寿退社の紺野あさ美アナは「思ったより使えなかった」? “元アイドル”採用したテレ東の誤算とは

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テレビ東京アナウンサールームより

 テレビ東京アナウンサーである紺野あさ美の退社が報じられた。紺野は、今年1月1日、かねてから交際していたプロ野球・東京ヤクルトスワローズの杉浦稔大投手と結婚。家庭優先のため退社を決めた。現在のところフリー転身の予定はない。

 紺野は元モーニング娘。の元メンバーとして、2011年にテレビ東京へ入社。だが、元アイドルの肩書のわりに、目立った活躍はなかった。

「彼女は入社直後からスポーツ、報道、情報番組を幅広くこなしていました。15年3月には初の冠番組として『紺野、今から踊るってよ』が始まります。内容は紺野があちこちに出没し、踊るというシュールなものです。テレ東らしいアクの強い番組といえますが、こちらもそれほど話題となりませんでした」(業界関係者)

 紺野は入社3年目となる14年には体調不良から3カ月間、仕事を休養している。一部報道では“局内イジメ”も取りざたされた。いずれにせよ激務である女子アナ業務に馴染めなかったのは確かだろう。

「テレビ東京には、ニュースもバラエティもこなせる能力の高い女子アナが多くいます。ハードな下ネタのイジりを受けていた『やりすぎコージー』の大橋未歩や『ゴッドタン』の松丸友紀は代表的でしょう。紺野はタレントとの絡みはほとんど行っていません。彼女を泥臭いバラエティ仕事に起用できなかったのは、テレビ東京にとって誤算だったといえるかもしれません」(同)

 過去、大江麻理子、狩野恵里がアシスタントを務めたバラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』では、2016年10月より紺野の後輩にあたる福田典子アナウンサーがアシスタントを務めている。

 元アイドルの話題性から採用してみたら「思ったより使えなかった」──これがテレビ東京の本音かもしれない。
(文=平田宏利)

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