「北朝鮮」の記事一覧(6 / 8ページ)

フォルクスワーゲンも走る北朝鮮に、電気自動車をしのぐ“究極のエコカー”があった!

<p> ドイツ・フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れが、大問題となっている。閉鎖的な国家体制のため、世界的な影響を受けにくい北朝鮮でも一応、同社車両は輸入され、都市部の富裕層が乗り回している。だが、ディーゼル車は少なく、さらに当局は排ガスを意識しないため、大した影響はないそうだ。そもそも各国の厳しい環境基準が招いた同社の不正だが、北朝鮮にはガソリンや軽油はおろか、電気自動車をもしのぐ究極の“エコカー”が活躍しているらしい。驚きの現状を、中国と北朝鮮の国境からのぞいてみた。</p>

豪華ショッピングエリアオープンも、致命的な欠点が……新・平壌国際空港が残念すぎる

<p> 去る7月1日、北朝鮮の空の玄関口となる平壌国際空港が改築オープンした。故・金正日総書記の遺言から、24時間態勢の工事で完成させたというターミナルビル。竣工直前に李雪主夫人同伴で現地指導した金正恩第1書記は「近代的美感と民族的特性が調和され、立派に施工された」と、大満足したという。外貨を稼ごうと、免税店や食堂を異様に充実させたのが最大の特徴だが、空港利用者によると致命的な欠点があるらしい。</p>

欧米各国に“難民ラッシュ”の一方……北朝鮮の“難民船”が日本に来ないワケ

<p> 欧州各国にアフリカや中東から難民が押し寄せ、大きな国際問題となっている。難民といえば、一時期問題となった北朝鮮の脱北者。最近は難民船が日本に漂着することもなくなったが、理由を探ると、中国や韓国との国境線だけでなく、海岸線にも高圧電流の鉄柵が敷設されたという仰天情報が入ってきた。金正恩第1書記の時代になって文字通り鎖国が徹底され、不作で飢餓の危機が迫る北朝鮮の人民らは完全包囲されているらしい。</p>

<p> 韓国当局の統計によると、韓国に入国した脱北者は2002年に1,000人、06年に2,000人を突破した。その後、09年の2,914人をピークに減少傾向にあり、昨年は1,397人。今年は5月時点で535人となっている。<br />
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 脱北者が減少傾向にあるのは、正恩氏による国境管理の強化だ。</p>

国産サングラスを着用する朴槿恵を尻目に、金正恩は“海外高級ブランド”嗜好!?

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2015年8月10日、帰国した女子サッカー選手らを空港で出迎えた金正恩氏(朝鮮中央通信より)

 今月3日に中国で開かれた抗日戦争勝利70周年記念式典に参加した韓国の朴槿恵大統領がかけていたサングラスが韓国の中小企業が作った製品であることがわかり、注目を集めている。

 この製品は、テグ市にあるSEESUNという眼鏡メーカーが作った「SUR-1002」というモデルのサングラスだ。韓国のネットショップでは15万5,000ウォン(約1万6,000円)で販売されているが、同社の関係者も報道されるまで自社製品であることに気づかなかったという。

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無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【緑豆ムクの冷菜】編

<p> こんにちは。ご無沙汰しております。残暑の候、いかがお過ごしでしょうか?</p>

<p> 今回は久々に、毎度シロウトに無慈悲な要求をすることでおなじみの北朝鮮の料理本『有名な平壌料理』からの一品です。ハードルが高いレシピを避けていたら、だんだんと手軽なものが残り少なくなってまいりました。本当どうしよう、マジで。</p>

<p> そんな中、今回はこれにチャレンジします!</p>

北朝鮮の砲撃に「みんなで一緒に死ぬのも悪くない」韓国“7放世代”の冷ややかな反応

<p> 北朝鮮からの砲撃に韓国が応戦。5年ぶりとなる砲撃戦に、両国が緊張感に包まれている。北朝鮮は「準戦時状態」を宣言。まさに非常事態といっても過言ではないが、この状況に韓国の若者たちの反応はとても冷ややかだ。</p>

