「韓国」の記事一覧(4 / 74ページ)
2017年3月3日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
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日本では教師の体罰に対する世間の視線は厳しいものがあるが、お隣・韓国では、ある程度の体罰ならば容認される風潮がある。儒教の教えが色濃く残っているため、「目上の人間を敬うべき」という考えが根本にあり、序列社会が明確になっているからだ。
そんな中、ソウルの高校で2月25日、ハンドボール部の部員6人に暴行を加え、そのうちA君(18)を脳死状態にさせたとして、コーチのチェ容疑者(32)が暴行致傷容疑で逮捕された。
チェ容疑者は、シャワー室で部員たちが、自分と自分の師匠に対する不満を口にしているのを聞き、激怒。問題の6人を体育館に呼び出すと、指導と称して腕立て伏せを強要したり、部員たちの頭や体を蹴るなど、フルボッコにした。さらに、A君が意識を失っていたのにもかかわらず、そのまま放置。1時間後にようやく病院に搬送したが、今もA君の意識は戻っていないという。
部員がコーチの陰口を叩くなど、どこにでもある話。そんな些細な理由で、部員をフルボッコにしたチェ容疑者の罪は重い。
この報道を見聞きした韓国ネット民からは、「最近のガキどもは口が悪すぎるから、コーチの心情も理解できるけど、ここまでやるのは許せない」「いつまでたっても、体罰ってなくならないんだな」「悪口を言われたからって、脳死状態になるまで暴力を振るうなんて……」「体罰に対する早急な対策が必要だ」などと、体罰が横行する社会への苦言があふれ返っている。
韓国では、2月だけでも体罰に関するニュースが続発している。14日には、高校の野球部のコーチが、部員の襟首をつかんで顔を殴りつける事件が発生。また同じく14日、学生が「運動場の芝生部分」を歩いたり、「大学前で買い食い」しただけで体罰を加えて構わないとする、某大学の“体罰マニュアル”の、ネット上への流出騒ぎなども起きている。
実際、体罰は、どれくらい起きているのか? 1月末に発表された「2016年京畿道学生人権実態調査報告」によると、同市内の小中学生の15%以上が、学校で「年に1~2回体罰を受けた」と告発している。直接的な体罰はもちろん「悪意のある指導」や「性的発言」など、言葉の暴力を訴える生徒も多い。こうした精神的体罰を受けた生徒は、小学生で10.3%、中学27.8%、一般高校28.7%と、非常に多い。
長幼の序を尊ぶ精神は素晴らしいが、上の人間が模範にならなければ、その思想に意味はない。本当に生徒のことを思うなら、真摯な態度と言葉で、指導を行ってほしいものだ。
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2017年3月3日 [013海外, 02社会, 中国, 北朝鮮, 最新芸能ニュース, 韓国]
Facebookにあった正男氏の写真
北朝鮮の金正男氏が先月13日、マレーシアのクアラルンプール空港で女2人に白昼堂々暗殺された。
実行犯として逮捕・起訴されたのは、ベトナム国籍とインドネシア国籍の女2人だが、事件の背後には、当然北朝鮮の暗殺部隊がいる。
そんな中、マスメディアは連日この問題を大きく扱い「ああでもない、こうでもない」と議論を繰り返している。大手紙社会部記者は「事件の真相はマレーシア当局もわかっていないのだから、我々日本のメディアがたどり着けるはずがない。こうなると、もう企画力勝負。現地のニュースサイトから情報を拾って、『こうなれば面白いなぁ』という見立てで、専門家にコメント取材するしかない」と苦笑する。
