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JFAでいったい何が――? 霜田技術委員の退任はハリル解任への布石か

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「勝利」が続投条件、「引き分け」以下で解任の可能性があった、FIFAワールドカップ2018ロシア大会アジア最終予選第5戦のサウジアラビア代表戦。日本代表は、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の就任以降、最も高いパフォーマンスでゲームをコントロールし、2-1の勝利を収めた。試合後、ハリルホジッチ監督は、本田圭佑や香川真司を先発に起用しなかったことについて、「何人かの選手はトップパフォーマンスではない。ある監督はたとえそうでも(いつもの選手たちを)信頼して使い続けるだろう。ただ、私は躊躇なく、よりよい選手を選んでプレーさせた」と饒舌に語った。

 だが先日、そんなハリル監督が解任されるのでは? という情報が再燃した。それは、監督を招へいし、ベンチでも支えていた霜田正浩日本サッカー協会(JFA)技術委員が今年限りで退任することが明らかになったのだ。そもそも霜田技術委員は、今年3月までは技術委員長のポストだった。つまり、降格人事を受け入れている。一体何があったのか? サッカー関係者に訊いた。

「まず、今年1月にJFA会長選挙がありました。ここで田嶋幸三(現JFA会長)さんと原博実さんが争い、田嶋さんが勝った。霜田さんは、原さんの後釜で技術委員長のポストに就いた、いわば原派です。その原さんは、会長選に敗れると、JFAを辞め、Jリーグの副理事長になりました。霜田さんには、後ろ盾がなくなったわけです」

 その後、田嶋会長は霜田氏を降格させ、JFA技術委員長にアトランタ五輪で日本代表を率い、ガンバ大阪の黄金期も作った西野朗氏を就任させる。「組織として、技術委員長やダイレクターなど(まとめ役)がたくさんいるのはよくない」と、霜田氏は退任の理由を語ったというが、JFAでは何が起きているのだろうか?

「田嶋さんが会長になり、人事が大きく変わりました。たとえば、審判委員長も田嶋会長と同じ筑波大学出身者に替わりました。ただ、変えるならば、ガラっと変えればいいのですが、田嶋会長は、そういったタイプではない。皆にいい顔がしたい人で、悪く言えば二枚舌なんです。今回の霜田さんが最たる例で、曖昧なポストで残してしまう。その結果が、今回の辞任につながってしまった。これは氷山の一角で、ほかにも軋轢があるというウワサです」(前出サッカー関係者)

 会長就任後、「本気で日本サッカーを変える」と語り、“仲間”の重要性を熱弁した田嶋会長。霜田技術委員は“仲間”ではなかったということなのだろうか? 最大の後ろ盾を失ったハリル監督の行く末は、果たして――。
(文=TV Journal編集部)

リオ五輪出場でJFAの体制に変革? 注目の会長選は、原理事長が圧倒的有利か

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JFA公式サイトより

「この世代は、リオ五輪に出場できないのでは?」

 多くのサッカー関係者たちが悲観していたサッカーU-23日本代表だが、決勝まで進んだ時点でリオ五輪出場決定となるAFC U-23選手権を、リーグ戦から全勝で決勝まで勝ち上がった。つまり、数字上は余裕でのリオ五輪出場を決めたのだ。もちろん、内容自体は苦しいもので、手放しでは喜べない。それでも、手倉森誠監督の手腕は見事だった。

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