韓国・通販番組がどうかしてるぜ! トイレットペーパーで名画「モナリザ」を再現!?

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 テレビショッピング専門チャンネルが約15もある韓国。そのため、チャンネル同士の競争が激しく、時には突拍子もない演出で視聴者を失笑させたりする。そんな中、とある番組が視聴者の笑いを誘った。

 その番組で販売したのは、トイレットペーパー。新商品というわけでもなく、かといって高級ブランドでもない、韓国では昔からおなじみの商品だ。

 ところが、同商品の名称が、番組の演出家の心をくすぐってしまったらしい。というのも、なぜか「モナリザ」と名付けられた商品だったのだ。

「モナリザ」といえば、言わずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの名画だ。世界で最も知られている絵画作品だけに、描かれた女性のほほえみを知らない人はいないだろう。

 演出家は、その名画「モナリザ」の再現を試みた。30個入りのトイレットペーパーがテーブルの上にディスプレイされたその横に、黒っぽい衣装を着た女性モデルを座らせ、いかにもモナリザを意識した表情とポーズで、絵のようにフリーズさせた。

 それだけではない。そのモデルの上半身を、なんと白い額縁が大きく囲んでいる。おまけにBGMは、「釜山港へ帰れ」で日本でも知られる歌手のチョー・ヨンピルが1988年に発表した「モナリザ」という曲。まさに「モナリザ」尽くしだった。

 ネット上には、この番組を見た視聴者からの「最初は『?』って思ったけど、釘づけになって見てしまった」「超ウケる!」「誰が考えたか知らないが、斬新なアイデアだ」「トイレットペーパーと関係ありそうななさそうな演出」「これがテレビ通販の進化か」といった書き込みが寄せられた。

 このように、韓国ではたびたびテレビショッピングが話題になるのだが、伝説となっているのは、2003年に放送された番組だ。本物かどうか定かではないが、「ヨルダンの死海でくんできた水2リットルと塩500グラム」というセット。値段は6万4,00ウォン(約6,400円)。あまりにも斬新すぎる商品だったため、妥当な値段かどうかの判断すらつかない視聴者が多かったようだが、ある程度順調に売れたそうだ。

 いずれにせよ、「モナリザ」がウケたということは、今後もオモシロ企画が増える可能性が大きい。韓国のテレビ通販がどこまで進化を遂げるのか、注目だ。

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