まだこんな“コネ入社”が……メディア企業と県庁幹部の「癒着」と不条理な「強制人事」
世の中にはまだ、こんな“コネ入社”が存在したのか……。
ある地方都市に居を構える某メディアでは、現役の県庁幹部のご息女が父親の“ゴリ押し”により入社。ところが、まったく使い物にならず、周囲を悩ませているという。
事情を知る全国紙社会部記者が、声を潜めて語る。
「今のご時世、どこも余裕がないのに、よくあんな人を入れますよね。彼女が入社したのは、メ…
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世の中にはまだ、こんな“コネ入社”が存在したのか……。
ある地方都市に居を構える某メディアでは、現役の県庁幹部のご息女が父親の“ゴリ押し”により入社。ところが、まったく使い物にならず、周囲を悩ませているという。
事情を知る全国紙社会部記者が、声を潜めて語る。
「今のご時世、どこも余裕がないのに、よくあんな人を入れますよね。彼女が入社したのは、メ…
CMスポンサーの売り上げが落ち、パワーダウンが指摘されて久しい地上波テレビ局。“経費削減”の影響は、あちらこちらに現れているようで……。
「自社制作番組の削減。これが一番効果ある“経費削減”ですが、局内のモチベーションは下がりますね」
こう嘆くのは、ある地方テレビ局の編成マン。聞けば、近年では大阪、名古屋など比較的大都市部の地上波放送局でも自社制作のテレビ番組…
先月24日、福岡市で情報セキュリティー会社員の岡本顕一郎さんが殺害された事件で、テレビ情報番組や週刊誌など一部メディアが、過去に被害者のやっていたIT関連セミナーの内容について「報道NG」としていたことがわかった。その理由は、岡本さんが通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの失態を扱っていたからだという。
被害者の岡本さんが殺されたのは、6月24日のブログ…
企業の景気後退の影響をモロに受けたり、インターネットなどの新たな広告媒体の出現により窮地に追い込まれているのが地上波テレビ局。CM収入も軒並み“値崩れ”している状況は変わらないが、実は近年、その補填目的で視聴者からこっそり“搾取”しているというのだ。
「私たちも最初はこんな“錬金術”が生まれるとは、夢にも思いませんでしたよ」
そう語るのは、あるテレビ局の若手営…
記者のやらかしなのか。6月の大阪府北部地震の際にTwitterにアップされた写真を無断で使用したフジテレビの態度に非難が集中した。
問題となったのは、フジテレビ報道局の公式アカウントであるFNNビデオPost(@videopost_jp)。このアカウントは同社が運営する動画・静止画投稿サービスに送られた動画の紹介と共に「Twitterでの取材」も行っているアカウントである。…
「FIFAの件でTVからたくさん電話が来ます。ただ、今日の試合の関連番組制作で、ポーランド語でリサーチのできる人材が見つからないため丸投げの印象が非常に強く遺憾です。だれでもネットで調べられる事柄ぐらいは『なる早で全部お願い』ではなく、ご自身でもお調べになられてはいかがでしょうか?」
公式Twitterで困惑を表したのは、ポーランド政府観光局東京支局だ。6月28日、サッカーワ…
視聴率低迷で苦しむフジテレビが、今度はCMと融合させたドラマを制作。20日深夜に放送されるが、関係者からは早くも「何をやってるの?」と大ブーイングが起っている。
『名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~』と名付けられた作品は、探偵が主人公のドラマの中にCMを入れ込む手法で放送される。大手広告代理店とともに陣頭指揮を執ったのは、今年3月に終了した『めちゃ×2イケてるッ!』のプロ…
「sugar」ウェブサイトよりキャバ嬢のドレスなどを販売する新潟市のドレス販売会社「Sugar」の女社長・清水彩子容疑者が、人気ブランドの“パクリ品”を売っていたとして逮捕された。清水容疑者を番組に出演させたことがあるテレビ関係者は「出演後もメールのやりとりをしていたので、ショックです。番組としても、出演部分はまるで黒歴史になってしまった」と話している。
清水容疑者は2015年6月、人気ブランド「エルメス」の高級バッグ「バーキン」に酷似した“パクリ品”を販売していた疑いで、7月13日に従業員1名とともに逮捕された。当人は「類似品を販売したつもりはない」と容疑を否認しているというが、捜査関係者は「ニセモノと知らずに売っていたとは思えない怪しい点が多々ある」という。
清水容疑者は13年、人気番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で取り上げられ、注目を集めた。高校卒業後、就職経験のないまま、キャバ嬢をやりながらネットオークションで始めたドレス販売が成功したという触れ込みで、以降は起業セミナーなどで講演活動も多々。最近は「従業員70名、年商10億円の女社長」ということだった。
今回の事件は、オリジナル商品として販売されていたバッグを“パクリ品”としてエルメスが通報。清水容疑者は否認しているが「たまたまデザインが似ていたとはとても思えない」とアパレル関係者。
「それを証明するのが、本人の日常的なセレブ自慢です。清水容疑者はTwitterなどで高級ブランド品を購入したことなどを自慢げに報告していて、その中にはエルメス製品もありました。ブランド好きな女性がたまたまソックリ品を作ったなんて、信じがたい話」(同)
この関係者によると、ブランドロゴなどは使わずデザインを似せたパクリ商品は、ほかでもよく出回っているのだという。
