LinQ・秋山ありすが医師国家試験合格 もう「高学歴」だけじゃウリにならないアイドル戦国時代

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LinQ公式サイトより

 福岡を拠点に活動する人気アイドルグループLinQの秋山ありすが医師国家試験に合格し、グループ卒業を発表した。秋山は、九州大学医学部に通いながらアイドル活動を続けてきた。

 当初は、大学卒業を機にグループ卒業を予定していたが、国家試験に不合格となったため、試験勉強とアイドル活動を並行させてきた秋山。近年、大学へ通うアイドルは珍しくないが、きっちり卒業する例はまだまだ少ないのが現状だ。

「大学生になったアイドルといえば、90年代に早稲田大学教育学部へ自己推薦入試で入学するも、ほとんど登校せず、4年後に中退した広末涼子がよく知られていますね。同時期にはともさかりえが帝京大学、松たか子が亜細亜大学へ通っていましたが、いずれも中退しています」(業界関係者)

 近年でも、小島瑠璃子が進学した女子大を中退している。彼女の場合、高校時代から芸能活動を始めたため、仕事との両立が難しかったのだろう。それでも、ハードスケジュールの合間を縫って大学を卒業した人間もいる。

「桐谷美玲はフェリス女学院大学を7年かけて卒業しています。最後の1年は、仕事をセーブしながら授業へ出ていたようですね。ベッキーも、芸能活動を並行して亜細亜大学を4年で卒業しています。成績は中の上をキープ、学費は自分で工面と、このころは公私共に『よくできたイイ子』キャラだったんですよね……」(同)

 いまや、大卒アイドルは珍しくない時代となった。これからアイドルには秋山が「現役医学部生」をウリにしたように、学歴にもうひとつプラスした要素が求められそうだ。
(文=平田宏利)

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