「14ウーマン」の記事一覧(77 / 127ページ)

高部あい、“薬物セックス写真”の存在――「おかしくなるくらい気持ちイイ」との証言も

 オスカープロモーション主催の『全日本国民的美少女コンテスト』出身女優・高部あいの薬物逮捕で、関係者は騒然としている。かつては上戸彩や剛力彩芽といった“ゴリ押し”タレントの1人だったが、大ブレークに結びつかなかった高部は、一体どんな交友関係を持っていたのだろうか? そして今回、事態が公になるきっかけの1つに、禁断の“薬物セックス写真”が存在していたという。

 報道によると、高部は15日早朝、渋谷区の自宅を出た際に捜査員に取り囲まれ、コカイン所持の容疑で緊急逮捕されたという。同日には警視庁から連絡を受けたオスカーが、高部の所属契約を解除。また、高部は逮捕前日に森下悠里が主催するハロウィンパーティーに参加しており、misonoや岸明日香らとの集合写真がSNS上で確認できる。

「高部逮捕の第一報をスクープしたのは『東京スポーツ』で、直後からオスカーや東スポ関係者には問い合わせが殺到しました。しかしオスカー側は『詳しくはわからない』と取材に対して消極的で、東スポの記事以上の情報はなかなかつかめていない現状です」(ワイドショーデスク)

 そんな中、東スポは連日高部に関する情報を小出しにしており、記事には「男とセックスするとき使ってたらしくて、『頭がおかしくなるくらい気持ちイイの~』とか言ってた」といった衝撃的な捜査員の証言まで、赤裸々につづられている。セックス時の薬物使用に関しては、かつて逮捕された押尾学や酒井法子の騒動時も、各メディアがこぞってその可能性を報じていたものだった。

「高部に関しても、薬物使用の証拠となる“薬物セックス写真”の存在が取り沙汰されています。ウチの番組でも秘密裏に取材を進めていますが、どうやら東スポにネタを持ち込んだ人物が写真を持っていることは、ほぼ確実のようです。とはいえ、たとえ手に入ったとしても、テレビ番組ではもちろん、週刊誌でさえ掲載することは難しい話でしょうが」(同)

 近年の高部の芸能活動は、ドラマへのゲスト出演や2012年放送のアニメ『キルミーベイベー』(TBS系)で声優を務めた一方、過激なエロバラエティ『徳井義実のチャックおろさせて~や』(BSスカパー!、13年放送)のMCも担当し、ネット上では「落ちぶれたな……」と話題になっていた。「かつての国民的美少女が“ヨゴレ”と言われかねない仕事を受けざるを得なくなってしまったことも、薬物使用を助長してしまったのかも」(同)という声もあるが、くだんの写真を含め、高部の“闇”がどこまで明るみになるのか、注目が集まる。

水原希子、山口智子の“公開処刑”狙うも失敗。ビッチから“お嬢様”へのキャラ路線変更はうまくいくのか

 20日、水原希子(25)が自身のインスタグラムに『今日は山口智子さんのお誕生日』というコメントと共に、山口智子(51)とのツーショット写真を投稿。山口に顔をくっつけ、満面の笑みを浮かべる水原。今年4月に放送されたドラマ『心がポキッとね』(フジテレビ系)で共演したことがきっかけで仲良くなった、親子ほど年齢差のある二人。微笑ましい一枚であるが、特にネット民と相性が悪く叩かれがちな水原のこと、この一枚についても「若さで大女優を公開処刑しようと狙った?」「女優としても人間としても、山口の方が格が上」など、痛くもない腹を探る声が溢れ、“公開処刑失敗”とする意見が多く書き込まれた。

 このドラマの視聴率は全10話平均で6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という惨憺たる結果だったが、現場の雰囲気は良かったようだ。特に大先輩で、同性からの支持が厚い山口に学ぼうと、“インスタ問題児”である水原はかなり慕う様子を見せていたという。そんな山口の影響か、水原の“キャラ”が最近変わりつつあるという指摘が上がっている。

「ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデル時代には、未成年での飲酒、喫煙が発覚し、専属契約を打ち切られる事態に。最近ではインスタグラムに『FUCK YOU』の文字が大きくプリントされたTシャツを着た姿や、乳首の形が浮かんだピンクのセーター姿の画像などを投稿して『大手企業のCMにも出ているのに大丈夫か?』と心配される奔放さが特徴でした。ネット上では“ビッチキャラ”扱いされるほど」(出版関係者)

