「どらまっ子」の記事一覧(12 / 16ページ)

視聴率15%に到達も……TBS『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉の“ワンパターン”による行き詰まり顕著に

<p> 日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第6話の視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と急伸。過去最高を記録し、今クール全作品を通して初の15%超えとなりました。先々週は日テレに『イッテQ!』スペシャル、先週はテレ朝に劇場版『相棒』をぶつけられて苦戦しましたが、本来これくらいの数字は持っているドラマなのかもしれません。ちなみにテレ朝ではジョイマン高木がマイク・タイソンの家に行って、2人でハトを愛でたりしていました。</p>

<p> さて、数字こそ上がったものの、お話はだいぶ行き詰まってきたかな、というのが正直なところです。第1話から繰り返し語られるのは、主人公・沖田(木村拓哉)が元カノ・深冬(竹内結子)の脳腫瘍の手術をすることになり、その難しい場所にある腫瘍を手術する方法が見つけられないという苦悩です。<br />
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低空飛行を続ける『就活家族 きっと、うまくいく』前田敦子の“キレ芸”が光る!

<p>物語も折り返し地点に突入した、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。後半戦を占う16日放送の6話の視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。低空飛行状態ともいえそうです。</p>

<p> 6話のレビューに入る前に、見事なまでの転落を完遂した富川一家4人の現在の状況を軽く振り返りましょう。</p>

<p> 父・洋輔(三浦友和)は、大企業のエリート社員。長年の社畜生活が功を奏し、役員の打診を受けていました。ところが、同僚の策略によって、洋輔に思いを寄せる後輩社員・川村優子(木村多江)に“セクハラ”を働いたとのレッテルを貼られてしまいます。我がプライドが許さない洋輔は、会社を退職。その後、職探しをしますがエリート社員たるプライドと経歴が邪魔をして無職のままです。</p>

吉高由里子『東京タラレバ娘』速水もこみち登場シーンがヘン! またもや“原作改悪”か

<p> 三十路女の恋愛模様を描く吉高由里子主演ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第5話。平均視聴率は前回から0.1ポイントアップの11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。</p>

<p> 劇中では、「みんな1回、不幸になればいいのに」と直接的なセリフの多い吉高ですが、Twitterではなかなかのポエマーぶりを発揮。15日には「心に足が生えたような感覚で 生きていきたい 身体を追い越してっちゃうような 心で動きたい」とツイートしたほか、「冬晴れの中</p>

草なぎ剛『嘘の戦争』視聴率ダウンは平野レミ“ちくわストロー”の影響!? インコの声の主にズコー!

<p> 元SMAPの草なぎ剛が天才詐欺師を演じる『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)の第6話。平均視聴率は前回から1.2ポイントダウンし、自己最低の10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となりました。やはり、裏番組の『マツコの知らない世界』(TBS系)で、料理家の平野レミがちくわをストロー代わりにしていたからでしょうか?「ちょっちょっちょ、飲んで? 飲んで?」と、マツコにが冷製スープをちくわで飲ませていました。</p>

<p> さて、前回までは、主人公の浩一(草なぎ)が1人ずつ復讐する1話完結でしたが、今回から続きものとなるようです。早速、あらすじを振り返りましょう。</p>

<p>■市村正親が大活躍!<br />
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早くも月9最低視聴率を更新! 6.6%の『突然ですが、明日結婚します』開始5分で視聴者の心を折る演出術

<p> フジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』第4話。視聴率は、ついにこれまでの同枠単話最低だった『ラヴソング』6・7話の6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を下回る6.6%を記録しました。</p>

<p> ちなみにメーンの脚本家は、どちらも倉光泰子さん。『ラヴソング』では途中から大幅なプロット変更を迫られ、今作では急ごしらえの企画に据えられ……と、その境遇には同情を禁じ得ません。</p>

<p> しかし、同情を禁じ得ないからといって、このドラマを楽しめるかといえば、まったく別の話。『突然ですが、明日結婚します』は、どうひいき目に見ても長所を探すのが難しい作品となっております。</p>

『山田孝之のカンヌ映画祭』第6話 “カンヌの申し子”河瀬直美監督が山田孝之をフルボッコに……

<p> 俳優・山田孝之がプロデューサーとなり、突如「カンヌ映画祭」でパルムドール賞を獲りたいと言い出した。監督に山下敦弘、主演の猟奇殺人鬼役にまさかの芦田愛菜を配置した映画のタイトルは『穢の森』。その制作の裏側を追うドキュメンタリーのようなドキュメンタリーじゃないような番組としてこの企画は始まった。</p>