すでに正男氏の最後の写真とされる1枚には、あるはずのタトゥーがなかったことから、影武者説が浮上しているが、今週発売「週刊現代」(講談社)では、正男氏だけでなく、暗殺を指示したとされる金正恩氏の影武者説も報じられた。同誌によれば、本物の正恩氏は数年前の交通事故で、すでに亡くなっている可能性があるという。
ほかにも「週刊新潮」(新潮社)では、暗殺事件は北朝鮮の仕業ではなく、韓国の「秘密グループ」が仕掛けたものと報じられた。これは、そのまま現在の北朝鮮の言い分と同じだ。
ある週刊誌記者は「もうなんでもアリです。暗殺というダークなネタは読者の引きもいいから、とにかく目立ったモノ勝ち。日本の公安部なんかに聞いても、金正男氏に関する情報は全く出てきませんからね。日本の諜報機関は、こういうときに弱すぎる。本気で金正男、金正恩両氏の“影武者説”を信じている人もいるくらいです」と話す。
北朝鮮についての報道は、オカルト話の類いと思った方が良さそうだ。
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2017年3月2日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, ネット, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
問題の動画のキャプチャ画像
2月17日、YouTubeに「Street To Bed In 2 Hours With Shy Korean Girl(2時間以内に、韓国人女性をベッドに連れていく)」というタイトルの動画が投稿された。タイトル通り、ナンパの伝道師を名乗る男性たちが、路上で韓国人をナンパして、ベッドインするまでの姿を撮影した動画だ。チェコの首都プラハの路上で隠し撮りされた2本の動画には、2人の男性がそれぞれ韓国人をナンパする姿が隠し撮りされている。
女性の顔にはしっかりとモザイクがかけられているが、路上でのキスシーンはもちろん、男性の家についていき、下着姿になる姿まで映されていた。
この動画は3月2日時点で26万回以上再生されており、韓国メディアでも大きく取り上げられた。ネット民の間からは「プライバシーの侵害だ」「女性をだまして再生数を稼ぐ犯罪行為」などと投稿者を非難する声が上がる一方、「韓国女に白人男性を与えたらダメだな」「やっぱり韓国女は尻が軽い。特に外国人に対しては……」などと、韓国人女性の貞操観念の低さを嘆く声も多かった。
しかし、ネット民が指摘するように、韓国人女性が外国人男性に心を開きやすいというのは事実のようだ。2014年に韓国内の結婚情報サービス業者が全国の未婚男女各284人に「結婚相手は外国籍がいいか?」というアンケートを実施したところ、男性の63.7%が否定的な回答だったのに対して、女性の約60%は肯定的な回答。男女で真逆の結果となっているのだ。“韓国人女性が外国人に弱い”というのも、あながち間違いではないのかもしれない。ちなみに、結婚相手に外国人を選ぶ理由としては、「分別のある生活が送れそう」「容姿が優れている」が最も多かった。
最近、韓国ネット上では異性蔑視の風潮がまん延しているが、この動画をめぐる反応を見てもその傾向は顕著なようだ。
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2017年3月2日 [00芸能, K-POP, 少女時代, 最新芸能ニュース, 韓国]
『#TWICE』(ワーナーミュージック・ジャパン)
韓国で大人気の9人組ガールズグループTWICEが、6月28日にアルバム『#TWICE』をリリースし、日本で本格的な活動を始めると、所属事務所のJYPエンターテインメントが先月24日に発表した。
少女時代やKARAなど、K-POPガールズグループが人気を極めた第2次韓流ブームが終焉して久しいが、そんな中で日本デビューするTWICEとは一体、何者なのか?
