「韓国」の記事一覧(12 / 74ページ)

5年間で約300人が死亡! 「デートDV」急増も、警察は被害者の訴えを黙殺?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 恋人に対して度を越えた暴力や、精神的苦痛を与える“デートDV”が、韓国で急増している。

 11月22日、些細な理由で恋人を殴るなど、日常的にデートDVを繰り返したチェ容疑者(19)に懲役1年が言い渡された。チェ容疑者は昨年11月、交際相手の女性に「家で映画を見よう」と誘う。しかし、実際に見始めた時間は午前3時。いつもなら寝ている時間だけに、女性は映画の途中でウトウトしてしまった。チェ容疑者はそんな女性に腹を立てると、ホウキを振り回して彼女を何度も殴打したという。

 チェ容疑者のデートDVは、これだけではなかった。日常的に壁や鏡を強く叩くなどして女性を脅迫し、現金150万ウォン(約15万円)を脅し取っていたことも明らかになっている。

 女性は、チェ容疑者への愛情と恐怖心から我慢してきたのだが、さすがにうたた寝をしただけで強烈に殴打され、百年の恋も冷めたようで、法廷では「チェ容疑者に対し、厳しい処罰を望む」と発言している。

 事件発覚から1年を経て、ようやく懲役1年が言い渡されたことに、ネット民の多くは「判決が出るまで長すぎる」と不満をあらわにし、「勘違い男は死ね」「こんなクズは、精神科病院に送るべき」などと、辛辣なコメントを残している。

 一方、被害者である女性に対しても、厳しい声が上がっている。「暴力を振るわれてもいい、という女の考えが理解できない」「デートDVされながらも、なんで付き合うんだろう?」などと、あきれているのだ。

 しかし、韓国では、デートDVを許容するような土壌ができているのも事実だ。デートDV被害を警察に訴えた女性の中には、「そんなことで申告するな。公務執行妨害か?」「女性に手を上げるような男に見えない」など、けんもほろろに対応されたという事例が後を絶たない。

 実際、韓国女性人権振興会が発表した「2015女性緊急電話運営報告書」によれば、同年に報告されたデートDVの件数は27万4,226件で、14年に比べて約8,500件も増加している。

 また、韓国警察が発表した別の資料によると、ここ5年の間にデートDVによって恋人に殺害された女性は、およそ300人にも上るという。なんとも恐ろしい現実があるのだ。

 恋人への愛情や独占欲が暴力に変化しているだけに、問題の根は深そうだ。

運転手の“ながら運転”事故が3年間で4,000件……韓国で路線バスに乗るのは自殺行為!?

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イメージ画像(足成より)

 妊婦に対する暴力や、座席に堂々と放尿をする立ちション男など、最近、韓国における電車内でのモラル低下が問題視されている。しかし、こうした乗客によるトラブルが多発しているのは、電車だけではない。

 10月末に仁川(インチョン)の市内の路線バス車内で起きた騒動は、大きな物議を醸している。なんと、泥酔した乗客の男(46)が突然、ズボンのチャックを下ろすと、その場で自慰行為を始めたのだ。男は、ほかの乗客の通報によって、現行犯逮捕された。

 驚いたのは、この男の職業だ。なんとは、同市の住民センターで働くベテラン公務員だったのだ。彼の処遇はまだ明らかになっていないが、バスの車内で自慰行為をして逮捕という前科は、以降の公務にも支障が出ることは間違いない。

 ネット民の間では、「こんな奴が公務員とは、この国が心配だ……」「酒をバカみたいに飲むから、犬野郎になるんだ。何事も、ほどほどがいい」などと、公務員という肩書も相まって、激しいバッシングにつながっている。

 一方、運転手自身が引き起こすトラブルも多々ある。中でも、運転中の携帯電話の使用は大きな問題だ。 

 なんと、ここ3年間だけで、携帯使用による前方不注意が原因のバス事故が4,000件余り発生、400人近い人命が損なわれているという。最近、日本では、トラック運転手が「ポケモンGO」に夢中になり、歩行者をはねるという事件があったが、韓国では乗客を乗せるバス運転手の多くが“ながら運転”をしているわけだ。

 乗客トラブルに始まり、運転手のながら運転など、何かと問題の絶えない韓国バス業界。最近では、特定の乗客に対して露骨な乗車拒否を行うバスまであるという。電車もダメ、バスも危険となれば、かの国での移動手段は、どうすればいいのだろうか?