 しかしそういった奔放なキャラクターを前面に押し出した状態では、水原が今年6月からレギュラーモデルを務めるセレブ系高級志向のファッション雑誌『25ans』(ハースト婦人画報社)にはそぐわない。雑誌の顔である表紙キャラクターとして契約を結んでおり、同誌のコンセプト(たとえば今月28日発売号では『グローバルの感覚を持ち、自由にたくましく活躍するネクスト世代のお嬢さん=“NEWお嬢さん”』)にあわせたエレガントなイメージを高めることが必要になってきているという。

「2012~15年5月号まで、表紙キャラクターは杏でした。それまでの長谷川潤や黒木メイサらと比べて長期間の登用でしたが、高視聴率女優としてステップアップした杏が卒業して、次のモデルが水原ということで、『雑誌イメージに全然合わない』『ゴリ押し?』と一部読者からはブーイングも出ていた。同誌の提示する理想の女性像は、生まれも育ちも毛並みの良い“お嬢様”であることが前提条件であるうえ、家の中でおとなしくしているような世間知らずの時代遅れな女性ではなく、ガンガン外で活躍し、消費活動にも慈善事業にも精を出す活動的な自立した女性。水原の奔放さはイチタレントとして見れば魅力でもありますが、幼稚で世間知らずな小娘らしい印象が強く、確かに同誌コンセプトとはズレています。求められる仕事をすべく、脱皮の必要性が生じているのです」(同)

 果たして水原は、『25ans』読者層の共感や憧れを呼ぶ表紙キャラクターに脱皮できるだろうか。そのうえで、かつての山口のように同性からの支持を集め、視聴率を稼げる女優へと変身することが出来れば、最高のシナリオだろうが……。

島崎遥香の失礼極まりない態度に、関係者の怒り爆発!? 大物タレント2人からも嫌われ…?

【不思議サイトトカナより】

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※イメージ画像:『島崎遥香ファースト写真集「ぱるる、困る。」』集英社

 驚嘆するほど行き届いた対応を見せることを“神対応と言うが、その対義語としてそっけない、愛想のない対応をする“塩対応”という言葉がある。その第一人者と言えばAKB48の島崎遥香だろう。番組内でも塩対応でお馴染みとなり、彼女をメジャーにしたキャラクターでもある。

 だが、番組内やステージ上など、いわゆる“オン”の場面での塩対応は理解できるが、打ち合わせやバックヤードなど“オフ”の場面でも同じ対応なのだろうか。素朴な疑問を業界関係者に向けてみた。

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本田翼、“覚せい剤逮捕者”の難役に「大爆死ある」! 「女優やってなくていい」発言も批判殺到

 本田翼が、自身の出演する最新映画『起終点駅 ターミナル』(11月7日公開)のPR活動を展開している。同作は、俳優・佐藤浩市との初共演作品として話題を呼んでいるが、某ニュースサイトのインタビュー記事での本田の発言に、世間は納得しかねているようだ。

 映画『起終点駅 ターミナル』は、誰にも裁いてもらうことのできない罪を抱えて生きる弁護士の完治(佐藤)と、完治に弁護される覚せい剤事件の被告人・敦子(本田)が出会い、再びそれぞれの人生の一歩を歩き始めるという感動ストーリー。本田といえば、映画『アオハライド』のようにハツラツとした女子高生など等身大の役が多かったが、今回シリアスな役柄に初挑戦ということで、注目が集まっていた。

「本田はインタビューで、佐藤との初共演について『この年齢で佐藤浩市さんとご一緒できたことはとても名誉なことだと思います』と発言しました。しかし、その後『10年先20年先のことはまだ考えられない』『女優をやっていなくても、それはそれでいいと思っている』と語り、ネット上では『自分が女優だと思っているのか?』と批判が殺到。本田は『Seventeen』『non‐no』(ともに集英社)のモデルというイメージが強く、女優としては『ダイコン』『演技力なさすぎ』などとネットユーザーから批判されているだけに、女優然とした発言に、疑問の声が多数上がってしまったかたちです」(芸能ライター)

 ほかにもネット上では「え、女優だったの? 知らなかった」「こんな感じでは、ほかの新人にすぐに追い抜かれる」「女優はやらされてる感じがするもんな。向上心はないということか」「可愛いだけならごまんといるし、芸能界なんて使い捨ての世界。今辞めといた方がいいかも」など、本田の女優業に対する姿勢に、批判的なコメントが見受けられた。

