「東アジアニュース」の記事一覧(18 / 144ページ)

本邦初! 「北朝鮮オリジナル袋めん」食ってみた!

<p>「金正日の料理人」こと藤本健二氏が、近く平壌市内にラーメン店を出店する計画があるという。藤本氏は現在、開店準備に追われているというが、「開店すれば行列は必至」(在日朝鮮人のビジネスマン)というほど、北ではラーメンブームの予兆があるという。理由は、即席めんの普及だ。北の即席ラーメン、いったいどんな味がするのか? 某所で極秘入手し、試食してみた。</p>

<p> 北朝鮮の名物料理といえば平壌冷麺が有名だが、寒い冬に人気なのが即席ラーメンだ。近年は中国製のみならず、日本製や韓国製のカップめん、袋めんが普及し、人民の腹を満たしている。特に人気なのが、韓国の「辛ラーメン」。南の同胞が開発したパンチのある味は、北の人々のハートをわしづかみ。とはいえ、そこは北朝鮮。「わが国が一番」と主張する当局は、このブームを放っておくはずがなかった。<br />
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「ムスコが19センチだって!?」ロッテリアの“ピコ太郎パクリCM”が、なんかエロい!

YouTube「LOTTE RIA」より

 米「TIME」誌が「第2の江南スタイル」と評したピコ太郎の「Pen-Pineapple-Apple-Pen(PPAP)」は、「江南スタイル」の本場・韓国でも人気だ。防弾少年団やTWICEなど、多くの人気K-POPアイドルが「PPAP」を真似し、テレビ番組でもパロディー化されている。

 そんな中、「PPAP」人気に便乗する“パクリCM”が登場。波紋が広がっているようだ。

 くだんのCMを作ったのは、日本人にもおなじみの「ロッテリア」。期間限定の「ロングチーズスティック」を宣伝するためのもので、男性タレントのキム・ミンギョが出演している。

 CMの中では、ピコ太郎のコスプレをしたキム・ミンギョが、音楽が流れると同時にリズムに乗りながら「19センチ!」と歌い始める。「I have a pen~」で始まる歌詞は、「I have a Cheese,I have a Stick……ah␣CheeseStick! I have a Cheese,I have a Long Stick……ah␣Long Cheese Stick!」に変わった。歌のハイライトである「ペンパイナッポーアッポーペン!」は「Long Cheese Stick Stick Long!」に。“19センチのロングなチーズスティック”をアピールしまくっている。

 どう見ても「パクリ」としかいえない同CMが公開されるや否や、ネットでは賛否両論が巻き起こった。

「広告だってわかっても見ちまう」「面白いし、印象に残る」「ピコ太郎よりダンスがうまい」「久々に笑った」という絶賛の声が上がる一方で、「ロッテリアが、ついにやらかした」「プライドなさすぎ」「“ロッテは日本企業”とかいわれている現状で、こんなCMを作った意味は?」「いい広告とはいえない」「高校生レベルのアイデアを、大企業が採用した」といった非難のコメントも続出。

 また、やたら「19センチ」を強調することに対し、「これ見てアレを想像したのは俺だけ?」「アレが19センチだって!?」「俺のジュニアと同じ」「韓国男性の平均は6.9センチだから、ロングチーズスティックの勝ち」と、性的な意味でとらえる声も目立つ。

 それにしても、同CM動画が掲載されたFacebookには約7万人が「いいね!」を押し、YouTubeでは視聴回数500万回を記録。韓国人の好奇心をそそった点においては、成功したCMといえるかもしれない。

中国ドッキリ番組を無断使用でテレ朝『ワイド!スクランブル』赤っ恥! 背景にはデーブ・スペクターの暗躍?

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「スペクター・コミュニケーションズ」公式サイトより

 黄金色の装飾品が並ぶ宝石店で、わめき立てる客の女。次の瞬間、女性店員に向け、大量の紙幣を投げつけ始める――。

 9月23日放送のテレビ朝日系『ワイド!スクランブル』のコーナー「週刊Newスペクター」で取り上げられた、中国河北省で撮影されたという動画である。同コーナー担当のデーブ・スペクター氏によると、「ネックレスを一つずつしか見せない店員に、富裕層の女が激怒した」場面だという。

 ところが、「週刊ポスト」(小学館/12月23日号)によると、この映像は中国の地方テレビ局が制作したドッキリ動画で、女性店員と客の女は役者。『ワイド!スクランブル』はそうと知らず、ネット上に落ちていたこの映像を実録映像として無断使用したのだという。記事では映像の無断使用に対する、中国地方テレビ局側の怒りのコメントも紹介されている。