「日本人3名、台湾1名を含む韓日台の混成グループで、2015年に韓国でデビューするや否や人気を集め、各音楽賞を総ナメにするなどトップアイドルとして君臨しています。昨年は『TT』が大ヒットし、振り付けの“TTポーズ”は、すでに日本の女子中高生の間でブームとなっています」(韓流エンタメ誌編集者)
今回の日本デビューに際しては2月初旬、メンバーの顔写真とグループのロゴ、そして公式サイトのURLのみが掲載された巨大看板が渋谷109に掲げられ、日本本格上陸へのティーザー広告であることが推測されていた。メンバーに日本人と台湾人がいることからも、グループ結成当初からアジアでの活動を視野に入れていたと思われる。
「第2次韓流ブームの末期には、雨後のタケノコのようにK-POPグループが拙速とも言える早さで日本へ進出し、あっという間に飽きられてしまいましたが、TWICEの日本デビューは意味深なティーザー広告も含め、用意周到に計画された印象を受けますね。デビュー後2年間は母国でしっかりと人気の基盤を築き、“ここしかない”というタイミングで日本へ進出するという格好です。というのも、昨年8月に韓国が米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を決めたことを機に、中国政府が報復措置として韓国芸能人を中国から閉め出してしまったために中国での韓流ブームが先細りとなり、今年はK-POPアーティストの日本再進出が予想されているからです」(同)
一方の日本でも、韓流を再び受け入れる下地が出来上がりつつある。意外なことに実は今、わが国では“新・韓流ブーム”を迎えているのだという。
「新しい韓流ブームは女子高生の間で起きていて、単にK-POPを好むだけでなく、韓国の若い女性のライフスタイルを真似るというものです。彼女たちは韓国が好きすぎてハングルを学んでいるため、ある程度の読み書きができるし、韓国で人気のメイク“オルチャン”(韓国語で美少女の意味)を取り入れたりしています。また、“パッピンス”や“ソルビン”といった韓国のスイーツも、原宿などで人気を集めています。そうした状況で、韓国のトップアイドルであるTWICEが日本進出を果たせば、人気が沸騰する可能性がかなり高いと言えます。“ポスト少女時代”の筆頭格でしょう」(同)
アルバムリリースだけでなく、初単独ライブの開催も決定しているTWICEだが、かつての少女時代のごとく日本で大ブレークし、“第3次韓流ブーム”を巻き起こすのだろうか。
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2017年2月28日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
プレミアムフライデー公式サイトより
月末金曜日の終業時刻を15時に早める「プレミアムフライデー」が今月24日から始まったが、案の定、世間ではあまり盛り上がっていないようだ。
そんな中、お隣韓国でも23日、同様の施策導入案が発表された。
“韓国版プレミアムフライデー”ともいえるこの施策の正式名称は「家族と共に過ごす日」。毎月1回、金曜日の16時に退社し、家族とショッピングや旅行を楽しもうというもの。個人消費を促すことが目的のキャンペーンで、わざわざ“家族”と付けるところにあざとさを感じるが、韓国政府としては日本との差別化を図ったつもりなのかもしれない。
大まかな内容は日本版とあまり変わらなそうだが、韓国版には思わぬ落とし穴があった。それは、“16時退社”のための仕組みである。
例えば、通常18時退社の人は、月曜日から木曜日まで30分ずつ残業し、超過勤務分を積み立て、それを金曜の勤務時間から差し引くといった手法が検討されているのだ。総労働時間は維持しつつ、韓国版プレミアムフライデーを実施しようとした結果、こういう仕組みが考案されてしまったらしい。
この計画は当然のごとく大不評で、SNSでは怒りのコメントが後を絶たない。
「また雑に日本の真似をしようとするな」
「そうでなくても、普段から残業しまくってるよ」
「16時退社なんて誰も望まない。定時に帰らせてくれ」
「次の月曜日が、さらに苦しくなりそう」
「公務員だけが喜ぶ政策ばかり考えやがる」
「お金を使う時間がないんじゃない。お金自体がないんだ」
「給料を上げてくれれば、自然と内需が活性化すると思いますが」
「典型的な机上の空論。この政府は本当にダメだ」
