トホホ……不祥事起こしたわけでもないのに、福山雅治の好感度が大暴落!
ミュージシャンで俳優の福山雅治の株が、大暴落していることが明らかになった。
視聴率調査でおなじみのビデオリサーチ社が「テレビタレントイメージ調査」(2016年8月度)の結果を発表したが、「男性タレント」部門で、福山は半年前の前回調査(同2月度)の6位から、一気に16位まで急降下したのだ。
調査の結果、「男性タレント」部門のトップ5は、1位=阿部寛、2位=イチロー(マイアミ・マーリンズ)、3位タイ=明石家さんま、マツコ・デラックス、5位=所ジョージの順。
「女性タレント」部門のトップ5は、1位=綾瀬はるか、2位=浅田真央、3位=天海祐希、4位=DREAMS COME TRUE、5位=杏の順。男女とも、1位は前回調査と変わりはなく、「女性タレント」部門では、1~4位まで前回調査と同じ順位だった。
そんな中、大きく順位を上げたのは、MLB通算3,000安打の偉業を達成したイチローで、前回の14位からジャンプアップ。逆に大きく順位を下げたのが、福山だった。
福山は、この調査で常に上位に顔を出しており、15年8月度は3位にランクインしていた。同9月28日、女優・吹石一恵との結婚を発表し、多くの女性ファンは悲しみに暮れたが、それでも前回順位は6位で、さしたる影響はなかった。
ところが、この半年で好感度が暴落してしまったのだ。
女性タレントでは、今年1月、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不倫報道でイメージダウンしたベッキーが、15年8月度の7位から、今年2月度で50位圏外に転落した例があるが、それは当然の結果といえる。不祥事を起こしたわけでもないのに、好感度が一気に下がった福山に、何が起きたのか?
今年4月期、福山はフジ月9『ラヴソング』で、3年ぶりに連ドラの主演を務めたが、視聴率は全話平均8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死。月9史上、ワースト視聴率を更新するオマケがついた。
同ドラマでは、同じアミューズ所属の無名シンガーソングライター・藤原さくらがヒロインに抜擢され、“ゴリ押し”とバッシングされたが、実年齢で27歳差のラブストーリーに、視聴者は閉口した模様。
気がつけば、福山はもう47歳。世間でいえば、いいオジサンだ。ここから好感度を再び上げるのは至難のワザ。さしあたって、3年ぶりの主演映画『SCOOP!』が公開中だが、役どころは芸能スキャンダル専門の中年パパラッチで、イメージアップを図れるかは疑問。私生活では第1子も誕生する福山が、好感度を上げるためには、「良き夫」「良き父」をアピールしていくしかないか?
(文=田中七男)