睡眠薬依存、ガス中毒……馬術日本一の華原朋美と“馬”との数奇な因縁とは?

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 歌手の華原朋美が、馬術の国内大会である『ジャパンオープン』で優勝し、今年3月に静岡で開かれる世界大会『国際馬術大会』への出場権を獲得した。

 華原は幼少期から馬術を習い、高校時代は国体で4位に入賞するほどの腕前。昨年度よりテレビ番組の企画で、本格的に馬術を再開していた。彼女と“馬”には何かと因果がある。

「1999年に、プロデューサーであり恋人であった小室哲哉との破局が報じられると、御殿場の乗馬クラブで会見を開きます。なぜだか馬に乗って現れ、睡眠薬依存でむくんだ痛々しい姿を披露しました。当時はガス中毒や、貧血で倒れており、すでに彼女の精神状態は最悪だったといえるでしょう。その際『新しい恋人ができた』と述べるも、のちに虚言だと発覚します」(芸能記者)

 2000年代に入っても彼女は体調不良により仕事のキャンセルを繰り返し、07年6月に所属事務所は「これ以上芸能活動を支えることは不可能」として、契約解除を発表する。その後、およそ5年にわたって芸能活動を休止。12年12月に『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で復帰を果たすも、ここ数年も体調不良が続き本格的な復帰には至っていない。

「彼女の今後の方向性としては『馬術と歌手活動の両立』を目指したいようですね。それでも、復帰時に『私には歌うことしかできない』と述べたように、あくまでメインは歌にあるのでしょう。彼女の人生の節目節目には“馬”が絡んできますね」(同)

 一時期はホストクラブ通いや、ヘビースモーカーぶり、精神安定剤の乱用による薬物依存、精神病院閉鎖病棟への入院などが報じられた華原。それらに比べれば乗馬は、きわめて健全だといえる。彼女の頑張りに期待したい。
(文=平田宏利)

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