 フィクション映像とはつゆ知らず、「中国富裕層の傲慢ぶり」を示す実録映像として放送してしまった番組のマヌケっぷりは目も当てられないが、それだけではない。この一件からは、ネット動画を垂れ流しするテレビ業界の番組制作の怠慢と、それを支えるデーブ氏の共犯関係が見えてくるのだ。

 デーブ氏が代表を務める「スペクターコミュニケーションズ」の内情を知る人物は話す。

「あのコーナーで取り上げる動画の多くには、提供元として『スペクターコミュニケーションズ』がクレジットされているが、実際は動画投稿サイトからの拾い物がほとんど。それでも動画1本あたり5万円のフィーを同社に支払っている。これで著作権問題をツッコまれても同社に責任転嫁でき、番組側には安い買い物というわけです。制作費やマンパワーが削減されるテレビ業界で、ネット動画は頼みの綱。同番組以外にも、同社はネットの拾い物を多数『映像提供』している」

 デーブ氏は過去に同番組で、中国のパクリ事情について「意識改革しないと」と物申していたが、自分自身と日本のテレビ業界もしかりである。

八百長、賭博、淫行……韓国球界もスキャンダルだらけ?

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イメージ画像(足成より)

 広島カープの25年ぶりのリーグ優勝などで盛り上がった、今年のプロ野球。一方、韓国球界は、ファンに後ろ指をさされるようなスキャンダルのオンパレードの1年となった。

 まず3月のオープン戦期間には、KTウィズのオ・ジョンボク選手に、飲酒運転スキャンダルが発覚。ホームである水原市内で飲酒後、乗用車を運転していたところ、警察の取り調べを受け、御用となった。シーズンが始まる前の大事な時期とあって、韓国野球委員会(KBO)関係者も激怒。15試合の出場停止と、ユース野球ボランティア活動120時間の制裁を科している。

 7月13日には、同じKTウィズのキム・サンヒョン選手が引退を発表した。これは、住宅街に止めた自分の車の中で、女子大生にわいせつ行為を働いたのが原因。球団側は口頭指導後に試合へ出場させていたが、のちにメディアに事実が発覚し、猛批判を受けた。

 また今年は、八百長試合に関わった選手も多数検挙されている。まず、元NCダイノスのイ・テヤン被告と元ネクセン・ヒーローズのムン・ウラン被告が、2015年シーズン中に八百長に関わったとして7月に起訴された。結果、イ被告は1審で懲役10カ月、執行猶予2年、2,000万ウォン(約200万円)の罰金を言い渡されている。続いて11月にも八百長が発覚。投手9名などが検挙されている。

 それより少しさかのぼること7月には、マカオでの海外遠征賭博問題で、サムスンライオンズのアン・チマン選手が起訴、チームを解雇された。アン被告は暴力団から資金を受け取ってマカオで賭博に興じたとされ、常習的な賭博、不法賭博サイト開設などの容疑に問われている。

 球界の不祥事は、選手ばかりにとどまらない。ネクセン・ヒーローズの代表理事イ・ジャンソク被告は、20億ウォン(約2億円)の詐欺と、40億ウォン(約4億円)の横領容疑で拘束・起訴された。

 ざっと振り返るだけでも、お粗末ぶりが明らかだが、果たして来年は、韓国球界にとってどんな1年になるのか? 私生活もフェアプレイ、また紳士的な精神で臨んでほしいものだ。
(文=河鐘基)

『君の名は。』中国での大ヒットに見る、「純日本産」の価値

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『君の名は。』公式サイトより

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

 8月26日に公開された新海誠監督の最新作『君の名は。』は、12月5日までに興行収入200億円を超える超大ヒット作になっています。僕も公開直後に鑑賞したのですが、1月にIMAX上映が決定したということで、再鑑賞を考えています。

■大人気ゆえ、パクられる新海作品

 そんな『君の名は。』は12月から中国国内でも公開され、公開10日間で興収5億元(約83億円)を超える大ヒットを記録しました。新海監督作品は以前から人気を博しており、2009年に製作された『心霊之窓』という中国アニメは、新海監督の『秒速5センチメートル』の絵コンテや背景イラストを模倣したことで問題となりましたが、「パクられる」という事実は、ある意味、中国で大人気だという証拠です。

 日本で公開してまもなく、中国のネット上には違法な海賊版がアップロードされました。最近、中国では「百度雲」というオンラインの大容量クラウドストレージサービスが誕生し、日本国内で入手した映像データを転売するツールとなっています。想定内の事態ではありますが、劇場版を見た観客からは「『君の名は。』の初体験が、画質の悪い海賊版だったことが惜しい!」という皮肉な声が上がっています。

