新アルバムで1・2位独占も、売上激減……ももクロの凋落とアイドルブーム終焉の日
『AMARANTHUS【通常盤】』(キングレコード)
ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)が2月17日に同時発売した新アルバムが、2月29日付のオリコン週間アルバムランキングで1位と2位にランクインし、話題を呼んでいる。1位となったのは4thアルバムの『白金の夜明け』で初週売上8万1,254枚、2位は3rdアルバム『AMARANTHUS(アマランサス)』で初週売上8万783枚と、僅差でのランクインとなった。ももクロがアルバム1・2位を独占したのは、2013年以来2回目となり、同記録は女性アーティストとして初となる。
しかし、前作『5TH DIMENSION』の初週売上が18万枚を突破し、それに伴うかたちで1stアルバム『バトル アンド ロマンス』が週間売上3.8万枚を記録したのに比較すると、その売上が激減していることがわかる。今回の2枚の初週売上を合算しても、『5TH DIMENSION』の記録には届いていない。音楽関係者は語る。