「同作は、本田が今まで出演してきた青春ドラマや映画とは180度違う内容なので、10代のファンが劇場まで足を運ぶことはそう滅多にないと予想されます。さらに、佐藤のファンである女性たちは年齢層が高く若手女優の演技には厳しいと思うので、公開後の映画レビューや興行成績が見ものですね。“大爆死”の可能性もありますよ」(芸能記者)

 7月期に放送された本田ヒロインの連続ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)では、高視聴率ドラマを何作も輩出した伝統の“月9”枠であるにもかかわらず、平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、視聴者からは演技力のなさを突かれるなど、まさにジリ貧状態の本田。新境地となる『起終点駅』では女優としての真価が問われることになりそうだが、果たして――。

絶好調朝ドラ『あさが来た』波留、吉高由里子の記録を破る? 有村架純以上のブレイクにかかる期待

 9月28日から放送開始されたNHK朝の連続ドラマ『あさが来た』の勢いが止まらない。24日放送終了時点で、4週全て平均視聴率20%超えを果たし、21日には最高視聴率23.6%を記録。主演の波留の評価も上々で、視聴者からは「まれ悪夢を払拭!」「波留がカワイイ!」など、絶賛する声が多数上がっている。

「NHK朝の連続ドラマシリーズで、ここ10年の間で平均視聴率が最も高かったのは、吉高由里子が主演を務めた『花子とアン』の22.6%。このまま好調さを維持出来れば、『あさが来た』がその記録を打ち破る可能性は十分にあるといえそうです。ヒロインのあさ役を演じる波留だけでなく、あさの姉役の宮崎あおい、あさの許婚役の玉木宏など、随所にキャスティングが光っているので、経験豊富な演出陣の力量も相俟って、視聴率が尻つぼみになっていくことはなさそうです」(芸能関係者)

 波留はこれまでにも、『てっぱん』(主演・瀧本美織)、『純と愛』(主演・夏菜)、『あまちゃん』(主演・能年玲奈)と、朝ドラヒロインのオーディションを受け続け、今回4度目の挑戦で念願叶ってヒロインの座を射止めただけに、撮影に臨む前からかなり気合が入っていたようだ。

「今年24歳の波留は、13歳の時に芸能界入りしたのですが、仕事は全くなく、オーディションでは200連敗以上していた。2006年に放送されたWOWOWのドラマ『対岸の彼女』でようやくデビューしたものの、ほぼエキストラのような役回りで、その後も回ってくるのは端役ばかり。辛酸を舐めてきただけに、今回掴んだチャンスをものにしようとする意気込みは相当なもの。ヒロイン役決定とほぼ同時に、2012年から専属モデルを務めてきた『non-no』(集英社)の卒業を発表していますから、背水の陣を敷いて女優業に専念していくつもりなのでしょう」(同)

 近年、朝ドラ出身者の中で最もブレイクしたといわれるのは有村架純。前出の波留落選朝ドラで主演を務めた瀧本美織、夏菜はいずれも鳴かず飛ばずで、能年玲奈に至っては事務所とモメにモメて干され状態に陥っている。『あさが来た』終了後も、波留は有村のように継続して活躍していけるのか……ドラマはまだ始まったばかりだが、早くも注目されている。

霊能者が寺門ジモンを見て「股間にとぐろを巻いた龍がおる」と言って倒れた話がヤバすぎる!!!

【不思議サイトトカナより】

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大盛況だったイベントの様子
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画像は、ネイチャージモン公式サイトより

 去る16日、原宿アストロホールで「ネイチャートークライブ vol.31」が開催された。

 ダチョウ倶楽部・寺門ジモンのもうひとつの顔であり、肉体鍛錬、自然探訪(サバイバル)、グルメなど、知的探求を追求する男・ネイチャージモンが開催している「ネイチャートークライブ」。このライブでは毎回テーマとなる食べ物を決めて、来場客が各々“最強”と思ううまい品を持ち寄り、それをジモン氏が食べて一番を決める。今回は肉料理に欠かせないサラダにあう“最強のドレッシング”を探す回だった。

 今回トカナでは、この摩訶不思議なヒト科の生物であるネイチャージモン氏にイベント中での公開インタビューを敢行。イベントの出演者でトカナで連載中のサイキック芸人キックと、編集長の角が直撃取材・第3弾・最終回!

