TBS『ぶっこみジャパニーズ』に批判「素人をバカにしすぎ」、スコットランド人にヤラセ暴露される騒ぎも

sushi.jpg
イメージ

 21日にTBS系で放送されたバラエティ特番『ぶっこみジャパニーズ第6弾 4時間スペシャル!』の内容に対し、視聴者から「素人をバカにしすぎ」と批判が相次いでいる。

 同番組では毎回、“ヘンテコ日本料理”を提供する海外の店を紹介。寿司店などに日本の職人が出向き、素性を隠して潜入捜査。ドッキリ形式で素性を明かした後、正しい調理法を伝授するという、はやりの“クールジャパン”系番組だ。

 第6弾となる今回は、加えて「国内ぶっこみ調査」と題した逆バージョンの企画も放送。群馬県のイタリア料理店で「ミラノ風ビーフシチュー」を提供する67歳の店主、高知県の食堂で「おこげのミラノ風」を提供する58歳の店主、長野県の食堂で「ミラネーズ定食」を提供する73歳の店主が登場し、本場のイタリア人シェフが「本当のミラノ料理じゃない」「(おこげは)ミラノ(には)ないから」などと一刀両断した。

 これに、ネット上では「素朴なお店の店主つかまえて、『これはミラノ料理ではない』って、呆れました」「スタッフの態度や演出が上から目線すぎて、悪意しか感じられない」「高齢の店主が、かわいそうだった」「“正す”という名目で、素人をバカにしすぎ」と批判が相次いでいる。

「企画をむりやり成立させるために、人の良さそうな高齢の店主をつかまえて言いがかりをつけているようにしか見えず、視聴者が不快感を覚えるのも当然。『ぶっこみジャパニーズ』といえば、放送のたびに視聴者から『外国人をバカにしすぎ』と批判が相次ぐことでおなじみ。また、昨年12月には、出演したスコットランドのラーメン店の店主が、放送直後にフェイスブックで、料理がすべてヤラセだったことを暴露しました」(テレビ誌記者)

 素人を小バカにしたようなナレーションや、派手な演出がウリの『ぶっこみジャパニーズ』だが、多くの視聴者が不快感を訴えている以上、内容を見直す必要がありそうだ。

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