【美容整形の闇】「まるでミイラ……」頬骨削り手術の副作用で、体重が27kgに

<p> 韓国では頬骨が高いことをコンプレックスに思う女性が多く、西洋人のような頬骨のない顔立ちが好まれるというが、“美容整形大国”だけに、頬骨削り手術や頬骨縮小注射といった方法もあふれている。多くの韓国女性がこのような頬骨縮小法で小顔を目指すのだが、実は副作用に苦しむケースもかなり多い。</p>

<p> 先日、韓国のネット掲示板では、整形の副作用で体重が27kgになったという女性の書き込みが話題になった。彼女はヤブ医者が運営する整形外科で頬骨整形手術を受け、早速副作用に見舞われたという。</p>

<p> その副作用とは、顔面のひどい痛み。あまりにも痛みが長く続いたため、手術を受けた病院を訪ねると、病院側は治療費やその他費用を全額負担し、最後まで責任を持つと約束したそうだ。</p>

「まったく理解不能!」密室で行われた日韓軍事情報包括保護協定締結に、記者団がカメラを捨てて猛抗議!

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「WIKITREE」より

 日本と韓国政府は11月23日、「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を締結、即日発効した。

 北朝鮮の核やミサイル情報をはじめ2級以下の軍事機密を、米国を経由せずに共有するためのGSOMIAは、日韓両国にとって初の軍事協定となる。これまでは、2014年に締結した「日米韓軍事機密共有の了解覚書(MOU)」によって、必ず米国を経由しなければならなかったが、GSOMIAで迅速かつ優れた情報の共有が可能になったのだ。

 韓国の国防部(日本でいう防衛省)の関係者によると、「米国からの情報と日本の情報が加わって、北朝鮮に対する情報の質が向上すると期待されている」という。日本が衛星で収集した北朝鮮の潜水艦や弾道ミサイルの基地、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの軍事情報が入手できるので、韓国にとっては有益な協定のはずだ。

 しかし、韓国人の反応は冷ややかである。

 韓国政府は、国民の関心が崔順実(チェ・スンシル)ゲートに集まっている隙を突いて、保留状態だったGSOMIAの交渉再開を発表。それからたった27日後、なぜか報道関係者も立ち入り禁止の“密室”で署名式が行われたのだ。

「日本側が署名式の公開を望まない」というのがその理由で、もともと国防部は、非公開の代わりに署名式の写真をマスコミに提供する予定だった。しかし、「部屋が狭いなら1人か2人だけでも、入れてくれ」という記者たちの要求に反発し、「写真提供も取りやめる」と宣言。現場にいた記者たちは抗議の意味でカメラを床に下ろし、腕を組んだまま駐韓特命全権大使の長嶺安政氏を迎えた。

 韓国メディアの中では、「朴槿恵、とうとう韓国に日本の自衛隊を招き入れる」(プレシアン)、「日韓軍事情報包括保護協定、今回も“世論の反映”はなかった」(アジア経済)、「日本の顔色をうかがうために忙しかった国防部の“密室軍事協定”」(Mediaus)といった見出しをつけて報じたところも。

 そしてネット民からも「韓国はまだ日本の植民地なのか? まったく理解不能だ」「慌ただしい政局を狙って締結するとは、卑怯だぞ」「どうこう言われても、政府が国を売ったのは事実」などいった、非難の声が相次いでいる。

 野党も「国政運営の資格もない(朴槿恵)大統領による売国協定」と非難を浴びせている状況だ。

「朴槿恵退陣」に加え、「GSOMIA反対」のデモも行われている韓国。事態は収拾するどころか、ますます混沌としていくようだ。まさか両者が“反日”で手を組むなんてことはないと思うが……。

崔順実ゲートは無関係? 韓国フィギュア界の女王キム・ヨナが“あの疑惑”を完全否定!

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 韓国フィギュア界の女王キム・ヨナが、韓国社会で物議を醸している“疑惑”について、公式に否定した。

 キム・ヨナは昨年8月、独立を祝う「光復節」のイベントに参加。当日の様子を撮影した動画には、パク・クネ大統領に手を握られたキム・ヨナが、その手を振りほどく様子が映っており、話題となっていた。また、動画の中でパク大統領が言葉をかけるのだが、キム・ヨナがこれを無視するような場面も収められていた(参照記事)。

 動画が出回った当時、韓国では「キム・ヨナの態度は不適切だ」と批判の対象になっていた。しかしここ最近、パク大統領を陰で操り、国政に介入にしていたチェ・スンシル容疑者ら一派が、スポーツ界をも食い物にし、キム・ヨナに圧力をかけていたという疑いが出ると状況が一変。逆に、キム・ヨナの行動には「理由があった」とし、当時の行動に賛同する声が増え始めていた。

