SMAPのCD購買運動に「事務所が儲かるだけ」の声 “来年6月再結成説”に「解散ビジネス?」

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 SMAPの年内解散が発表された14日付のオリコンデイリーランキングで、2003年に発売されたグループ最大のヒットシングル「世界に一つだけの花」(ビクターエンタテインメント)が前日の30位から3位に浮上するなど、過去の作品が軒並み大きく順位を上げ、1月に解散騒動が持ち上がった時と同様、ファンの間で購買運動が再燃し、その勢いを増しているようだ。

 リーダーの中居正広がメインキャスターを務めている、現在放送中のTBSリオ五輪中継のテーマソング「ありがとう」(同)は、前日の47位から7位にランクアップ。さらに、ランキング圏外だった5曲が100位以内にランクインするなど、1月に起こった購買運動の時と同様、SMAPがファンからどれだけ愛されているかを示す結果となっているのだが、今回はジャニーズ事務所から正式に解散が発表されてしまっただけに、ネット上では「事務所が潤うだけ」「そんなことしてももう、メンバーを苦しめるだけなのでは?」などと冷めた意見も少なくないようだ。

「1月の騒動の時には、ファンの購買運動や、解散を反対する声が、グループ存続の後押しとなったわけですが、結果的には解散を余儀なくされてしまったということで、『ファンとしては、解散反対の気持ちを形にしたいのだろうけど、購買運動は無意味では?』との指摘が、ネット上では飛び交っているようですね。また、ファンの中にも、『ギスギスしたまま続けるよりは、ソロで活き活きとしてる姿を見る方が良い』『メンバーの苦渋の決断なんだから、これ以上、苦しめるべきじゃない』などと、解散を受け入れるべきだと唱える人が増えてきているようです」(芸能関係者)

 解散は12月31日ということで、それまでに、あと4カ月残されていること、さらに、解散後もSMAPのメンバーはジャニーズ事務所に残留するということが、ファンに解散撤回や再結成を期待させてしまっているようだが、ネット上では「それだと、解散ビジネスになっちゃうぞ」「1度解散すると発表したなら、スパッと解散すべき」などといった厳しい意見も寄せられているようだ。

「15日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、MCを務める宮根誠司が、『(解散までには)まだ4カ月の時間がある。いい方向への動きがその間にあればいいと思うんですが』と、ファンの想いを代弁。芸能リポーターの井上公造は『再結成の可能性はゼロではない。そのための重大局面は来年6月に訪れる』と語り、メンバーが、事務所との契約を来年の9月まで更新したということに関して、『ルールとして、その3カ月前までに異議申し立てがなければ契約は自動延長なんです。6月までに世論やファンの声がメンバーを動かすことはあり得る』と、ファンに期待をもたせるような発言をしていたのですが、ネット上では『それだと、AKBの卒業ビジネスみたい』『来年まで解散騒動を引っ張るつもりかよ』などと、否定的な意見が飛び交っていたようです」(同)

 今年5月には、KAT-TUNが活動休止となり、今月15日に放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、TOKIOの山口達也が、SMAPの解散報道を受け、「TOKIOだって解散という話が正直出たことはたくさんあります」と語っていただけに、ジャニーズ王国の崩壊を示唆する声も広がり始めているようだ。

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