織田裕二の奇怪なキャラはとりあえず置いといて……『IQ246』推理劇としての“爽快感のなさ”
<p> 予告編公開のころから、よくも悪くも「なんだこの織田裕二は!?」と話題を呼んでいた日曜劇場『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)がスタートしました。初回視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進です。</p> <p> 織田さん演じる主人公の名前は法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)、シャラク・ホーモンジ、シャーロック・ホームズですね。相棒の土屋太鳳さんが和藤奏子(わとう・そうこ)、つまりワトソンくんですから、このドラマが目指すところは非常にわかりやすいです。事件があって、犯人は視聴者に提示されていて、頭の切れる主人公が謎を解いて犯人を追いつめる。そういう話です。オープニング映像も、どことなく同じホームズリスペクト作品『古畑任</p>