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「高齢者は弱者」という幻想を暴いた、『老人たちの裏社会』著者が語る“老いの孤独”

 『老人たちの裏社会』(宝島社)が反響を呼んでいる。その内容は衝撃的だ。万引きにストーカー、DVに売春……。少年犯罪ではない。どれもれっきとした老人たちが犯した犯罪や犯罪スレスレの行為だ。キレる老人が話題に上ったことがあったが、そんなのはまだ常識の範疇だとさえ思えるほど、この本で描かれている老人たちの姿は想像を超えていた。老人はか弱い存在だったはずだ。いつの間に、こんなことになっていたのだろう。驚くべき実態を暴いた著者の新郷由起さんに、話を聞いた。

――まず、この本を書こうと思われたきっかけは?

新郷由起氏(以下、新郷) 世間には「老人は善良」「老人は弱者だ」という刷り込みがありますが、そうじゃない。スーパーで万引きの現場を見た瞬間、そう思いました。「この店は、年寄りを、いじめるんだよぉぉーっ!」と、万引きで捕まった高齢男性が叫んでいたんです。これはいろんなことが出てきそうだと思って幅広く高齢者を取材してみると、もう出るわ出るわ……。

 一口に万引き犯と言っても、いろんなパターンがあるんです。もちろん生活苦もありますが、気晴らしやストレス解消のようなものもある。高齢者の犯罪は、「孤独」と「貧困」が引き金と言われているけれど、そういう人がみんな罪を犯すわけじゃない。その違いは何なのか、もっと掘り下げて、リアルな高齢者の姿を世に出したいと思いました。それが「月刊宝島」(宝島社)に連載するきっかけで、そこに「週刊文春」(文藝春秋)へ寄稿した原稿もまとめて書籍化したのがこの本です。

――連載当時のタイトルは「半グレ化する老人たち」でした。まさに“グレた”というのがぴったりで、センセーショナルでした。特に、新郷さんも被害に遭ったという高齢男性からのストーカー。連日の電話攻撃、逆ギレなど凄まじいものがあります。

新郷 高齢者ストーカーの反響は大きかったですね。シニアの恋愛もそうですが、これまで、老人はいい人で色恋とは無縁という思い込みがあったのでしょう。「人徳者で欲情も枯れたはずの老人が、こんなことをするわけがない」と衝撃だったようで、各局のテレビ番組で取り上げられると、反応がたくさん返ってきました。若い女性からも、「私もこんなストーカー行為に遭った」と。これまで「お年寄りだから、邪険にしちゃいけないんじゃないか」と迷っていたんですね。ストーカーと、どこで線引きしていいのかもわからなかったのでしょう。それが「高齢者ストーカー」と、この本で定義づけできたことで、被害を表に出せた一面もあったかと思います。

――ストーカーは、セクハラのように、受け取る方の感じ方次第という面もありますね。

新郷 それは大いにあります。堀北真希と結婚した山本耕史も、客観的に見るとストーカーじゃないかと思えるほどのアプローチをしているんだけど、彼が才能、実力ともにある俳優さんだから、熱烈なアプローチだと好意的にとらえられていますよね。ストーカー行為をしている老人にも、自分がストーカーをしているという意識はまったくありません。ただの熱心な求愛行動だと思っている。

 取材した中には、会って2回目の高齢男性に「亡き妻の形見をあなたに」と言われて、「思い切り引いた」という女性もいました。これが福山雅治からだったら、ウットリしたのかもしれない(笑)。男性側からすれば、自分にとって最も大事な品だから、プレゼントすれば相手に自分の気持ちの深さが伝わるとしか思ってないんです。

■死ぬよりも老いることが難しい時代

――老人たちが“グレる”原因は何だと思いますか? 若い頃からそうした行為に走る要素を持っていた、という説もありますが。

新郷 昔、老人になるのは難しいことでした。身体的にも経済的にも恵まれた人だけしか、老人になるまで生き永らえることができなかったからです。ところが、今は誰でも老人になれる。だから、年を取って“グレた”のではなく、もともとそういう可能性のあった人が、年を取って顕在化してきたというのはあると思いますね。また、子どもの頃に敗戦とその後の混乱期を経験し、価値観がガラッと転換した結果、自己崩壊が起こって、暴力性が高まったという論説を唱える研究者もいます。それから、前頭葉の萎縮も原因のひとつですね。病症が相当進行するまでは、外見は普通で日常会話もまとも。それなのに脳がダメになっているんです。こういう人は判別が難しい。

