「012ドラマ」の記事一覧(7 / 58ページ)

また予告と違う……“最低”確実な月9『突然ですが、明日結婚します』フジテレビに巣食う病巣の正体

<p> 月9枠史上最低視聴率になることがほぼ確定した『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)第8話。最終回のひとつ前ですが、視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調なまま。全話平均で7%に届かない目算となっています。</p>

<p> 前回のレビュー(<a href=”http://www.cyzo.com/2017/03/post_31826.html”target=”_blank”>記事参照</a>)では、予告編で本編にないセリフを捏造していたことを指摘しましたが、今回も同様の事例がありました。</p>

<p> 高梨あすか(西内まりや)と神谷さん(山崎育三郎)が居酒屋で並んで座っているシーンで、周囲の人間が「結婚すんだっぺ?」と質問し、あすかがうれしそうに「はい♪」と答えるシーンです。実際には、「結婚すんだっぺ?」に対しては神谷さんが「高梨さんは会社の同僚だよ」と答え、あすかが「はい♪」と答えた質問は「(神谷が)東京じゃカッコつけてんでしょ?」というものでした。質問に対して、別の答えを編集でつないでいます。</p>

又吉直樹原作ドラマ『火花』は「声小さい」「退屈」「寝ちゃう」!? テレビ放送に酷評殺到のナゼ

又吉直樹原作ドラマ『火花』は「声小さい」「退屈」「寝ちゃう」!? テレビ放送に酷評殺到のナゼの画像1

 ピース・又吉直樹の芥川龍之介賞受賞小説を原作とした連続ドラマ『火花』に、酷評が相次いでいる。

 同ドラマは昨年、有料動画サイト・Netflixのオリジナル配信ドラマとして映像化されたもの。先月26日からは、この再編集版がNHK総合の日曜午後11時から放送されている。

 同作は、売れないお笑いコンビ・スパークスの徳永(林遣都)が、営業で出会った先輩コンビあほんだらの神谷(波岡一喜)に弟子入りを懇願。2人は、純粋に笑いに向き合う時間を共有するも、コンビとして少しずつ売れていく徳永と、すべてがうまくいかない神谷の歯車が噛み合わなくなっていく、というストーリー。キャストは、林、波岡、門脇麦、田口トモロヲ、小林薫、NMB4・山本彩ほか。監督は、寺島しのぶ主演映画『ヴァイブレータ』 (2003)で数々の映画賞を受賞した廣木隆一氏。

 再編集版とはいえ、NHKで気軽に見られるとあり、放送前には大きな話題となっていた同放送。初回は4.8%とNHKの深夜帯にしてはまずまずの結果だったが、第2話で2.9%まで急落。さらに、12日放送の第3話は1.5%まで落ち込んでしまった。

 現在、ネット上では「キャストの声が小さくて聞き取れない」「物語の展開が遅い」「映像が退屈で、途中で寝ちゃう」「小説は読んでませんが、内容が無いし、全然面白くない」といった批判的な意見が殺到している。

「最近は、福士蒼汰と有村架純がダブル主演した『ストロボ・エッジ』(2015)をヒットさせるなど、おしゃれな空気感に定評のある廣木監督ですが、長回しや引きの画が特徴。廣木監督は『火花』の映像化について『この作品は空気感が肝』と明言しており、万人に伝わるよう配慮されたテレビドラマとは別物。テレビを見慣れている視聴者の中には、声が聞き取りづらかったり、画が地味だったりと、不親切さを感じてしまった人も多いようです」(テレビ誌記者)

 今年11月には、菅田将暉と桐谷健太がダブル主演を務め、板尾創路が監督・脚本を担当する映画版の公開を控えている『火花』。キャストを見る限り、こちらはNetflix版より万人ウケしそうな予感だ。

『大貧乏』大コケのフジ、次クール観月ありさ『櫻子さん』予告映像もヤバすぎ……

<p> フジテレビ系連続ドラマ『大貧乏』(日曜午後9時~)の12日放送の最終回が平均視聴率4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケしてしまった。</p>

<p> 同作は、女優の小雪演じる二児のシングルマザーが、度重なる災難により一文無しになってしまうオリジナルのヒューマンコメディー。伊藤淳史、滝藤賢一、奥田瑛二、ジャニーズWEST・神山智洋、成田凌らが出演していた。</p>

<p> 初回7.7%で発進した同作だが、第2話で4.4%まで急落。全10話中7話が4%台で、期間平均は4.9%だった。</p>

<p>「同枠前クールの玉木宏主演『キャリア~掟破りの警察署</p>

草なぎ剛『嘘の戦争』最終回目前で大どんでん返し! 市村正親のヨーグルトCMに驚愕!!

<p> めまぐるしい展開を見せる元SMAP・草なぎ剛主演『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)の第9話。最終回目前の今回は、15分拡大版でした。</p>

<p> 平均視聴率は前回から1.0ポイントダウンの10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。安定はしているものの、なかなか跳ねませんね。みんな録画して見てるのかしら? と思いきや、「地上波録画視聴ランキング」(レグザクラウドサービス“TimeOn”関東地区、2月13日~19日)では、5位といまいち。阿部サダヲ主演『下剋上受験』(全てTBS系)をも下回るポイント数でした。</p>

<p> こんなに面白いのに、なんでみんな</p>

フジが“月9”低迷を「若年層がテレビ以外に分散」と説明、“キラキラ配役”にこだわるズレっぷり

フジが月9低迷を「若年層がテレビ以外に分散」と説明、キラキラ配役にこだわるズレっぷりの画像1
西内まりやは何も悪くない!

