SMAP解散に、バーニング暗躍!? 木村拓哉“20年前の独立騒動”にも密接に関係か

 SMAP独立騒動が、いまだ世間に波紋を広げている。リーダーの中居正広、草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の4人は、来月退社するというチーフマネジャー・飯島三智氏に続き、今年9月にはジャニーズ事務所を去るといわれている。独立となれば、今後ジャニーズ所属タレントとの共演NGはおろか、メディア露出も今まで通りにはいかなくなると予想されるが、飯島陣営には“強力な後ろ盾”がいるようだ。

「昨年夏頃から、ケイダッシュ幹部・T氏がキャスティングの実権を持つドラマ枠に、SMAPやKis‐My‐Ft2のメンバーが出演することが相次ぎ、関係者の間では飯島氏の“ケイダッシュ移籍説”がささやかれていたものです。その後、この急接近の背景には、T氏の後ろ盾である“芸能界の重鎮”たちが関与していることが明らかとなったのです」(週刊誌記者)

 T氏の後ろ盾とは、ケイダッシュ・川村龍夫会長、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長、そして田辺エージェンシー社長・田辺昭知氏。そして、今回の独立騒動勃発に際し、ジャニーズを離れた4人が移籍するのは、「かねてから田辺エージェンシーではないかと業界内でうわさされていました」(同)という。

「木村はジャニー喜多川社長やメリー喜多川副社長への恩義から、ひとり残留を決めたといわれていますが、そもそもの話では、ドンのサポートもあって、5人全員が田辺エージェンシーへ移るという話でまとまっていたと聞きます。同プロにはSMAPメンバーと親交の深いタモリが所属しており、またジャニー社長と田辺社長の信頼関係も業界では知られた話。ところが昨年末、飯島氏がテレビ各局に独立のあいさつ回りを行う直前、突如木村だけが『やはり自分は残る』と言いだした。飯島氏は説得を繰り返したようですが、なかなか話はまとまらず、ついにはごく親しい関係者らに『最近、拓哉は口さえ聞いてくれない』と、こぼすようになったそうです」(広告代理店関係者)

 その木村だが、過去にはジャニーズからの独立騒動が報じられている。

「90年代に木村の父親とドンが手を組み、木村のみバーニング系のイザワオフィスに移籍させるという説が一部で報じられました。その際、木村の弟も同事務所でタレントデビューするなど、具体的な情報も出ていましたが、結局この話はジャニーズ側が譲歩する形で消滅しました」(前出・記者)

 この一件から、木村の「ギャラアップ」の申し入れが受け入れられ、ジャニーズタレントの給料が大幅に上がったといわれている。

「その後も木村は、父親がジャニーズを通さず持ち込んだCMの仕事を受けるなど、ジャニーズ内でもかなり異質なポジションに立つことに。その木村が今回の独立騒動で、それまで従順だったはずの飯島氏にかみつく行動を取ったことは大きな謎です」(同)

 木村の残留が決定的となった後、「田辺側は、メンバーの移籍を断った」(芸能プロ関係者)という説も浮上し、またネット上では中居に関して「公私ともに付き合いのあるダウンタウン・松本人志のいる吉本興業移籍説も盛んに飛び交っています」(前出・記者)という。正式に独立した後の4人の受け皿となるのは、どこの事務所なのだろうか?

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