<p> 映画の製作資金を調達するための「パイロットフィルム」と呼ばれる、ごく短めな映像を撮ったものの、映画会社や企業には出資を断られ、結局、山田の大ファンだという社長(ガールズバーなど経営)に山田自らTwitterで接触、山田の「サインと写真」で、まんまと予算(1億円/とりあえず2,000万円)調達に成功。その金でカンヌに出かけ、エビを食ったり記念写真を撮ったり「カンヌTシャツ」買ったりと浮かれつつも、映画祭事務局の関係者にパイロットフィルムを渡すことに成功した。</p>

13.9%……視聴率回復の『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉より“マサオ”浅野忠信に要注目!?

<p> 木村拓哉主演の日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第5話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より1.6ポイントも回復しました。先週20時~22時で高視聴率を叩き出した『イッテQ!』(日本テレビ系)の2時間スペシャルが、今週は19時~21時に移動していたのが要因かと思われますが、この日テレの編成には、何か不思議な力が働いているんでしょうか。</p>

<p> さてさて、第5話まで見てきて、このドラマの楽しみ方もわかってきました。木村拓哉はだいたい同じような役しかしないですし、今作は第1話から何やら悟りきった人物として登場しているので、木村が演じる“職人外科医”沖田を追いかけていると、だいぶ飽きます。</p>

黒木瞳が“すご〜く嫌な感じ”!? 『就活家族 きっとうまくいく』は低空飛行を続けるか

<p>回数を重ねるごとに、どんどんどん底へ突き進む富川一家がお送りする、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。5日放送の視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。</p>

<p> さて、いよいよ4話で大企業のエリート社員からアルバイトという、わかりやすい転落を遂げることになる富川洋輔(三浦友和)ですが、気持ちがどんよりするこの話題よりも先に、転落していく洋輔と対象的に、明るい未来に進んでいるように見える、息子で就活生の光(工藤阿須加)から、今回は入りましょうか。</p>

<p> 前回、晴れて内定をゲットした光。一流大学を卒業し、大手企業の社員としてエリート街道まっしぐらの洋輔にコンプレックスを感じていて、何度も衝突していました。ですが、そんな光に声をかけた国原耕太(新井浩文)の運営する「国原就活塾」で、メキメキと就活への情熱を燃やし、面接の態度もすっかり見違えるほどに。なんやかんやあって内定をゲットした光は「世界で活躍する人材になるために」と国原から売りつけられた英語教材を使って、黙々と英語を勉強中。</p>

『タラレバ娘』は元AKB48・大島優子の出世作!? 田中圭に「はまり役」の声相次ぐも、坂口健太郎は……

<p> そこいらの恋愛指南書よりためになると話題の連ドラ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は、前回より0.4%アップの11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。</p>

<p> ドラマ化に伴い、原作コミックがバカ売れしているようで、講談社の方が「ドラマ化で、こんなに売上げが伸びるのは久々」とおっしゃってました。確かに、ドラマ版はかなり端折ってますから、ドラマと併せて見るのも楽しいです。<br />
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草なぎ剛『嘘の戦争』満足度ダントツも11.1%にダウン! 「占い師と詐欺師は半分同業者」発言は大丈夫?

草なぎ剛『嘘の戦争』満足度ダントツも11.1%にダウン!「占い師と詐欺師は半分同業者」発言は大丈夫?の画像1

 元SMAP・草なぎ剛の代表作になりそうな予感の『嘘の戦争』(フジテレビ系)。先月31日放送の第4話の平均視聴率は、前回から0.2%ダウンの11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 現段階の期間平均視聴率では、木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)や、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)に負けている同作ですが、データニュース社が発表した初回満足度ランキングによれば、『嘘の戦争』はダントツトップなんだそうです。

 ちなみに、2位は金曜8時台の『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(テレビ東京系)。民放ドラマで視聴率トップの『A LIFE』は、満足度では結構下のほうとなっています。数字と満足度は全くの別物なんですねえ。

 さて、第4話の浩一(草なぎ)の標的は、ジュディ・オング演じる代議士・四条綾子。今回も、浩一の華麗な詐欺っぷりに“魅せられ”ちゃうのでしょうか? ジュディ・オングだけに。

