韓国業界シェアNo.2メーカーが“殺人歯磨き粉”販売も、政府機関は「水ですすぐから問題ない」の大放言

<p> 韓国で起きた「殺人加湿器事件」を覚えているだろうか? 加湿器用殺菌剤が原因で、100人以上が死亡。去る5月2日には、その殺菌剤を販売していた英国系企業オキシー・レキットベンキーザー社の日本・韓国法人代表、アタ・シャフダー氏がソウルで謝罪会見している。謝罪する同氏に対して、遺族が平手打ちを食らわせるシーンも報道された。</p> <p> なんとも恐ろしい事件だが、その騒動がようやく一段落を見せつつあった最近、加湿器殺菌剤に使われていたものと同じ成分であるCMITとMIT(クロロメチルイソチアゾリノン/メチルイソチアゾリノン)が歯磨き粉に混入していたことがわかり、韓国内がパニックに陥っている。CMITとMITは塗料などに含まれていても皮膚炎などを誘発し、肺線維化を引き起こす可能性がある危険な化学物質に分類されており、それが毎日のように使う歯磨き粉にまで混入していたとなれば、その混乱ぶりは想像に難くないだろう。“殺人歯磨き粉”と呼ぶのは大げさだが、混入が明らかとなったのは、韓国最大の化粧品メーカー、アモーレパシフィックが販売していた歯磨き粉11種だ。</p>

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