日本維新の会から出馬の長谷川豊アナ、繰り返される問題発言は「天然」ゆえ?

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長谷川豊公式サイトより

 次期衆院選に日本維新の会の公認で千葉1区から出馬することを表明したフリーアナウンサーの長谷川豊が、強気の発言を続けている。公式ブログ「本気論 本音論」の2月11日付エントリーでは「政治への挑戦を決めたのは昨年の5月、証拠データもある」と述べ、生活に困っての再就職先ではないと釈明した。

「人工透析をめぐる発言が炎上し、すべてのレギュラー番組を降板したのが昨年9月ですから、ブログの発言が事実ならば、政治への志はその前からあったことになります。ならば、なおいっそうのこと、日ごろの発言に気をつけるべきだったのでは? と思ってしまいますね」(政治ジャーナリスト)

 次々と炎上発言を繰り返す長谷川アナの言動は、“天然”で読み解けるのではないか? フジテレビ退社のきっかけとなった「ニューヨーク滞在関連費用の不正使用」は、家賃の値引きをめぐり、200万円を横領したとされるものだ。これに対し、長谷川アナは訊かれてもいないのに「自分の年収は2400万円、そんな人間が200万円の不正をするはずがない」と弁明した。「人工透析患者は殺せ」に続いて出た「レギュラー週8本をなめんなよ」発言も、ネット上でひとり歩きし、全番組降板後には「レギュラー0本をなめんなよ」とイジられる始末。余計な一言、関西弁で言うところの「いらんこと」で炎上を招いているようにも見える。

「長谷川アナは知名度と話題性は十分にあるので、彼の発言をきちっとフォローし、コントロールできるブレーンがいれば、少しは良くなるのでは? なにより、政治は一人ではできませんから。ただ、政党として歴史の浅い、日本維新の会では難しいかもしれません」(同)

 長谷川アナは2月11日付のエントリーを「私はぜったい日本人全員救います。笑っといてください。見てろ」と強気の発言で締めくくっている。翌12日には「何回落選しても言うこと変わりませんから。だって間違ってないし」とも述べている。この情熱が空回りしないことを祈りたい。
(文=平田宏利)

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