 フジテレビが6日、4月期改編説明会を行い、宮路治朗編成局次長が“月9”枠における「キラキラしたキャスティング」の重要性に触れた。

 最近の月9の視聴率低迷について、宮路氏は「月9は比較的、恋愛ものを中心としたトライをしてきたが、今は(メーンターゲットである)若年層の視聴者のみなさんが、テレビ以外に分散してしまう」と理由を説明。

 4月から始まる嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』については、「ラブコメ一辺倒ではなく、ここで起死回生を図りたい。月9再生のため、なんとか踏ん張りたい」と話し、「月9らしい、キラキラとした若年層に深く刺さるキャスティングにもなっている」と強調した。

「フジの主張は、『若者がネットばかり見るせいで、月9を見てくれない』というもの。あえて数字につながらない若者をメーンターゲットにしているから、視聴率が取れないのは仕方がないということでしょうか? しかし、『月9らしい、キラキラとしたキャスティング』などと言っている限り、視聴者はついてこない。今のフジは、時代に合った番組作りよりも、自分たちが築き上げてきたやり方を肯定することが最優先になっている印象を受けます」(テレビ誌記者)

 現在発売中の「女性セブン」(小学館)は、福山雅治主演の月9『ガリレオ』や『ラヴソング』などを担当した元フジ社員のフリープロデューサー・鈴木吉弘氏のインタビューを掲載。鈴木氏は『ラヴソング』の大コケを「ショックだった」と語り、「今は月9という文化をなんとか若い人向けに残していくための、試行錯誤の時期」と説明。さらに、「民放では“数字を持っている役者さん”をキャスティングしなければいけません」と断言している。

「月9が文化か否かはさておき、フジのドラマは“キャスティングありき”の企画であることが視聴者に伝わってしまう作品が多く、このところの敗因のひとつともいわれている。その代表格が『ラヴソング』や、放送中の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』。今の視聴者は、昔のように役者を“憧れの存在”として見ていないため、脚本の重要度が上がっている。フジはドラマをキラキラさせることよりも、面白い脚本を採用することを優先するべきでは?」(同)

 放送中の『突然ですが、明日結婚します』が、同枠史上最低視聴率の5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した月9。同枠30周年の節目わ飾る『貴族探偵』は成功するだろうか?

フジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』が末期すぎる……予告編で“セリフ捏造”の暴挙も

<p> 低視聴率で話題のフジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』第7話。今回は、前回放送終了後に公開された予告動画から振り返ってみます。なぜなら今回、「あれ? 予告と違くない?」と思ったシーンがあったからです。</p>

『山田孝之のカンヌ映画祭』第9話 通底する山田孝之の“強靭な覚悟”と、芦田愛菜の“奇妙なひと夏”

<p> 突如カンヌ映画祭で最高賞を受賞したいと言い出した山田孝之と、彼に巻き込まれた人々との映画『穢の森』制作過程を追った、ドキュメンタリーのような、ドキュメンタリーじゃないような番組。</p>

<p> 殺人鬼役にいきなり芦田愛菜を連れてきたり、自身のただのファンの社長に資金を出資させたり、その金でフランスのカンヌ事務局に押しかけちゃったりと、基本「どうかしちゃってる山田」に、監督を頼まれた盟友・山下敦弘が振り回されるという図式で、主に展開してきた。</p>

<p> 前回は、山田が、犯罪者役に本物の前科のある人を使いたいと言い出したり、特に説明しないで父親役に俳優の村上淳を連れてきて、いきなり首吊りの特訓を押し付け戸惑わせたり、かなりの面白回だった。</p>

<p> そして今回は「第9話 村上淳 木になる」を振り返る。</p>

15.7%急上昇の『A LIFE~愛しき人~』SMAP解散騒動で好感度“爆下げ”キムタクは許されたのか

<p> 日曜劇場『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系)は第8話。視聴率は過去最高の15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。</p>

<p> 今回は、ようやく主役・沖田(木村拓哉)が本格的にドラマに参入してきたので、一気に盛り上がりを見せました。“シアトル帰りの天才外科医”というゲタを履かされて、この「若者たちの苦悩と成長と、副院長・マサオ(浅野忠信)の愛憎を描いた群像劇」からひとり蚊帳の外に置かれてきた沖田が、その群像の中に“降りて”きた回でした。マサオの独壇場だったもんね、ここまで。</p>

<p> マサオの妻であり元カノの深冬(竹内結子)の脳腫瘍をオペすることになった沖田は、手技の練習に余念がありません。脳のバイパス手術は、慣れ親しんだ心臓手術よりずっと難しく、沖田いわく「5万回は練習しないとオペできない」のだそうです。<br />
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NGT48から中井りかが登場! 思わず涙する『豆腐プロレス』は“フェイクドキュメンタリー”なのか

<p> 主人公・宮脇咲良(役名同じ)がこたつに入り寝転がりながらテレビを観ていると、架空のスポーツドキュメンタリー番組『アスリートGet You』で、「WIP不動のチャンピオン~栄光と苦悩~」と銘打ち、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)が特集されている。</p>

<p>「自分の居場所が欲しかったから」という理由から11歳でWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)の門を叩き、矢崎英一郎(渡辺いっけい)にその才能を見出されたハリウッドJURINAは、すぐに頭角を現し、15歳でWIPチャンピオンに。<br />
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SF大作だった!? 視聴率上昇の『就活家族~きっと、うまくいく~』段田安則“働かせすぎ”問題

テレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』番組サイトより  最終回を目前に控えた、テレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』。2日放送の8話の視聴率は10.6%(ビデオリサ…

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