「清水容疑者の会社Sugarで売られていたバッグは6,000~7,000円ですが、オリジナルは100万円以上もするので、こういうパクリ品はよく売れるんです。特に見栄っ張りなキャバ嬢なんかがよく持っているもので、別のドレス業者も、その層をターゲットに同じようなことやっているほど。水商売に精通する清水容疑者のところの商品には、エルメス以外のブランドにも模倣品と思えるものもありますし、これも“本業”だったのでは」(同)
業界内でパクリ品は、ブランドロゴまで含めて作る違法コピー商品よりも摘発されにくいという認識があったというが、いずれにせよ、パーティードレスで成功したと思われていた女社長の年商の中身には怪しい商売があったということか。
「成功者として目立っていたから、当局に見せしめ的に目をつけられた可能性もある」(同)というが、キャバ嬢たちからもカリスマ視されていた清水容疑者だけに、今回の事件で有罪となれば、自社ブランドともどもイメージ崩壊は避けられないだろう。
(文=片岡亮/NEWSIDER)
<p>広告代理店の最大手・電通は、社員への違法な長時間労働で、近く労働基準法違反容疑で書類送検される模様だ。</p>
<p> 2015年12月に新入社員の高橋まつりさんが過労自殺した事件では、当時の石井直社長が引責辞任。遺族の働きかけで政府の「働き方改革」にも影響を与えるほどになった。</p>
<p> 3月末に行なわれた株主総会では、前年307人を大きく上回る531人が参加、労働問題への厳しい意見が飛んだが、実はここに参加していたTBS関係者がおり、「うちの局も他人事ではない」と漏らしたのである。<br />
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『君の知らない君の歌』(ユニバーサル・シグマ)任意の尿検査により逮捕、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで送検されるも、不起訴となった歌手・ASKAだが、周囲の関係者が、ASKAに総攻撃を仕掛けたメディアへの訴訟を進言中だ。
「この騒動で、ニューアルバムの話が大きくつまずいたのは事実。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では一部音源を無断公開されてしまったし、その損害は億単位。このままじゃ済まされない!」
そう激怒するのは、ASKAをひそかにサポートしていた音楽関係者。「ASKAさんが前回、有罪になったのは事実だし、正直、精神不安定なところもある。でも、警察が罪をでっち上げようとした可能性があるのに、そこを一切無視して中傷したマスコミはおかしい」とまで語った。
実は筆者も、ASKAの逮捕直後、捜査当局が事前にマスコミに情報を流して大騒動に発展させた経緯を疑問視する記事を、本サイトに書いた(記事参照)。
ASKAに告白本のオファーをしていたというベテラン編集者によると、今回逮捕したのは組織犯罪対策部で、暴力団摘発に躍起になっていることから、ASKA捜査の先に大きな麻薬入手ルート摘発を見据えていたのではないか、という話だった。
釈放後、この編集者に再び話を聞くと「ASKAが尿をお茶とすり替えたなんて、ありえないことを言ったのは、実はある人の入れ知恵のようなんです」と驚くべき話をした。
「音楽レーベルに天下っている警察OBが、ASKAに『警察を敵に回すと怖いことになる』とアドバイスしたと聞きます。事実、警察が専門チームを作って、メンツを守るための再逮捕を狙っているという話があって、ASKAもこれには内心、おびえているんです。何しろ、国家権力が容疑をでっち上げるほどの強硬姿勢をとってきているので、警察と対峙すれば何をされるかわからない。だからASKAのブログでも警察批判は極力行われていません。そこで『お茶とすり替えた』というとぼけた話を作ることにより、警察に貸しを作ったんですよ」(同)
警察が、ありもしない罪をでっち上げたかどうかまではわからない。だが、確かに「スポイトでお茶とすり替えた」というASKAの説明は無理がありすぎるもの。
「お茶とすり替えたら、むしろ公務執行妨害ですし、検査でお茶だとわかるはず。警察は最初からASKAを不起訴にする予定で別件捜査をしていたんでしょうが、そっちがうまくいかなかったのでは」(同)
警察が逮捕より6時間も前にマスコミに情報を流したことは、むしろASKAに証拠隠滅の猶予を与えるもので、本気でASKAを起訴しようとしていなかったようにも思える。
一方、猛烈な勢いでASKAバッシングに走ったメディアの姿も異様だった。結果、ASKAの愛車が壊され、タクシーの車内映像や未発表の音源を無断公開されるという不法行為が、報道の手によって行われたのである。
テレビ関係者を通じて耳に入ったところでは、この期に及んで、ある情報番組のプロデューサーが「ASKAの異常性を強調するように」と指示し、バツの悪さを隠す工作を行ったという話だ。そんなメディアに、ASKA周辺は反撃を検討中というわけだ。
「彼を不当に傷つけた連中には、遠慮なく損害賠償請求を起こすべき。それこそ、ブログなんて書いている場合じゃないでしょ」と前出音楽関係者。ネット上でも、これと同様の声は多数上がっていて、中には「自分が担当したい」という弁護士も出てきている。警察とメディアへの不信感のほうが強まったとしか思えない顛末だが、今後の動きに注目だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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