専属の通訳兼身の回りの世話係がいるが、これらの経費も球団持ちだ。
超セレブな出産環境を持つことができる里田について、ネットからは「超勝ち組」「すごすぎて嫉妬心すら沸かない」と羨む声が続出している。年俸2200万ドル(約23億円)といわれる田中投手と結婚した里田はかつて“おバカキャラ”としてバラエティー番組に多数出演していたが、その頃の影はもはや皆無で、誰もが羨むメジャーリーガーのセレブ妻へと転身。出産事情も、世間の期待を裏切らないものであった。
ちなみに、メジャーリーグではこうした選手家族への待遇は当たり前。以前、週刊誌「FLASH」(光文社)誌上での対談で、元カージナルス・田口壮夫人の田口恵美子と、元ドジャーズ・石井一久夫人の木佐彩子が明かしたところによると、「メジャーリーグ保険は、すべての疾病をカバーする世界一の保険」。木佐は夫の契約の際、子供の学校と病院に関する部分でできる限り良い環境を用意してくれるよう球団に依頼し、「24時間対応ができて、小児科のいい先生を紹介してほしい」との希望に応えてもらったという。
メジャーでは「夫とともに妻も一緒に闘う」が前提のため、妻は自宅で食事の用意をして子供と一緒に夫の帰りを待つのではなく、球場へ応援に駆けつけるのがスタンダード。長時間に及ぶ試合中に子供がグズることも予想されるため、球場には「ファミリールーム」(子供を預ける部屋)が設けられており、スタッフが子供の保育や食事の世話もしてくれるという。だからこそメジャーリーガーの妻たちは夫の応援に精を出すことが出来、選手たちも安心して試合に臨める。そうしたシステムが構築されているのだ。
これならば、里田は産後も変わらず夫を支援する「良妻」でいられるだろう。
(シュガー乙子)