――高齢化社会になり、“グレる”可能性を持つ老人の絶対数も多くなったのでしょうか。

新郷 65歳以上が4人に1人以上となって、もはや高齢“化”社会ではありません。既に“高齢社会”であり、“超高齢化社会”なんです。松田聖子が10年前に写真集を出したとき、イチゴ柄のビキニを着てバッシングを受けましたが、40歳を過ぎてそんな水着を着ても、今ではそれが別に叩かれることではないと思う。時代の移り変わりは目まぐるしく、今や60歳の還暦を迎えて、赤いちゃんちゃんこをもらって喜ぶ人は少ないでしょう。昔の60歳と今の60歳じゃ、意味も価値も全然違うんです。そもそも、65歳から100歳超までを一律に“高齢者”とくくるのにも無理がありますよね。およそ40年もの年齢差があるんですから。といっても、ものすごく若い80歳もいれば、くたびれ果てた65歳もいます。個人差は大きいですね。

――経済的な面も含めて、老後が二極化している気がします。いい年の取り方をするのは、難しいですね。

新郷 本のあとがき、カバー袖にも記したように、「死ぬよりも、上手に老いることの方が難しい時代になってしまった」。これが一番言いたかったことです。年を取ると、これまでその人がどう生きてきたかがあらわになる。その集大成が死んだときなんです。死の現場を8年取材して、しみじみと感じました。列席者が100人いても、その人たちがみな「せいせいした」という顔をしているお葬式もあれば、身内と縁が切れていて、同じアパートの下階に住んでいた、たった1人が骨を拾うお別れもある。でも、その1人が男泣きに泣いている。それだけで、亡くなった人がどれだけ大事な存在だったかがわかります。貧乏でも、1人で死んだとしても、それ自体はまったく悪いことなんかじゃない。「1人で死んでかわいそう」と、一方的に憐れむ方が本人に悪いですよ。

■誰からも興味を持たれないという孤独の深さ

――老後は孤独との闘いだろうとも思うし、いつ自分が本書に出てくる老人たちのように転落するかわからないという怖さもあります。

新郷 生きるエネルギーを、どう使うかでしょうね。「自分は1人で生き切る」と潔く覚悟できると、気は楽になります。中途半端な気持ちを持っている人が、ストーカーとかに走ってしまうんですね。『下流老人』(朝日新書)や『老後破産』(新潮社)が話題ですが、貧乏で孤独な人が全員不幸で、犯罪に走るわけではありません。そうした境遇でも立派に生きて、幸せな人はたくさんいますから、一緒くたにしたら失礼ですよ。どこまで自分の人生に納得できるか。納得できたら幸せじゃないですか。

――生きる目標があれば、グレないで済むんでしょうか。

新郷 たしかに、目標があれば生きられます。要は、自分をどこまで“使っているか”だと思うんです。現役の頃、何億というお金を動かしてきた男性が、、リタイア後町内会の会計を任されています。たしかに、それはうれしいことなんですが、達成感ややりがいは思ったより少ないんです。その人のキャパが100あるうち、町内会の仕事で使っているのは30だけ。満たされていない残りの70を、自分でどう使うか、ですよね。

――そう考えると、高齢デリヘル嬢やAV女優は、プロとして自分を100%使っていますね。

新郷 性サービスに従事する高齢女性を描くことには、批判もあるだろうと覚悟していました。ところが、女性読者からは「立派だ」という声も少なくなかった。高齢女性が、自立して生活していて、それもその人の生き方だと認められている。一昔前なら、とてもそういう感覚はなかったと思うんですね。

――プロ意識を持っていて、カッコいいとさえ思いました。

新郷 本書にも登場している日本最高齢のAV女優は79歳。若々しいですよ。施設にいる私の母と同い年とは、とても思えないほどです。

 一般に、年を取ると誰かから興味を持たれたり、褒められることも減っていく。でも、それはまだいいんです。本当につらいのは、誰からも求められないこと。今回は、性サービス業の高齢女性にスポットを当てましたが、何らかの仕事や役割を担っている人、ちゃんと人から求められている人は、自負や自信、誇りを失わずに、それが若々しさを保つ一因にもなっている。「人から求められて生きる」って、老いるほど、とても重要なことになるのだと思います。

