橋本環奈、ソロデビュー曲「セーラー服と機関銃」も振るわず……スター・システムは、なぜ破れたか?

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『セーラー服と機関銃 -卒業-』オフィシャルサイトより

 橋本環奈の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(公開中)が、238館の公開規模ながら週末2日間の興行収入は2,000万円台と、“大コケ”したことが話題となっているが、渾身のソロデビューシングル「セーラー服と機関銃」(YM3D)のセールスもまた、あまり芳しくないものとなっている。初週売り上げは約1万2,000枚で、3月7日付のCDシングル週間ランキングで11位にランクインしているものの、その後のセールスは低迷している。もちろん、昨今のCD不況を鑑みれば立派な数字といえるかもしれないが、それでも話題ほど売れていないという印象が強い。

 橋本以外にも、ソロアイドルとして売り出そうとして失敗したケースは少なくない。アイドルグループのさくら学院を卒業後、2014年4月からソロ活動を開始した武藤彩未は、当初は“ソロアイドルの時代の再来”と騒がれたものの、大きくブレークすることなく、15年12月に活動を休止している。アイドリング!!!の元メンバーだった遠藤舞も、高い歌唱力を生かして13年7月にソロデビューを果たしたが、14年8月以降は新作のリリースが止まり、現在は舞台などでの活動が主となっている。

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