 チェ容疑者ら一派の圧力とは、どういうものなのか? 例えば韓国水泳界の英雄で、2008年北京五輪競泳金メダリストのパク・テファン選手が、チェ一派から、リオ五輪出場を断念するよう脅されたという疑惑が浮上しており、現在、検察の捜査が進められている。14年9月に行われたドーピング検査で陽性反応が出たパク選手を排除しようと、チェ容疑者の息のかかった文化体育観光部の高官は「スポンサーは私が保証する。母校で大学教授になるべきだ」などと脅迫まがいの発言をしたとされる。

 現在、韓国のスポーツ界では、同様の圧力が他の有名選手たちに対してもかけられた可能性があるとして、捜査が拡大する気配。キム・ヨナ選手も、それら圧力への怒りから、パク大統領に反抗的な態度を取ったのではないかと臆測が飛び交っていた形だ。

 ただ今回、これらの臆測について、キム・ヨナ本人が公式に否定するコメントを出した。11月23日、キム・ヨナは、ソウル・オリンピックパークテルで開催された「スポーツ英雄-名誉の殿堂授賞式」に参加。記者たちに動画の件を質問されると、次のように答えた。

「実は当日、直前まで、立ち位置は違っていたんです。生放送ということもあり、右往左往する間にそのようなことが起きた。(中略)いくら私に礼儀が欠けていたとしても、大人の手を払ったりはしません。映像で見ると誤解されるような状況ですが、払いのけた事実はありません」

 なおキム・ヨナは、圧力自体についても「身に覚えはない」と否定。一方、授賞式では、韓国史上最年少でスポーツ英雄への殿堂入りを果たした。フィギュア界で圧倒的な成果を残したことが、その選定の理由となっている。実は、キム・ヨナには、過去にも殿堂入りの話があった。ただそれを「気に食わない」と、チェ容疑者をはじめとする関係者が邪魔していたという説も浮上している。フィギュアの女王に対して、本当に圧力が皆無だったのか? 捜査の進展が待たれている。
(文=河鐘基)  

ゴミ屋敷から8トンのゴミを搬出! 家主はうつ病、高齢の母親は「強迫的溜め込み障害」で……

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「このものすごい量のゴミをどのように集めたのか、またこんなゴミ屋敷でどうやって生活してきたのか、不思議で仕方ない――」(作業に参加したメンバー)

 16日午前9時、韓国・釜山市東区に住むパクさん(58歳)のマンション前に集まった同区職員、ボランティアセンターのメンバー、警察、地域社会保障協議会のメンバー総勢30人は、目の前に広がる光景を見ながら絶句した。小さな部屋2つとキッチンがある約30平方メートルのパクさん宅室内には、ありとあらゆるゴミが散らばっていた。長年にわたり放置されていたゴミは異様な悪臭を放ち、周辺住民からはクレームが多数寄せられていた。

 清掃作業は6時間に及び、廃棄されたゴミの総重量は、なんと8トンにも上った。

 このゴミ屋敷に住むパクさんは、うつ病に加え、健康状態もよくないため生活保護を受けているのだが、彼の母親(93歳)は捨てられたものをむやみに拾ってくる「強迫的溜め込み障害」を患っているのだという。この病気は、初期には大切なものを捨ててしまったのではと不安になり、病状が進行すると、必要なものと不要なものを区別できなくなってしまう。日本でもゴミ屋敷の問題がたびたび取り沙汰されるが、家のあるじが強迫的溜め込み障害を患っている可能性があるという。

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 2人の居住スペースは、大人2人がやっと寝っ転がれる3.3平方メートル程度で、残りはすべてゴミの山。食事は外で買って済ませていたという。

 区庁には、悪臭による周辺住民の苦情が相次ぎ、パクさん親子の健康上の問題も懸念されていた。そこで今回、一斉清掃を行うことが決定。担当者は「室内を数箇所修理し、居住環境を改善するとともに、地域の健康増進センターと連携して、パクさん親子の治療に取り組む計画」とコメントしている。

 ちなみに日本では、これまでゴミ屋敷を強制的に清掃することは法律上難しかったが、世田谷区をはじめとする一部自治体では、状況を改善できる条例などが整備され始めている。なお、清掃費用は原則的に「居住者負担」となるそう。また、このようなゴミ屋敷のあるじの大半が、高齢者であるという事実も指摘されている。社会の高齢化とともに、今後ますます増えそうなゴミ屋敷だけに、韓国の事情とばかりに傍観はできないかもしれない。
(文=河鐘基)