OECD(経済協力開発機構)が発表した2016年雇用動向によれば、就業者1人あたりの年間労働時間は平均1,763時間だが、韓国は2,124時間で、加盟国38カ国中3位となっており、21位(1,729時間)の日本よりも深刻な状況だ。
ちなみに、退勤時間を早めること以外にも、国内旅行の活性化を目し、高速鉄道の運賃を最大50%割引、軽自動車のガソリン税の上限を年間20万ウォン(約2万円)に引き下げるといった計画も打ち出しているが、これで韓国版プレミアムフライデーが定着し、政府の思惑通り消費が喚起されるとは到底思えない。
勇み足で始まってしまった日本と同じ道をたどらないよう、韓国ではまだまだ議論の余地がありそうだ。
(文=S-KOREA)
●参考記事
・月給20万円以下が4割強!韓国サラリーマンの「リアル」と涙ぐましき「防衛策」
(http://s-korea.jp/archives/10271?zo)
・今年も仕事漬けだった!? 韓国サラリーマンが選ぶ2016年の新語・流行語ベスト5
(http://s-korea.jp/archives/12300?zo)
「導入前から悲鳴続出! 韓国版「プレミアムフライデー」は残業が増える!?」の続きを読む
2017年2月27日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
イメージ画(Thinkstockより)
群馬県前橋市で、「おはらい」と称し、当時1歳の女の子に暴行を加え死亡させたとして、63歳の女が逮捕された。女の子の母親は、この女にマインドコントロールされていたとみられ、さらに波紋を呼んでいる。
一方、ドイツ・フランクフルトの地方裁判所は今月20日、ホテルの一室で「悪魔払い」と称し、いとこの韓国人女性(41)に暴行を加え窒息死させたとして、主犯格の女(44)に懲役6年の判決を下した。
悪魔祓いに関与したとみられる残りの被告4人には、執行猶予1年6カ月~2年の有罪判決が下されており、中には、被害女性の実の息子(16)も含まれている。
この事件は2015年12月5日、被害者が滞在先のホテルで独り言をつぶやいたり、脈絡なく暴言を吐き始めたため、被告らが「悪魔に取りつかれている」と思い込み、“退魔の儀式”を開始。被害者をベッドに縛つけてタオルで猿ぐつわをし、2時間にわたり腹部や胸部を殴打したという。さらに、ドイツ警察の捜査で、被告らが借りていたガレージから、あざや脱水症状の見られる別の韓国人女性も発見された。
「韓国国内では、カルト宗教団体やコミュニティー内での暴行事件がたびたび問題になります。フランクフルトの事件のように、舞台が海外ということも珍しくない」(カルト宗教事情に詳しい韓国関係者)
昨年、韓国では国家指導者である朴槿恵大統領を、カルト宗教家の娘である崔順実が操っていたとして、大きな政治スキャンダルに発展した。そのため、カルト宗教と政治の癒着が徐々に白日の下にさらされつつあるが、数ある韓国カルトの実態や世界で起こしている事件の全体像は、いまだすべて把握されているわけではない。日本でも過去に、悪質なカルトが多くの人々を苦しめてきたが、その中には韓国カルトによる被害も少なくないといわれてきた。
なお、日本のカルト事情に詳しい宗教関係者によれば、90年代後半から2000年代前半にかけて教祖による女性信者へのわいせつ行為・性的暴行が社会問題となった摂理(キリスト教福音宣教会)は最近、日本における信者数が再び増えつつあるともいわれている。また、ほかの韓国カルトの不穏な動きも報告される中、これまで以上の警戒が必要だ。
(文=河鐘基)
「韓国ではよくあること!? 「悪魔祓い」でいとこを殺害した女に懲役6年」の続きを読む
2017年2月22日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
韓国で最近、急増しているアミューズメント施設がある。通称「ポッキバン(ポッキは引き抜く、バンは部屋の意)」と呼ばれる、日本でいうところのUFOキャッチャーが設置されている施設だ。
ゲーム物管理委員会の統計によれば、2015年には全国にわずか21カ所しかなかったポッキバンだが、16年下半期からその数が爆発的に増加。現在では数千カ所もあるという。
「ポッキバンが増えた理由は、ちまたで“簡単に儲けられる”というウワサが流れているから。実際、同じ広さの物件に店を出すにしても、ほかの職種に比べて導入コストや維持費が安いので、みんな先を争うように出店しています」(現地事情に詳しい日本人ビジネスマン)