今回の復讐は、結構簡単

 冒頭シーンでは、第1話で浩一にコテンパンにやられた五十嵐(甲本雅裕)が登場。精神がやられちゃっていて、入院中です。そんな五十嵐に、「この男が、あなたの前に現れませんでしたか?」と容赦なく浩一の写真を見せつける隆(藤木直人)。案の定、五十嵐は「リンダリンダ」中の甲本ヒロトばりに、「ああああああああ!」とベッドの上で暴れだしました。やっぱり兄弟ですねえ。

 五十嵐が「リンダリンダ」状態であるため、隆に正体がばれずに済んだ浩一ですが、早速、ターゲットである綾子と、そのバカ息子の司(森岡豊)に接近。綾子は、30年前に浩一の一家が殺される原因となった、大学生によるOL強姦事件の揉み消しを、興三(市村正親)に依頼した人物なんだそうです。

 綾子が、過去に占い師に心酔していたことを突き止めた浩一は、占い師に扮したハルカ(水原希子)を綾子のもとに送り込み、5億の隠し金があることを突き止めます。浩一の師匠であるユウジ(マギー)いわく、「占い師も詐欺師も似たようなもん」で、「半分同業者」なんだそうです。フジテレビに、占い師から抗議が来ないか心配です。一応、世間に認められた職業だと思うのですが……。

 一方、「親子ともども、地獄を見せてやる!」とキメ顔をかました浩一は、司が出資者を集めているウナギの養殖事業に、5,000万円を出資するとメールで伝えます。司はバカなので、メールだけで信じてしまい、大喜びです。

 その後、浩一は、ハルカ、ユウジ、カズキ(Sexy Zone・菊池風磨)との連携プレーにより、綾子の隠し金の5億円を奪うことに成功。さらに、司は出資法違反で逮捕され、復讐は成功します。今回の敵は、結構簡単でした。

主人公が若い子にモテモテ

 これまで、仲間の詐欺師と仲良く仕事をしてきた浩一ですが、今回は新たな波乱を予感させる展開が。

 浩一は、奪った5億円を、綾子が「偽善だわ」と毛嫌いしていた「世界の子を救おう協会」に全額寄付してしまいました。これに納得がいかないユウジは、「冗談じゃねえ。復讐なんか、協力できっかよ」と不満を漏らし、カズキに「浩一には協力する振りをして、どっかで金を奪う」と裏切りを持ちかけます。

 確かに、浩一が募金をしてもしなくても、綾子の精神的ショックはそんなに変わらなかったような気もします。これには、ユウジに同情しちゃいます。

 また、興三に近づくため、娘の楓(山本美月)と付き合っている浩一ですが、そのラブラブぶりに、ハルカが嫉妬。浩一からプレゼントされた指輪を身につけている楓に対し、ハルカは「それ、ネットでも数百円で買える安物」と言い放ちます。あら~。

 それにしても、浩一は若い子からモテまくりですね。浩一を頼りきっているハルカはわかるとしても、楓まで即効ウットリさせちゃいましたから、詐欺師って怖いですね。

 まあ、浩一みたいに、やたらと彼女の父親に会いたがる男なんてそうそういませんから、女性なら「大切にされてる」と勘違いしちゃうかも。

オープニング映像にキーワード

「かっこいい!」と話題のオープニングのタイトル映像ですが、登場人物それぞれに言葉が添えられています。浩一が「REVENGE(復讐)」、ハルカが「HAPPINESS(幸福)」、興三が「SUCCESS(成功)」、ユウジが「MONEY(金)」……という具合に。

 中でも、隆の「JUSTICE(正義)」はグッときますね。隆は社長ですから、当然、仕事も多忙でしょう。今回も“手術支援ロボット”の開発プロジェクトがどーたらとか言ってましたし。

 そんな忙しい隆が、自らの足で五十嵐を訪ねたり、三瓶(大杉漣)を訪ねたり、オーストラリアにいる千葉陽一(の偽者)のブログにせこせことメッセージを送ったりと、ニシナコーポレーションの未来のために必死なわけですよ。社長が! 部下とかにやらせないで! まさに、同ドラマの「正義」です。頑張れ、隆!

 あと、養護施設の園長である三瓶のキーワードが「REGRET(後悔)」なのも気になりますね。なんかあるんでしょうねえ……。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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