坂口杏里を救えるのは、ビートたけししかいない!? “しくじり”山本モナ、小向美奈子を再生させた過去
ダウンタウンの松本人志が4月23日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)において、ホストに対する恐喝未遂容疑で逮捕されたタレントでAV女優の坂口杏里の「たけし軍団」入りを提案した。「なんて子だ! 杏里」という芸名候補まで出すも、そもそもたけし軍団は女人禁制である。
「何しろたけし軍団は、水道橋博士が言うところの『セクハラとパワハラを中心とした芸能集団』ですからね。とても女性が入れる場所ではありません。過去には、野沢直子が本気で軍団入りを志願したものの、たけし本人に断られています」(業界関係者)
それでも、たけしは過去、騒動を起こした女性タレントの面倒を見ている。衆議院議員の細野豪志やプロ野球選手の二岡智宏との相次ぐ不倫騒動で話題となった山本モナ、覚せい剤で逮捕された小向美奈子がよく知られている。
「山本の場合、朝日放送を退社後、オフィス北野所属となりました。その直後に細野との不倫騒動を受け、『筑紫哲也NEWS23』(TBS系)を降板。この時点で、たけしは彼女が自分の事務所に所属していたとは知らなかったようです。事務所は山本をクビにせず『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)の司会として仕事に復帰させました。小向の場合は、彼女がストリッパーとして出演した『浅草ロック座』の関係者とたけしが旧知の仲だったため、世話を頼まれたようですね。小向が二度目の逮捕を受けてAVデビューを果たした後も、東スポ主催の『ビートたけしのエンターテインメント大賞』でカムバック賞を与えるなど、付き合いがありました」(同)
一度“しくじった”人間に再起のチャンスを与えてきた、たけし。松本が言うように、芸能界の“キワモノ”となった坂口をうまく扱えるのは、たけしくらいしかいないのかもしれない。
(文=平田宏利)