“朝ドラの二番手”がオイシイ!? 「唯一、交渉できる」NHKドラマのギャラ事情

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』NHKオンライン

「今はフジの月9やNHK大河よりも、朝ドラが一番、タレントをキャスティングしたい番組ですね。ここで主役、二番手を取れれば、ブレーク間違いなしですから。いま主演を務めている芳根京子も、来年からは引っ張りだこになるでしょう」(芸能事務所関係者)

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』。

「ここのところの朝ドラの好調をそのまま維持して、平均20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)近くを取っています。当然、上がったり下がったりはするでしょうけど、最終的には大台をキープするんじゃないかといわれています」(スポーツ紙記者)

  芳根は、2014年上半期に放送された『花子とアン』に出演して以来の出演となる。

「『とと姉ちゃん』の高畑充希、『まれ』の土屋太鳳も、主演の前には必ず朝ドラに出ています。今後も、『とと姉ちゃん』の相良樹や杉咲花、『朝が来た』の吉岡里帆あたりは、すでに次の朝ドラのヒロイン候補に挙がっていますよ。来年スタートの『ひよっこ』の有村架純さんも、『あまちゃん』経験者ですからね。事務所としても、二番手、三番手から主役を狙うというのは既定路線のようです。そのほうが、主演になったときのギャラも交渉しやすいですからね」(NHK関係者)

 NHKは、これまでの貢献度に応じてギャラ交渉が行える、唯一の局だという。

「NHKのギャラは、初めてNHKに出演したときからの積み重ねになります。高畑さんなんかは子役の時から出ているので、高かったんじゃないですかね。逆に『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックスさんは、安かったと思いますよ。今ブレークしている女優さんよりも、昔よく出演していた女優さんのほうがギャラは高いですからね。それだけ実績を優先する局はほかにないですから、どの事務所も朝ドラや大河にねじ込みたいんですよ。民放のドラマに比べて拘束が多いですが、それ以上に見返りがあるんです」(テレビ局関係者)

 次のブレーク女優も、朝ドラ出演者かもしれない。

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