試験当日に寝坊した受験生が警察にSOS! パトカーが自宅に駆けつけ、試験会場まで送り届ける

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聯合ニュース

 日本ではじわじわと受験シーズンが近づいているが、お隣・韓国では11月17日、一足先に大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)が実施され、全国85の地区、1,183の試験会場で、60万5,987名の受験生が試験に臨んだ。

 韓国社会の受験の厳しさは、“受験戦争”ならぬ、“受験地獄”と表現されるほど。高学歴や大企業中心の階級社会が日本以上に厳然と存在する韓国社会においては、受験をいかに成功させるかが、その後の人生を決めるといっても過言ではない。そのためか、受験生本人や父母も、大学修学能力試験当日は必要以上にナーバスになる。当然、ハプニングも続出するが、今年も多くの珍事が起きているようだ。

 例えば、とある女子生徒のグループが試験会場に到着したところ、違和感を覚えたという。というのも、自分たち以外の受験生がみな男子生徒で、ほかに女子が見当たらない。実は彼女たちは、試験会場を間違えていたのだ。慌てて近くの交番で事情を説明し、パトカーに正しい会場まで送ってもらい、なんとか遅刻を免れた。

 一方、別の女子生徒は、前日の夜に「緊張で寝付けない」と睡眠薬を服用。案の定、翌日、大寝坊してしまい、窮地に立たされた。すると、両親が警察に通報。自宅に駆けつけた警察官が会場まで送り届けて、こちらも試験開始ギリギリのところで間に合ったそうだ。

 そのほかにも、親に試験会場まで送ってもらっている途中に車が故障し、警察のお世話になった男子生徒や、「時計と弁当を忘れた」と慌てて警察に通報した男子生徒の話がメディアを通じて伝えられている。

 寝坊して警察に通報するという行為はどうかと思うが、パトカーで受験生を送り届ける韓国警察の親切さには驚くばかり。京畿道北部地方警察庁に至っては、警察官405名と協力団体職員315名、計720名を動員し、今年の試験当日に備えていたという。そんな韓国社会の風景について、韓国の東大と呼ばれるソウル大学に通う現役学生からは、こんな声も。

「韓国では、ソウル大学を出た学生でさえも、就職できるとは限りません。能力が低ければ論外だし、能力が高すぎる人間はすぐに独立してしまうと、企業が警戒するんです。いい学校に入るために受験生たちは必死に勉強しますが、韓国と比べてまだ社会に余裕のある日本がうらやましいです」

 ともあれ、受験生たちには頑張ってほしいものだ。
(文=河鐘基)

使用済みストッキングへの性的興奮が抑えれず……「ストッキング墨テロ男」のトンデモ手口

<p> 先日、若い女性の足を長時間なめたとして、京都市の会社員の男が強制わいせつの疑いで逮捕されたが、韓国ではここ数年、ソウル・江南(カンナム)駅一帯で「ストッキング墨テロ男」が出没している。</p>

<p> この男は朝の通勤時間帯にストッキングをはいた女性を待ち構え、彼女たちの脚に向けて筆で墨を飛ばすと、そのまま逃げていく。ネット上には、被害に遭った女性からの書き込みや男の目撃談が数多く寄せられ、「ストッキング墨テロ男」はかなりウワサになっていた。</p>

<p> 墨を飛ばされるのがストッキングだけなら、まだマシかもしれない。スカートにも墨をつけられてしまう場合や、「ストッキングに何かついていますよ」言って近づいてきた別の男に痴漢されるという、2次被害も発生。墨テロ男の正体は謎のまま、被害者ばかり増えていく状況で、中には「スカートをはくのをやめた」「江南駅を通らないよう、あえて遠回りして会社に行く」という女性もいた。</p>

博多駅前巨大陥没事故対応に、海外から絶賛の声「韓国なら3日で終わるけど、3カ月後にはまた陥没する」

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YouTube「ANNnewsCH」より

 11月8日に発生した福岡市博多駅前の巨大陥没事故への対応を、韓国人が絶賛している。

 福岡といえば、韓国人が多く訪れる人気観光地のひとつ。韓国メディアは事故発生後、いち早くこのニュースを伝え、観光客に注意を呼びかけていた。

「シンクホール」とも呼ばれるこのような現象は、いまや世界各国で起きている。韓国でもここ5~6年で頻繁に発生しており、社会問題になっていた。特にソウルでは、市内に潜むシンクホールの約60%が地下鉄路線に沿って存在しているといわれるのだから、穏やかではない。