韓国ではこれまで、さまざまな形態のアミューズメント施設が流行してきた。韓国版ネットカフェ「PCバン」や、カラオケやDVD鑑賞などができる貸しルーム「マルチバン」などがそれだ。一方で、それらの施設は、未成年がたむろし、犯罪の温床になっているという問題もある。
実際、ポッキバンでも未成年による犯罪が起きている。20日には、地方都市・光州で、少年5人が書類送検された。彼らは、わずかA4用紙サイズほどの大きさしかない景品落下口からUFOキャッチャー内に侵入。ぬいぐるみ7体(約4万5,000円相当)を盗んだ。防犯カメラには一部始終が記録されており、まるでエスパー伊東を彷彿とさせる“離れ業”が話題になっている。ちなみに、未成年ではないが、昨年10月には、酒に酔った20代の女性がやはり UFOキャッチャーの中に入り込もうとして身動きが取れなくなり、救助隊が駆けつける事件も発生している。
ポッキバンは現在、原則的に未成年の立ち入りは、夜10時以降禁止となっている。しかし、そのほとんどが無人で運営されているため、トラブルが多発しているのが実情だ。今後、さらに大きな事件が起きないことを祈るばかりである。
(文=河鐘基)
「エスパー伊東かよ! UFOキャッチャー内に侵入して景品を盗んだ少年グループが逮捕」の続きを読む
2017年2月21日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(足成より)
大阪市淀川区の私立幼稚園が、韓国・中国人への差別的内容を含んだ文書を配布していた件に対し、韓国ネット民たちが怒りを爆発させている
問題となったのは「塚本幼稚園」。この幼稚園では、「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」などといった内容の文書を保護者に配布。また、ホームページ上では同園に批判的な保護者に対し、「韓国・中国人等の元不良保護者」と非難する文章も一時掲載。さらに、在日コリアンの保護者宛の手紙には「韓国人と中国人は嫌いです。日本精神を継承すべきです」と書かれていたという。
これについて、大阪府が幼稚園の理事長から事情を聴取。2月17日、ホームページで「外国人に対して誤解を招く表現があったことをお詫び」するとしながらも「悪意ある批判に対しては、園として今後も断固として戦う」という文章を掲載した。
大阪府は、一連の文書が昨年施行されたヘイトスピーチ対策法に違反するかどうか、調査中だという。
そもそも「塚本幼稚園」は、園児に「教育勅語」を暗唱させるなど、戦前のような教育をしているとして、以前から批判を受けてきた。
2015年には、運動会で園児に「日本を悪者扱いする中国と韓国は心を改めて。安倍首相頑張れ」と選手宣誓をさせていた。また、園長は日本最大の右翼組織で安倍政権と密接な関係があるといわれる「日本会議」の幹部として知られている。
「塚本幼稚園」と安倍政権の関係性を示唆する事実は、それだけではない。
幼稚園を運営する学校法人「森友学園」は、今年4月に豊中市に小学校を開校する予定なのだが、なんと名誉校長を安倍首相の夫人・昭恵さんが務めているのだ。小学校設立に関する寄付を募った際には「安倍晋三記念小学校」という名称まで使っている。
つまり、「森友学園」と安倍政権には、ただならぬ結びつきがあるのだ。それだけに、ヘイト文書についても、安倍政権となんらかの関係があるのではないかと物議を醸している。
この件に対して、韓国ネット民たちの間では「幼稚園でさえこうなのだから、日本の教育がどれほど歪曲されているのかわかる」「安倍政権が無知だからこうなる。よこしまな考えを持っているのは、日本人のほうだ」「絶対に、あいまいに終わらせてはいけない。大々的に抗議するべきだ」「私たちも、あなたたちが嫌いだ」などと、憤りをあらわにした発言が目立つ。
大阪では昨年も、寿司店での“わさびテロ”や、南海電鉄で「本日は外国人のお客さまが多く乗車し、ご不便をおかけしております」というアナウンスが流れた件、14歳の韓国人旅行者が道頓堀でいきなり殴られる事件などが発生。ヘイト色の強いニュースが続いており、そのたびに韓国では大きな波紋を呼んでいる。
事件が平和的に解決することを願うばかりだ。
(文=S-KOREA)
●関連記事
・わさびテロ、不適切アナウンス、理由なき暴行…それでも韓国人が大阪を愛してやまないワケ
(http://s-korea.jp/archives/9326?zo)
・「大阪が“嫌韓注意報”で大騒ぎ」…今度は14歳の韓国人旅行者が日本人に殴られた!?
