『相棒14』12.6%で最低視聴率更新! “高視聴率神話”崩壊で「もう十分」と作品終了を望む声

 昨年12月9日放送の『相棒 season14』(テレビ朝日系)第8話が、平均視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し、2007年の『season6』以来となる12%台に数字が落ち込んだ、とで騒ぎになった。しかし、1月13日放送の第11話では、12.6%と今シーズン最低を更新。さらに、20日放送の第12話も13.7%と、人気シリーズ『相棒』にあるまじき数字の推移を見せている。新しい相棒・反町隆史の評判は上々だが、一体、『相棒』凋落の原因は何なのだろうか?

「三代目相棒役・成宮寛貴の最後の出演となった前シーズンは、全話平均視聴率17.0%で、最低視聴率は第7話の13.8%。今シリーズでは、すでに3度も前シーズンの最低視聴率を下回ったことになるので、やはり不調と言わざるを得ない。ちなみに、今シーズンは初回18.4%という好スタートを切り、テレビ朝日局内で、『本年度連続ドラマの初回で最高の18.4%を獲得しました』と異例の『高視聴率獲得のお知らせ』放送が流れたという話もあります。そんな浮かれモードから一転、この低調ぶりでは、テレ朝も焦っているに違いありません」(芸能ライター)

 反町が新相棒に抜擢され、放送当初話題を呼んだ今シーズン。しかし、その反町が低視聴率の戦犯と考えるメディアは多く、「責任を取ってすぐに降板!?」との報道もあった。ただ、反町に対しての視聴者評はすこぶる良好だ。

「反町を原因と考えるのは、あくまでメディア。叩きのネタになるからでしょう。視聴者の声に耳を傾けると、『とにかく脚本がつまらない』『もう飽きた』『ネタ切れ感』『俺が書いた方がまだ面白い』など、脚本家に対するダメ出しが噴出しています。中には、『もう十分じゃないか?』『続いた方だと思う』などと、このままどんどん視聴率が落ちて行く前に、『相棒』という作品自体を終わらせた方がいいという声まで出ています。遠くない未来に、『season3』以来の1ケタを記録する日がやって来るかもしれません」(同)

 1月スタートの連続ドラマの初回視聴率と比べても、『スペシャリスト』(テレビ朝日系)や『怪盗山猫』(日本テレビ系)といったジャニーズドラマにも負けている『相棒』。今後もその視聴率から目が離せそうにない。

※画像は『相棒』(テレビ朝日系)公式サイトより

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