 そんな中、韓国人が最も驚いたのは、「死傷者がゼロ」ということ。現場付近の地下では地下鉄を延伸する工事が行われており、8日は地下でトンネルを掘る作業をしていたところ、水が流れ込んできたため、工事を中断し、すぐ警察に通報。周辺道路の通行止めが迅速に行われたことや、陥没後の福岡市長の対応に、ネット民は「素晴らしいとしか言いようがない」「さすが先進国だ」と絶賛。

 とあるブログには、「もし韓国だったら、関係者が水漏れを発見しても報告しない確率90%以上。報告したとして、上司が報告を無視した確率90%。上司がしっかり報告を受けても、通行止めにしなかった確率90%以上」という自虐的な書き込みも寄せられていた。

 さらに「陥没が1週間で復旧した」というニュースは、より韓国人を仰天させた。

 韓国のニュース専門テレビ局「YTN」は、復旧作業を追ったタイムラプス動画を紹介。それを見たネット民から、「これは学ばなければいけないことだ」「日本人は、それぞれ自分が何をすべきか知っているからだよ」「韓国なら3日で終わる。ただ、3カ月後にはまた陥没するけど」「福岡市長は『すべてが市の管理責任だ』と発表し、復旧についての説明もしていた。韓国とは違うよね」といった絶賛のコメントが寄せられている。

 また「そういえば、セウォル号は今も海に沈んでいるよね……」「韓国はシンクホールが発生すると、疑惑を究明するためにも1年は放っておく必要がある。復旧=証拠隠滅だから」という、政府や行政に対する強い不信感がにじみ出る声も。

 いずれにせよ、海外でも称賛されているという今回の迅速な事故対応。今後は、同じような事故が起きないことを祈る。

「朴槿恵ネタで関心を集めて、こっそり……」5万人が釣られたアダルト広告詐欺の手口とは

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 韓国では最近、SNSを使った、新手のアダルト広告詐欺が問題となっている。先月末ごろ、Facebook上のとある投稿が「いいね!」を多数集めた。それは、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣要求デモの写真を数枚載せたもの。投稿には、次のような文言が書かれていた。

「リアルタイムでソウルのロウソクデモ(退陣要求デモ)に行けない人は、『いいね!』ボタンを押して共有してください!」

 この投稿は瞬く間に拡散。大統領の前代未聞の政治スキャンダルということもあり、5万回以上も「いいね!」が押された。すると、投稿主は投稿内容をこっそり変更。アダルト動画サイトの広告にすり替えてしまったのだ。「いいね!」ボタンを押した5万人のタイムラインには、「5周年記念、無料チャッティング」「最近は、みんなすぐにOK!」「ムラムラするね!」「一緒にしようよ」などの文言が、エッチな写真とともにシェアされるという大ハプニングが起こった。

 しかも、実は最初に掲載されていた写真8枚のうち、ロウソクデモの写真はわずか1枚しかなかった。残りの写真はすべて、2008年に行われたBSE関連デモや、韓米FTA反対デモなど、過去の大規模デモの写真だった。つまり、投稿の怪しさに気づかなかった5万人の人々が、壮大に“釣られた”というワケだ。

 現在、この手の偽写真や社会的事件で関心を集めて「いいね!」を押させた後、投稿を広告にすり替えるという詐欺マーケティングは韓国内で流行しているが、釣られる人の中には、普段、IT関連のプロフェッショナルを名乗っている人たちも少なくないというから、笑えない。

 また、ネット上に流布された政治的な冗談や風刺を事実と思い込んだユーザーが、正式な資料などに使ってしまうといったケースも珍しくないという。例えば、あるユーザーが、大統領選前、ドナルド・トランプ氏の写真に「女性大統領の未来を問われたら、韓国の姿を見せればいい」という吹き出しをつけて投稿した。これは、「そのようにトランプ氏が発言すれば、大統領選に勝利するのではないか」と、冗談のつもりで掲載したものだった。

 しかし、この写真は韓国中に出回り、吹き出しの文句はトランプ氏が実際に語った言葉として定着。さらに、韓国主要ニュースメディアで報道され、挙げ句の果てには国会議員が会議の場で引用してしまうという恥ずかしい事態にまで発展した。
 
 ウワサ話を信じやすい韓国人とSNSがリンクすると、時に世間を揺るがす迷信として爆発的に広がってしまうようだ。

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