EカップとFカップが乱れる! 木嶋のりこと間宮夕貴が演じる芸術的3P『屋根裏の散歩者』

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 ネットを漁れば、過激なAVはいくらでも発見される世の中。無修正、アブノーマル、乱交……などなど、あまりに数が多すぎて、いくら性欲に自信がある日刊サイゾー読者諸君でも、食傷気味にすらなってくるほどだろう。しかし、そんな中、AVの過激路線にはないエロティックな魅力で劇場公開され、話題となった映画『屋根裏の散歩者』がパッケージ化。それを手に取ってみると、芸術的な「官能」が詰まっていた。

 これまでに『D坂の殺人事件』『失恋殺人』などの乱歩作品の映像化を手がけてきた窪田将治監督。乱歩作品らしいスリリングなサスペンスの魅力だけでなく、そこに含まれる耽美でエロティックな魅力を引き出してきた彼の最新作は、乱歩の同名小説を原作に、木嶋のりこ、間宮夕貴のW主演でさらなる官能の極地を描き出している。

 将来を嘱望される医師・遠藤と、間宮夕貴演じる彼の婚約者・黒木直子、そして、遠藤の患者でありながら深く愛し合ってしまった女子学生・大内照子との三角関係を主軸に、それを屋根裏から覗き見る”散歩者”郷田三郎との日々を描いたこの作品。遠藤は、婚約者であり令嬢の直子と天蓋付きのベッドでロマンチックに愛し合う一方、照子とは、狭いアパートの中で、狂おしいまでに変態的な情事に耽っていた。だが、ある日、自室の中で遠藤が死んでいるのが見つかる……。彼の死は、自殺なのか他殺なのか? そして、他殺であるとするならば、いったい、誰がどうやって……? 乱歩作品にはおなじみの名探偵、明智小五郎が、ミステリアスな事件の解決に乗り出す。

 もちろん、手に汗握るサスペンス描写や、謎解きの魅力もふんだんに盛り込まれているが、本作の特筆すべき点は何と言っても、エロティックなベッドシーンの数々。2007年に、本作は元グラビアアイドルの嘉門洋子が『エロチック乱歩 屋根裏の散歩者』として、そのグラマラスな肢体を惜しげもなく披露し、拘束やロウソクプレイなどSMにも挑戦しているが、それに負けず劣らず、木嶋・間宮の二人はエロスの限界に挑戦しているのだ。

 日活ロマンポルノ復活プロジェクトでも主演を務めている間宮はFカップのバストを惜しげもなく見せつけ、遠藤との熱いセックスを熱演! 相手役の淵上泰史も驚くほどの肉食女子っぷりを披露し、観客の股間を刺激している。一方、元グラビアアイドルで、近年は女優としても果敢にヌードシーンに挑戦している木嶋のりこは、普通のセックスではなく、縛られ、殴られ、首を絞められ、「許してください……」と懇願しながら遠藤演じる俳優とのベッドシーンに挑戦。これまで映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』で、女性とのラブシーンは経験してきたものの、男性とのベッドシーンは初めてとなった木嶋。舞台挨拶では、「畳に投げつけられ、鼻血を出し、乱暴にされることで、変態心に火がつきました」と語っており、新たな性癖に目覚めてしまった様子だ。

 だが、過激描写はそれにとどまらない! 物語の中盤、1人の男を巡って熱い火花を散らす女性2人の情事は、なんと3Pにまで発展してしまうのだ。Eカップの木嶋とFカップの間宮が、豊かな胸を揺らしながら、1人の男の上にまたがる……。美しい映像で撮影された、2人の美女とともに行われる激しいベッドシーンは、過激さだけでなく官能の魅力に満ち溢れており、AVを見慣れた観客にも、新たなエロスの扉を開かせてくれることだろう。

 乱歩による原作では、2人の女性たちは登場することはない。しかし、彼女らの淫らな熱演によって、乱歩作品の耽美的な魅力は高められ、殺人事件のスリルをより一層引き立てている。芸術の秋にエロスを求めるなら、普段見慣れたAVだけでなく官能的なストーリーで、新たな刺激を求めてはいかがだろうか。

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