“新婚”北川景子、人気下落の不安を一掃! 主演ドラマ『家売るオンナ』のヒットで評価上げる

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 北川景子主演の日本テレビ系連続ドラマ『家売るオンナ』の最終回(第10話)が9月13日に放送され、視聴率は自己最高の13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、有終の美を飾った。

 同ドラマは、初回12.4%と好スタート。第3話では12.8%を記録するなど、第4話までは好調に2ケタ台をキープ。第5話では、裏でリオデジャネイロ五輪・卓球女子の福原愛の試合が中継された影響もあって、9.5%と1ケタ台に転落したが、第6話で11.6%と回復。以後、安定した数字をキープし、最終回で自己最高という理想的な形で幕を閉じた。

 全話平均は11.6%で、7月期の民放プライム帯の連ドラでトップとなるのが確実。夏場は在宅率が下がり、視聴率が取りにくいとされ、さらに今年は五輪と重なっただけに、低レベルの11%台ではあるが、大健闘といえそうだ。北川が前回主演した『探偵の探偵』(2015年7月期/フジテレビ系)は8.1%(全話平均)と振るわなかっただけに、そのリベンジを果たしたといってよさそう。

 北川は今年1月、DAIGOと入籍し、同ドラマは結婚後、初の連ドラ主演となった。結婚による男性人気の下落も懸念されたが、この視聴率を見る限り、その不安は一掃された。日テレの看板ドラマ枠である「水10」では、今年1月期、堀北真希が『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』で、山本耕史との結婚後、初の連ドラ主演を務めたが、視聴率は右肩下がりで9.6%(同)にとどまり、2ケタに乗せることができなかった。同じ立場、同じ枠で主演ドラマに臨んだ北川と堀北は、完全に明暗を分ける格好となった。

 同枠では、4月期の大野智主演『世界一難しい恋』も12.9%と高視聴率を記録している。10月期は『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』がオンエアされるが、同枠では高い視聴率を期待されるだけに、主演を務める石原さとみにプレッシャーがかかりそうだ。
(文=田中七男)

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