■中国では、「純日本産」が尊ばれる

 今回の成功を受け、日本では中国色を強めた映画を製作し、中国市場に売り込もうという声があるようですが、僕は異議を唱えます。尖閣諸島をめぐる反日デモの報道などから、中国人には愛国者が多いというイメージが世界中に広まりましたが、実際は単なる鬱憤ばらしや、政府に扇動されてデモに参加する例が大半で、本当の意味で自国に誇りを持つ中国人は多くありません。そのため、中国色が強い作品は、それほど好まれないのです。逆に爆買いの例を見ればわかるように、多くの中国人は「純日本産」を好む傾向があります。つまり、『君の名は。』のように日本の風景や習慣を前面に押し出した作品を売り出せば、再び大ヒットする可能性があります。

 中国人が純日本産を尊ぶ具体的な事例を挙げると、現在、中国では『君の名は。』はすべて字幕版で公開されているのですが、ネット上には「もし吹き替え版が公開されても、見に行かない」という意見が多く上がっています。その背景を探ると、10年ほど前には、ある日本製アニメが吹き替え版で公開されたのですが、「中国のヘタクソな声優が作品を冒涜した!」「私の大好きな○○は、こんな声じゃない!」などと酷評が殺到しました。さらに『君の名は。』で主人公を演じた神木隆之介など、中国でも人気を博している日本のタレントは数多く、さらに最近の日本の声優はアイドル的な面があるため、声を吹き替えてしまうとアニメ作品の商品価値が低下する可能性があります。そうした理由から、中国では、日本製アニメは字幕版で公開することが一般的になっています。

 もし今後、中国市場で商業展開を計画している日本人クリエイターの方がおられましたら、中国人クリエイターであり、日本のサブカルチャーに精通している僕の意見を参考にしていただけたら幸いです。また、日本国内の中国人がデータを中国に転送しないように、日本側から百度雲への接続を遮断することを推奨します。

◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから

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●そん・こうぶん
中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)、『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)がある。
https://twitter.com/sun_koubun>

中国農村の“レンタル児童”に万引技術を調教!? 女窃盗団のトンデモ手口

<p>「看看新聞」(12月11日付)によると、最近、中国の大都市を中心に、「女窃盗団」が商店を荒らし回っているという。この窃盗団は3~4人で構成され、幼い子どもに万引行為を行わせているというのだ。</p>

<p> 窃盗団の手口はこうだ。店員が少ない店に狙いを定めると、1人が見張り役として立ち、2人が店員の注意を引いてレジから離れさせる。その隙に、連れてきた子どもにレジの現金や店員の携帯電話を盗ませる。</p>

「4日に1人が死亡」の韓国軍で、今度は大爆発事故! ずさんすぎる軍の実態に世界から冷たい視線

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爆発事故の被害者たち

 韓国軍施設で、またしても大事故が起きた。12月13日、蔚山(ウルサン)の陸軍部隊で訓練用の火薬が爆発し、23人が負傷したのだ。

 負傷した兵士の命に別状はないというが、やけど、骨折、鼓膜破裂などのけがを負い、病院に搬送されている。写真を見る限り、かなりの大けがだ。
 
 軍によると、爆発は兵士たちが垣根の補修工事を終え、昼食をとるために食堂へ移動しようとした際、予備軍訓練用のプレハブの建物で起こったという。現場にいた兵士は「体が吹き飛ぶほどの衝撃だった」と証言している。
 
 いったいなぜ、爆発が起きたのだろうか? 軍当局は「(負傷した)兵士たちが破棄されていた爆音筒の火薬を踏んだか、もしくは静電気が原因だった」と発表。現場には、訓練用の爆音筒約1,600個分の火薬が1個当たり3グラムに分けて捨てられていたが、一部が一カ所に集まっており、兵士たちはそれを知らずに踏んでしまったようだ。

 しかし、なぜこのような大惨事につながったのかまでは解明されていない。そのため、さまざまな臆測が出ている。

 ネット上では、「どんなずさんな管理をしたら火薬が爆発するんだよ」「今回はいくら補償するのかな? 脚がなくなったときは800万ウォン(約80万円)だったけど」「軍隊の中に工作員がいたのでは?」「国全体が手りゅう弾だな」などといった声が上がっている。
 
 一刻も早い原因解明が求められているが、そもそも韓国軍は事件・事故が多すぎるという指摘が尽きない。軍事事件を扱う軍事法院の資料によると、2012年から今年上半期までに発生した軍内の事件・事故による死亡者は476人に上る。これは、ここ5年間、軍隊で4日に1人が死亡しているということになる。最も多い死因は自殺だが、交通事故53人、墜落23人をはじめ、事故による死亡者も決して少なくない。一般人だけでなく、芸能人やスポーツ選手が兵役逃れに奔走しているのもうなずけるだろう。
 