■「老い」を自分のこととして考える

――最初は読むのがキツイだろうと思ったんですが、読んでみると暗いだけじゃなくて、たくましく生きている姿が救いでした。

新郷 『老人たちの裏社会』『下流老人』『老後破産』は巷で、“老後絶望3点セット”と言われているそうです(笑)。いずれも暗いテーマの本ですが、売れており、この本も読者として想定していた50代男性だけでなく、20~80代まで幅広い層の男女に読んでいただいています。年齢にかかわらず、誰もが「他人事じゃない」と、自分の老いを考える時代になっているのだと思います。

――第二弾の構想はありますか?

新郷 『老人たちの裏社会』は、“今”の実態を切り取っていますが、第二弾ではさらに突っ込んで、一人ひとりの人生をもっと深く掘り下げて描く予定でいます。彼らの生きざまを通じて、理想の老いとは何か、真に幸せな老後とは何かを問い、各々自らの人生を考えるきっかけの一つになれれば。来春刊行予定です。

――最後に、新郷さんはどんな老い方をしたいですか?

新郷 実は「この人のように老いや死を」と思う理想が3人いるんですよ。1人目が、小泉淳作という画家です。美術界や権威に媚を売ることなく、自らの芸術を追求して、80歳を前に畳108畳にも及ぶ大作、「双龍図」(建仁寺)の水墨画を完成させた。お披露目の式典で「我が人生、最良の日です」とスピーチする姿に心震えて、自分もそうありたい、と。私の人生のモットーは「克服と成長」なんですが、これを積み重ねて、「この作品を書けて、わが人生最良の日」と言えるような作家になっていきたいですね。

 2人目は、女優のオードリー・ヘプバーン。若いときはもちろんキレイなんですが、年を重ねてしわは増えても、若い頃とはまた違った美しい笑顔が印象的で。中年期以降は特に恵まれない人のために尽くして、顔に刻まれたしわの一つひとつに生きてきた誇りがにじみ出ている。確かな人生を歩んだ人だけが醸す「いい笑顔ができる老人」になることは、理想の一つですね。

そして3人目が、小説家・林芙美子です。彼女は、編集者と打ち合わせをして帰宅後、書斎で執筆中に原稿用紙に埋もれるようにして亡くなり、欲朝発見されました。死に方すら物書きとして本望だったのでは、と、妙に心惹かれるものがあります。
 とはいえ、既に私は彼女の享年を過ぎて生きていますけれどね(笑)。

 正直なところ、「こうはなりたくない」事例をたくさん見てきているだけに、この3つの老いと死が合わさったらベストかな、と。そういう思いがいつも心の中にありますね。

若手アイドルに理不尽な説教!老害・和田アキ子に「何様のつもりだ」

 25日に放送された『アッコにおまかせ!』(TBS系)に、元NMB48の山田菜々(23)が出演。彼女に対する同番組MCの和田アキ子(65)の言動が注目を集めている。ここ数年、以前にも増して暴君ぶりが際立ち、トンチンカンな受け答えで周囲を困惑させることの増えた和田アキ子だが、今回は一体何をしたのか?

 この日の放送では、同番組の企画「おまかせ!トピックス!ランキングクイズ」にて出演者たちが「男女500人に聞いた『誰もが一度は言ったことのあるダジャレランキングベスト5』」を予想することに。山田はいち早く「本田さんの本だ!」とダジャレを発したのだが、和田は「何?」と不満げな表情で切り捨てたのだった。

 和田の不快感表明に気付かなかったのか、気付いてもメゲないのか、その後も山田は「本田さんの本だ!」と繰り返す。すると和田は「あのさぁ、ものすごく本番中にイヤだけど、生放送ってわかってるよね?」と痛烈なダメ出し。“メジャーなダジャレを予想する”というコーナーであったために、山田のダジャレが「布団がフットンダ」級のドメジャーでなくややマイナーだったことが気に食わなかったのか、それとも他の出演者が先に答えを言うべきで新米ファミリーはおとなしくしていろ、という序列感覚が和田の中にはあったのだろうか。もし事前に打ち合わせしていたのに、それを忘れて山田が暴走したというのなら、和田のダメ出しもわからなくもないが、だとしても視聴者まで不愉快な気持ちにさせるあからさまなダメ出しはMC失格ではなかろうか。出演者をうまくさばけず、出演者に気を遣ってもらうことで成立しているMCなんて聞いたことがない。