(http://s-korea.jp/archives/9159?zo)
「「韓国人と中国人は嫌い」“ヘイト文書”配布の大阪・私立幼稚園に、韓国人の怒りが大爆発!」の続きを読む
2017年2月19日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(Thinkstockより)
2015年に韓国で起こった、教え子をバットで暴行したり、排泄物を食べさせるなどの凶行を繰り返した通称「人糞教授事件」では、教授に懲役8年の実刑判決が下されたが(記事参照)、そんなトンデモニュースを彷彿とさせる事件が起こきた。2月16日、同級生を暴行して小便を飲ませるなどした17歳の高校生Aに、懲役4年の実刑判決が下された。
事件は昨年3月23日、京畿道(キョンギド)の高校で起こった。Aは「自分を無視した」と因縁をつけて、B君を暴行。Aの狂気はすさまじく、B君を角材で殴打するだけでは飽き足らず、執拗に彼の股間を蹴りつけたという。
極めつきは、自身の小便を瓶に入れ、それをB君に無理やり飲ませて、スマホで撮影。さらに、B君がこの件を警察に相談すると、AはB君を脅迫。「狂言だった」と証言させ、隠ぺい工作までしたという。とても高校生の犯行とは思えない、鬼畜ぶりだ。
ネット上では「こんなクソガキは殴り殺すべきだ」「被害者は一生傷を負って生きるのに、この軽い刑罰。寛大な社会が犯罪を助長する」などと、怒りのコメントが多く書き込まれた。
一方、「人糞教授事件」に近い事件は、これだけではない。昨年11月には3人の女性をレイプした末、自分の小便を飲ませた19歳の男に懲役6年の実刑判決が下されている。さらに、1月末には、園児の口に小便を含ませて、別の園児とキスさせるなどの虐待をしていた保育園の園長と事務長が起訴されている。
もはやこの手の犯罪は、韓国のお家芸といえるかもしれない。
「鬼畜すぎる!! 同級生に小便を飲ませてスマホで撮影した高校生に懲役4年の実刑判決」の続きを読む
2017年2月18日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
更地になった墓地
日本でも正月やゴールデンウィーク、お盆の帰省ラッシュによって高速道路はひどい渋滞となるが、韓国はその比ではない。儒教の教えが色濃く残る韓国では、故人や先祖を大切にする文化があるため、旧正月やお盆には親戚一同が集まる。そのため、同時期の混雑はすさまじく、「民族大移動」と呼ばれるほど強烈だ。
そんな韓国で最近、墓をめぐるトラブルが相次いでいる。
2月10日、全羅南道(チョルラナムド)海南(ヘナム)市にある墓石19基が消失するという事件が起きた。墓地周辺にアパートを建設中の業者が、足場を固めようと地ならしをする際に、墓を掘り起こしてしまったのだ。事前に一部の遺族からは墓地の移動許可を得ていたものの、手違いから許可を得ていない墓まで掘り起こしてしまった業者は、新しい墓の建設など、遺族との円満な解決を進めると公表。しかし、被害遺族の怒りが静まることはなかった。
2月16日には、「美しい海南作り」を標榜する団体が「墓を無断で移動するのは明確な犯罪行為」「ミスを口実にして、許可を得られなかった墓を潰した」と、工事の中止を求める動きを起こしたのだ。アパートは2019年の完成を目指しているが、順当に工期を全うできるのか不透明になりつつある状況だ。
同様の事件は、ほかでも起きている。韓国の旧正月である1月29日、光州(クァンジュ)市内の市営墓地に墓参りに来ていたキム氏(37)は、父の墓が掘り返されていることに気がついた。
不審に思ったキム氏が墓の中を確認してみると、父の遺骨が消え去っていた。すぐに墓地の管理事務所を訪ねるも、その説明に言葉を失った。なんと、キム家の墓地のそばにあった同姓同名の墓石を移動させることになり、管理事務所が誤ってキム家の墓を掘り起こしてしまったというのだ。さらに信じ難いのは、管理事務所が、キム氏の父の遺骨をどこに移動したか把握していなかったこと。どれほど、ずさんな管理をしていたのかと、あきれるばかりだ。
キム氏は警察に告訴状を提出する一方で、「父を二度も殺してしまった……」と深く悲しみながら遺骨の返還を求めているが、いまだ彼の手には戻っていない。
業者ばかりではない。個人間でのトラブルも多い。特に、山奥に墓石も立てずに土葬するケースでは、どこが先祖の墓かわからずに、よその家の墓を掘り起こしてしまうということも多い。
先祖の霊を丁寧に祭る韓国だけに、墓に関わる問題は尾を引くものになる。無用なトラブルは避けてもらいたいものだが……。
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