田中みな実がMXで帯番組レギュラー獲得も、“都落ち”の印象拭えず……

minami0914
TOKYO MX『ひるキュン!』番組サイトより

 結婚秒読みともいわれたオリエンタルラジオ・藤森慎吾と破局するなど、公私ともに最近いまいちパッとしない田中みな実が、TBSの局アナ時代を含め、自身初となる帯番組を担当することが決まった。田中はTOKYO MXで10月3日にスタートする情報番組『ひるキュン!』(月~金曜正午~午後1時)でMCを務めることになったのだ。

 同番組は、平日昼に在宅している主婦、シニア層に向けて、東京に特化して身近な役立つ情報を発信していく内容で、曜日別MCとして、NON STYLE・井上裕介(月曜)、サンプラザ中野くん(火曜)、TKO・木本武宏(水曜)、俳優の蟹江一平(木曜)、ガレッジセール・ゴリ(金曜)が登場する。

 田中は2014年9月いっぱいでTBSを退社し、フリーに転身したが、必ずしも「成功した」とは言いがたい。現在レギュラー番組は、テレビが『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』『有吉ジャポン』(TBS系)、『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(フジテレビ系)の3本。ラジオが『田中みな実 あったかタイム』『ジョブチューンR』(TBSラジオ)、『antenna* TOKYO ONGOING』(TOKYO FM)と3本ある。仕事にはそこそこありつけているが、いずれも週1の番組で、正直、局アナ時代のほうが目立っていたイメージが強い。今回初めて帯番組のレギュラーを獲得したわけだが、放送局がMXでは、なんとも“都落ち”の印象が拭えない。

「裏番組は『ひるおび!』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『バイキング』(フジテレビ系)などですが、いくら田中が頑張ったところで、MXではほとんど話題になることもなく、目立つこともできないでしょう。ただ、ギャラが安いMXといえども、帯ですから、それなりの収入にはなります。その辺を本人も事務所も考慮したのでは? ぶっちゃけ、名より実を取ったということでしょう」(テレビ関係者)

 はからずも、田中は「視聴率や裏環境はあまり考えずにやりたい」と発言しているが、自由度の高い同局で、持ち味を発揮したいところ。とはいえ、番組が想定しているターゲットの主婦、シニア層の視聴者に、田中の“ぶりっ子キャラ”が果たして受け入れられるのかどうかの不安はよぎる。田中には、“人選ミス”といわれぬよう、健闘してほしいものだが……。
(文=田中七男)

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