 これには視聴者からも「何が悪くて怒られたのかわからない」「何様のつもりだ」との反発が強く、特にアイドルファンでない層からも「あの子かわいそう」と山田を擁護する意見も多かった。

 ちなみにこの日の『アッコにおまかせ!』では、紗栄子との交際を大々的に報じられたスタートトゥデイの代表取締役・前沢友作氏が独占取材に応じており、和田の印象について「ピュアな方だと思います。ワインを飲みながら朝まで語りたいです」とのコメントを出したことにアッコは上機嫌だった。

 冒頭で記したように、このところの和田は同番組で「おや?」と思わせるおかしな言動が目立つ。もっともトンデモなかったのは、先日亡くなった女優の川島なお美(享年54)の訃報が番組内で紹介されても、和田をはじめとする出演者たちが完全スルーを決めた事件だ。和田と川島の不仲はかねてより有名だったが、いくらなんでも大人げない。「呆れる」「どうしようもないオバサン」と、和田を見放した視聴者の大合唱がネットに書き込まれた。

 また、藤原紀香(44)との結婚準備のために片岡愛之助(43)が携帯電話の番号やアドレスを変更した……という至極どうでもいいニュースについても、和田は「報告されてない」と憤り、「もしも本当やったら、もう愛之助くんには電話しないよ」「普通、変える時は変わりましたとか、メルアド変えましたとか、何かに変えましたからよろしくとか、あるやんか」と番組内で批判。いやいや、もし本当だったら、「もう電話しない」も何も、和田から片岡に電話することが不可能になっているわけだが……なぜか常に上からアッコなのである。これを受けて片岡はブログで「アドレス帳のあいうえお順に新しい電話番号をメールで伝えている」と釈明。なるほど、和田は「わ行」だから最後になる。しかし翌週の放送で和田は、片岡から連絡があったことを明かしつつも、「『大事なこの人とこの人には(先に)教えとかんと』とかさぁ」と不満げで、またもや視聴者から「しつこ過ぎる」「いい加減嫌われてることを察しろよ」と呆れ声が続出していた。

 ただ、こうして言動がネットニュースになり、「視聴者の声」が聞こえるうちはまだ良いのかもしれない。『アッコにおまかせ!』は10月で放送30周年を迎えた長寿番組であるが、すっかり視聴率は下がり一桁台常連。打ち切られてもおかしくないレベルである。ただ大手事務所ホリプロの重鎮と呼べる立場なだけに、テレビ局側も切るに切れない、邪険に扱うことが許されない“大御所タレント”であることは確かだ。以前から週刊誌などの「嫌いな女ランキング」で上位にランクインし、決して好感度が高いとは言えない和田が、なぜ日曜昼番組のMCを務め続けるのかは多くの視聴者が疑問に思っているところだろうが、もはや好感度など関係なしに、自由な振る舞いが許される立場なのだろう。
(シュガー乙子)

奇習! 若娘のセックス埋葬 ― 鳥葬と死姦の秘儀=北海道東部

【不思議サイトトカナより】

【日本奇習紀行 6】北海道東部

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※イメージ画像:Thinkstockより

 チベットやネパールの山岳地帯においては、死者の遺体を鳥に食べさせるという、いわゆる「鳥葬」の儀式が、今なお続けられている。こうした野生の動物たちを用いた自然葬の習慣は、かつて、この国にも存在していたという。しかもその儀式は、現代の我々からするとにわかに信じ難い、実に淫らで、禁忌の極みとも言うべきものであった。

「今はそういうの、誰も知らないでしょうけどもね。昔、このあたりには、そういう風習があったんですよ。なに、私も実際に見るまでは、そんなこと、やっているなんて思いもしませんでしたがね…」

 北海道東部の片隅にある、とある小さな集落。無職・横山典路さん(87)は、幼き日にその「儀式」を実際に目撃したことがある古老のひとりだ。幼少期に偶然目撃した秘密の儀式は、今なお、彼の脳裏から焼きついて離れないという。横山さんは今を遡ること約80年前の昭和9年頃、ある晴れた冬の日に、ひとりで薪を拾いに行った際に、山深い場所で、その光景を目の当たりにすることとなった。

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タレントを“ヌード”にさせる謎の業界人・脱がせ屋の実態……「次のターゲットは大原櫻子」

