本番中に泣いちゃった元NHK山形のお天気お姉さん・岡田みはる TBS『ひるおび!』で奇跡の復活!
ウェザーマップ公式サイトより昨年12月、番組放送中に突然泣きだした気象予報士を覚えているだろうか? 今年3月でNHK山形放送局を去った岡田みはるキャスター(39)が、3カ月のブランクを経て、TBS系の情報番組『ひるおび!』で奇跡の復活を果たした。
6月30日、岡田キャスターは気象予報士・防災士として登場し、長崎の大雨による災害現場から、ヘルメットをかぶってリポートを行った。
岡田キャスターは昨年4月から、NHK山形の夕方の報道番組『ニュースやまがた6時』で天気を担当。放送事故が起きたのは、12月1日の本番でのこと。岡田キャスターが「現在の鶴岡市の様子を見てみましょう」と原稿を読んだところ、鶴岡市ではなく、新庄市の映像が映し出されてしまい、岡田キャスターは慌てて、「現在の新庄市の様子です」と言い直した。そして、気温を伝える文字映像の場面で、気温を読み上げながら、徐々に涙声となってしまった。
画面が岡田キャスターに切り替わると、約10秒間沈黙し、涙を手で拭った。天気予報は続いたが、岡田キャスターの涙声はさらにひどくなり、気まずい空気がスタジオに充満した。
この模様は翌日、大きく報道され、岡田キャスターは全国にその名をとどろかせることとなる。当時、同局は「当初想定していた場所と違う映像が出て、うまくコメントを伝えられずに少し動揺した」と説明していた。
岡田キャスターは翌2日から3日間、番組を休んだが、同7日の放送から復帰。だが、改編期の3月をもって番組を降板した。
長野県出身の岡田キャスターは、地元の信州大学を経て、早稲田大学に入学。早大在学時は劇団に在籍し、卒業後はモデル事務所に所属。ケーブルテレビで天気を担当したことをきっかけに気象に興味を持つようになり、一念発起して2010年11月に難関の気象予報士の資格を取得した。11年3月11日に発生した東日本大震災を機に、防災講座の講師を始め、14年からNEXCO東日本「ドライビングウェザー」を担当。その後、NHK山形でお天気キャスターを務めた。同局を離れてからは、気象に関する講演活動などを行っていたが、今回のTBSへの出演で全国ネットデビューを果たしたことになる。
アラフォーながら、キュートなルックスで、“美魔女”といっていい岡田キャスター。放送事故を起こしてしまっただけに、テレビ復帰は難しいかとも思われていたが、奇跡の復活を果たした。『ひるおび!』出演を契機に、真の意味で“全国区”の気象予報士になれるか、注目が集まる。
(文=森田英雄)