 そんな韓国の軍隊事情は、他国からも皮肉られている。イランの国営放送「プレスTV」は最近、「毎年数千人の韓国の若者が、徴兵から逃れようと国籍を変更する。ここ5年間、8,000人がアメリカに、3,000人がカナダと日本の国籍に変更した」「(韓国の若者は)軍隊に行くことは時間の浪費と考えている」と、報じている。これは、まさに事実と言っていいだろう。
 
 爆発事故で、またしても汚点が増えた韓国軍。詳しい原因を明らかにして、今後の教訓とするべきだが、果たして……。

小学生も巻き込む「包茎手術ブーム」の中国で死亡事故! 激安手術の裏で、“やっぱり”トラブル続発中

<p> 美容整形ブームが過熱する一方、医療過誤も続発している中国で、性器の整形手術を受けた男性が死亡するという事故が発生した。</p>

<p>「中国青年網」(12月10日付)によると、死亡したのは吉林省長春市の大学に通う男子学生で、9月2日に市内にある総合病院の泌尿器科で、包茎手術と長茎手術を同時に受けていた。</p>

<p> しかしその数日後、発熱や吐き気などの症状が現れ、翌週にはさらに悪化。同15日に死亡したという。<br />
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“平和的”デモ現場は痴漢し放題!? 「5回痴漢してやったぜ」「JK眺めるとストレス発散になる」の声も

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YouTube「ANNnewsCH」より

 朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求め、韓国では毎週デモが行われている。弾劾訴追案可決から一夜明けた10日にも、全国各地では100万人以上が抗議集会に参加した。

 そのようなデモを、韓国をはじめ各国のメディアは「平和的だ」と伝えている。ろうそくをともし、警察車両に花柄のシールを貼るといったデモ行為が「まるでお祭りのようだ」と評したメディアもあったほど。

 しかしながら、デモ現場が100%平和に満ちていたわけではない。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」と言ったチャーリー・チャップリンの言葉通り、デモ参加者の中には不快な思いをした人も多いようだ。

「中央日報」によると、デモの規模が大きくなるにつれ、タチの悪い参加者の、女性や青少年に対する非難や嘲笑、セクハラ、痴漢行為がまん延しているという。

 記事の中で、女子高生たちはこう証言する。

「授業が終わった後、制服姿のままデモ現場に駆けつけたら、『若いのにキレイな顔してるね』『かわいらしいのに、なぜマスクで顔を隠すんだい? 外してごらん』と、おじさんたちから言われた。本当に嫌な気分だった」
「『どうせ勉強するのが嫌だったから、デモに来たんだろ?』と嫌みを言われた」
「知らないおじさんに脚をジロジロ見られたからにらみ返すと、『制服のスカートが短すぎるぞ!』と叱られた」

 女子高生に限らず、SNSでは、多くの女性がお尻や胸を触られるといった痴漢被害に遭ったことを明かしている。「50代の男性に、下半身を密着させられた」「見知らぬ老人に、お尻を揉まれた」「胸を触られた」といった告発が続出している。

 その一方で、「今日は、5回痴漢してやったぜ」「デモ現場で女子高生を眺めてるとストレス発散になる」「ろうそくデモは彼女を作る絶好のチャンスだろ」といった書き込みも。実際、デモ現場にいた男が痴漢容疑で逮捕されたケースもあったが、さほど話題にはならなかった。

 表向きは、体のいい“平和的デモ”だが、「痴漢が多かったのに、何が平和的デモだ?」「大統領が女性だからという理由で、女性嫌悪発言も多かった」「成熟した民主主義? まずは女性たちの人権が守られるべきでは?」という皮肉の声も多い。

 本当の意味で“平和的デモ”が行われるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

希少動物を食べて精力増強!? 世界最大のウミガメ解体映像がネット流出、キングコブラも……

<p> 世界的にも個体数が数千体で、その数の少なさから絶滅危惧種に指定されている世界最大のウミガメが中国で捕獲、食肉目当てに解体されている映像が流出。逮捕者まで出る騒ぎとなっている。</p>

<p>「中国新聞網」(12月9日付)によると、中国大陸最南端に位置し、漁港が多いことで知られる広東省湛江市徐聞県の地元当局に今月6日、地元住民から「オサガメが殺されて売買されている」と通報が寄せられた。当局はすぐに同県山海村へ捜査チームを派遣した。</p>

<p> この時、すでにネット上には山海村の漁港と思われる場所でオサガメが解体される動画がアップされており、注目を集めていた。捜査の結果、6日深夜2時過ぎにこの港を出港した漁船が200kgの巨大なオサガメを捕獲し、4,000元(約6万4,000円)で業者に売り渡したことが判明。さらに業者は、漁港の片隅で解体を行い、500gごとに切り分けると、地元住民に販売していたという。</p>

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