 熱愛、破局と芸能ニュースを盛り上げるネタはいくつもあるが、特に男性ファンに大きな衝撃を与えるのが“初ヌード”だろう。過去には、清純派女優やスキャンダルを起こしたアイドルなど、数多くの女性有名人が裸体を披露して話題になった。その初出となるのは、映画や写真集、また近頃ではAVなどだが、先行して週刊誌が独占でヌードを掲載するケースが多い。

 これは、彼女たちの“初脱ぎ”をサポートし、背中を押すのが、ほぼ各週刊誌に在籍するグラビア編集者、いわゆる“脱がせ屋”の存在に依るところが大きいためだという。そこで今回は、複数の“脱がせ屋”編集者に取材を交えて、その実態を調査した。

「まず大切なのは企画力ですね。通常の芸能ニュースや政治スクープなどと同じように、編集会議でプランを出し、誰をどんなかたちで脱がせるのかを検討します。やはり一番の狙い目は、 “ステップアップ”を狙う大手プロダクション所属の若手タレント、“みそぎ”が必要とされるスキャンダルタレント、また最近あまり見なくなったタレントあたりでしょうか。会議でGOサインが出れば、ギャラはいくらでどうやってペイするかなど、細かい予算の調整も行いますが、私の場合は『ターゲットを知る』ことから始めます」(写真誌編集者)

 この男性編集者は、何につけてもマメで知られる好青年で、周囲の女性からも評判のいい人物だ。

「過去の雑誌インタビューから目撃談まで、とにかく情報収集するんです。好きな食べ物やお気に入りの店などを調べ上げ、手土産や打ち合わせ場所に設定します。ある女性グラドルの初ヌードを成功させたときは、彼女がK‐POPファンということを知って、東方神起のコンサートチケットをプレゼントしたことが決定打となりました」(同)

 初ヌードに際しては、数百万、場合によっては一千万単位のギャラが支払われるとウワサされるが、金額設定はケースバイケースのようだ。別の週刊誌編集者がこう続ける。

「自分が担当した中には、それこそ両手で足りる程度の金額(10万円以下)で初セミヌードまでたどり着いたケースもあります。とにかくターゲットに自分を覚えてもらい、好印象を抱かせる。交渉が始まるのはそこからです。ギャラが大きな後押しになることは確かですが、自分の感覚からすれば、決定打となるのは金額の大小以前の何かだと思います」

 また、近年世に出るヌードの多くは映画と連動している。出版社側はヌードオファーを実現させたことで、映画会社から制作費を受け取ることができるため、不況の昨今ではほぼ常套化しているようだ。

「ただ脱ぐのではなく、“女優への道”のステップアップのために脱ぐと話を持っていくことができ、多くの女性タレントがこの手法で陥落しました。やはり“女優”というにんじんの効果は絶大。熟練の脱がせ屋は、こうしたルートを敷くのが実にうまいんです」(同)

 脱がせ屋たちは周囲の動向や、芸能界全体にも常にアンテナを張りめぐらさなければならない。

「いま脱がせ屋たちの間で“次のターゲット”と言われるのは、女優・歌手の大原櫻子あたりでしょうか。演技や歌でそこそこ名前が浸透したいま、セミだったとしても初ヌードを出せればメディアと本人双方にとって、大きな手応えとなる。また、片岡愛之助の不倫報道中には、熊切あさ美にオファーが殺到したと思いますよ。しかし騒動が収束した現在でも脱ぐ気配を見せないことから、周囲がかなり強く反対したか、早々に金額の折り合いがついた社と『愛之助が結婚するタイミングに併せて』など、密約が交わされている可能性もあります」(出版関係者)

 なお、男性週刊誌などでよく見かける「■■に●●万円でヌードオファー!」といった記事に関しては、ネタに困ったマスコミによる苦し紛れの手法なのだとか。

「有名な脱がせ屋に『■■が脱いだらいくらでしょうかね?』などと相談を持ちかけ、それをそのまま記事にしてしまうんです。確かに目を引く内容にはなりますが、実際に脱がせるにあたってのハードルを、わざわざ高くしているだけともいえます(笑)」(同)

 名前からして怪しさが漂う“脱がせ屋”だが、通常取材と同様にひらめきと努力、そして根気から培われた熟練の業が、彼らの大きなアドバンテージとなっているようだ。

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