<p> 今の韓国の若者世代は、恋愛、結婚、出産、マイホーム、人間関係を放棄した「5放世代」。さらに、希望と夢をも捨てた「7放世代」といわれるほど、未来にさほど期待してはいない。そうした状況を反映するかのように、今回の砲撃に対してもかなり厭世的な意見が多く、ネット上には「このまま戦争が起きても別に構わない」といったコメントがほとんどだ。「戦争になれば、不況、就職難から解放される」「出世のチャンスが訪れるかもしれない」「これ以上失うものなんてないから、全部滅びろ」など、戦争を怖がるどころか、ひとつのチャンスだと捉えているフシもある。戦争を起こしてでも、現実逃避したいという気持ちすら感じられるのだ。極端ではあるが、「最悪の場合、みんな一緒に死ぬからそれも悪くない」という者までいる。いっそのこと、戦争ですべてリセットされることに、より多く期待を寄せているのが、今の韓国の若者世代といえるのだ。</p>

陽気な女性DJがK-POPやラップをかけまくる!? 北朝鮮が頭を悩ます“心理戦放送”ってなに?

<p> 今月4日、韓国と北朝鮮の軍事境界線近くで地雷が敷設され、韓国軍兵士2人が重傷を負った事件を発端に、南北関係が極度に悪化している。北朝鮮は21日夕方、前線地帯を「準戦時状態」と宣言した。背景には、韓国軍が地雷敷設の報復で始めた巨大拡声器による「対北心理戦放送」がある。「放送を中止しなければ、軍事行動を起こす」とまで北朝鮮が激怒する放送とは、いったいどんな内容なのか?</p>

<p> 韓国軍は、1970年代初めから軍事境界線で拡声器による放送を実施。2000年代に入ると、野外ライブ会場に置くような巨大スピーカーに改良し、非武装地帯(DMZ)計94カ所に設置。昼間は10㎞、夜間は24㎞先まで届く大ボリュームで、前線にいる朝鮮人民軍のやる気を削いできた。</p>

<p> 北朝鮮も負けじとスピーカーを設置し、金日成主席や金正日総書記の偉大さを語る番組やホンワカした歌謡曲(NKポップ)を流したりと、DMZは長年、やかましい心理戦が繰り返されてきた。韓国で盧武鉉(ノムヒョン)政権が誕生したばかりの04年6月、南北は拡声器の撤去を合意した。</p>

外交官の子どもが相次いで収容……知られざる北朝鮮・精神科病棟「49号病院」の実態

<p> 旧ソ連では、体制に反抗する人々を「精神障害患者」と決め付け、精神科病院に強制入院させて薬物投与を行っていた。また、中国では同様の状況がいまだに続いているといわれており、その実態を描いたドキュメンタリー映画『収容病棟』は世界で波紋を呼んだ。</p>

<p> 一方、北朝鮮の精神科病院の実態については、ほとんど情報がないのが実情だ。</p>

<p> そんな中、米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」は、北朝鮮における精神医療について報道している。 </p>

<p>「北朝鮮の人々は精神疾患をどう治療するのか」と題した記事で、脱北者イ・ジェソンさんの証言を引用し、北朝鮮には心の病を抱えた人が大勢いるが、専門的に治療する医療機関や医師がおらず、家族の支えに頼らざるを得ない状況だと報じた。</p>

韓流ドラマが北朝鮮の人々に与えた「新しい幸せのかたち」

<p> 北朝鮮で“裏コンテンツ”として幅広く流通している韓流ドラマは、言葉やファッションに多大な影響を与え、北朝鮮社会や人民の意識を大きく変えているが、ここへきて新たなトレンドを生みだしつつある。平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋がその現状を探った。<br />
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党幹部は“スーパー銭湯”で買春!? 拡大の一途をたどる北朝鮮の最新「売春事情」

<p>北朝鮮当局は、斡旋業者を銃殺にするなど、売春に対して厳しい措置を取ってきた。ところが、最近では売春を取り締まる立場の保安員(警察官)を抱き込む形で、拡大の一途をたどっている。</p>

<p> 咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、北朝鮮売春事情について次のように語る。</p>

<p>「売春行為が大々的に行われるようになったのは、90年代末の“苦難の行軍”(註:飢饉と経済的困難を乗り越えるためのスローガン)の頃から。当時は生き残るために売春に身を投じる女性が多かったが、今ではビジネスとして組織化している」</p>

<p> 北朝鮮の大都市である咸興(ハムン)、清津(チョンジン)、平城(ピョンソン)などの駅前や市場の周辺に行くと、「宿あります」と声をかけてくる女性がいる。売春婦はホテルなど公式の宿泊施設には泊まれないお国事情があることから、公務の出張や商売でやってきた人々を自宅に泊める臨時宿泊業の客引きだ。</p>

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