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あのスキャンダル潰しへの“ご褒美”か? タモリが一部スポーツ紙のみにSMAP宛の直筆メッセージを寄稿した理由

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 国民的人気グループ・SMAPが昨年12月31日に解散、今月1日からソロ活動に入っているが、メンバーが芸能界で最も慕い、昨年で放送が終了した冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最後の共演者でタレントのタモリがSMAPへの思いを直筆でつづったメッセージが、1日付のスポーツニッポンに掲載された。

 タモリは「スマップは立派だよ。小さい時からずっとずっとメンバーみんなで力を合わせて、これだけ長い間、一生懸命走ってきたんだ」「誰でもみんな『ありがとう』という感謝の言葉しかないんじゃないかな」などと、芸能界に残してきた偉大なる“功績”をたたえた。

 最後の文章は「先はまだまだ長い。どこでどうなるかは、わからない」と、5人のソロ活動を後押しする形で締めた。

「タモリといえば、大みそかには『紅白歌合戦』にマツコ・デラックスと共に出演。しかし、スタジオ内には入らず、スタジオ外であれこれ“仕掛け”をしてそれをカメラが追うという、首をかしげたくなるような“出演”だった。NHKホールのロビーからの中継もあり、待機していた報道陣たちはSMAPについてのコメントが欲しくてNHKサイドに掛け合ったようだが、タモリサイドはNG。スポニチにメッセージを寄稿しているのに、コメントを出せるはずがなかった」(芸能デスク)

 では、なぜ、スポニチのみにメッセージを寄稿したのか?

 その理由は、同じ事務所に所属する女子アナの、昨夏のスキャンダル報道に起因していたようだ。

「昨年8月末、日刊スポーツが、タレントの有吉弘行と、フリーアナ夏目三久の交際・妊娠を報じた。夏目はタモリと同じ田辺エージェンシー所属で、彼女を寵愛していた事務所社長が激怒。さっそく、日刊のライバル紙のスポニチに夏目アナの反論を掲載し、見事に“火消し”に成功した。その際の“ご褒美”として、今回の直筆メッセージ寄稿となったようだ」(芸能プロ関係者)

 毎年、元日にはそれなりのスクープを入れてくるスポニチだが、SMAPに関しては世間の関心度が高かっただけに、今年はタモリの直筆メッセージが、これ以上ないスクープとなったようだ。

リハ不足は明らか……グダグダ演出連発の『紅白』戦犯は、やっぱりSMAP?

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謎だった『投票結果|第67回NHK紅白歌合戦』

 昨年大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の、謎の演出やグダグダ感が大きな波紋を呼んでいる。

 挙げればキリがないが、映画『シン・ゴジラ』とのコラボ企画や、ピコ太郎の過剰出演に加え、スペシャルゲストとして出演したタモリとマツコ・デラックスの使い方にも大きな疑問が残った。

 さらには、番組終了直前の紅組と白組の「勝敗」の決め方も物議を醸した。視聴者投票と会場投票では大差で白組が勝っていたにもかわらず、審査員とふるさと審査員の票で、最終的には紅組が勝利した。事前に番組で勝敗の決め方がきちんと説明されていなかったため、視聴者のモヤモヤが募ってしまった。

 ひと昔では考えられなかったような失態の連続に、芸能関係者は「すべての原因はNHKの準備不足ですよ。あまりにずさんで、おそまつでした。台本も企画もリハーサルも、きちんと詰め切れていなかった。とても公共放送とは思えない準備の悪さに、NHKのお偉いさんも苦笑いを浮かべてましたよ」と明かす。

 また、その準備不足に陥ってしまった陰には、NHK側の見通しの甘さもあったという。

「NHKはA級戦犯ですが、SMAPも隠れた戦犯ですよ。NHK側は直前までSMAPが出演する方向で考えていた。それが出演しないことになり、大慌て。SMAPとのコラボレーション要員だったタモリが、宙に浮いてしまった。それで苦し紛れで考えた意味不明な演出が、ブラタモリ風のマツコとのコラボレーション。本番ではSMAPのために15分ほど時間を空けていた。そんなこともあって、リハーサルも台本もSMAPありきで用意していたからバタバタになってしまっていたんです。もう少しSMAP側がNHKに結論を早く出してあげてれば……変わっていたのかもしれません。結局、今回の紅白は出演していないSMAPのための紅白だったわけです」(同)

 そんな状況にもかかわらずNHKの制作局エンターテインメント番組部長は紅白を総括し「これまでに無い企画を設定しました。更に大ヒット映画とのコラボや、タモリさん、マツコ・デラックスさんを始めとする豪華な顔ぶれにゲスト出演頂くなど、視聴者の皆さんに歌以外でも楽しんでいただける工夫を凝らしました。その結果多くの方々に支持された紅白になったと思います」とノーテンキなコメントを発表して、周囲を唖然とさせている。

 反省すべき点は、反省し今年の紅白では、締まりの良い番組に戻してもらいたい。

「渡辺直美と同じ扱いなら出ない」『紅白』でピコ太郎が“ゴネ太郎”化していた!

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『第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう』より

 昨年大みそかに東京・渋谷のNHKホールで行われた『第67回NHK紅白歌合戦』で、千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎が、不自然なほど頻繁に登場した。

 ピコ太郎は、ビヨンセに扮した女芸人・渡辺直美とともに紅白史上初の企画だった「紅白 HALFTIME SHOW」に参加。世界的に大ヒットした「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」をパフォーマンスすると、さらに新曲「ポンポコリンポンペン」の一部まで披露し、前半戦最後を締めくくった。

 その後の映画『シン・ゴジラ』とのコラボレーション企画では、ゴジラが渋谷を襲うという場面で、ピコ太郎が「私に任せてください」と登場。合唱団を引き連れて、ベートーベンの「第9交響曲」との合体。再度、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」を熱唱した。さらには、番組冒頭からオリエンタルラジオ率いるダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHの中田敦彦と額をつけて睨み合うなど、険悪ムードを演出、盛り上がりにひと役買っていた。

 このピコ太郎の紅白異常頻出について芸能関係者は「もともと『ハーフタイムショー』だけの出演予定だったんですが、ピコ太郎さんが『俺が渡辺直美と同じ扱いじゃ嫌だ。そんな形だけなら出ない』とゴネたんです。それで、NHK側と何度か話し合いの場が持たれて、ゴジラの企画でも急遽出ることになったんですよ」と解説する。

 中田との一触即発のプロレスを演じることも、紅白のリハーサル期間中に決まったことだったという。

「そもそもピコ太郎さんの紅白出演は、NHKが早々にオファーしていたにも関わらず、そういった事情もあって出演が決まったのは直前となった。それで発表されたのは12月22日になってしまった。今回はピコ太郎のゴネ得。ゴネ太郎になったからなんです」(前出の芸能関係者)

 2016年は奇跡的な大ブレークを果たしたピコ太郎だが、普通に考えれば最初で最後に紅白出場になるのは間違いない。最大の売り時で、ゴネて交渉するピコ太郎のどん欲さに、感服するしかない。

長澤まさみ『真田丸』の“貞淑キャラ”で下ネタ好きイメージを払拭! 今年、再ブレークへ?

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 昨年放送された堺雅人主演のNHK大河ドラマ『真田丸』全50回の平均は、16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

「最終回の放送があった先月18日は、裏の日本テレビ系で『FIFAクラブワールドカップジャパン2016決勝』が放送され、平均視聴率26.8%と高視聴率だったことから、『真田丸』がかなり食われたのは間違いない。とはいえ、期間平均16%超えは2011年の『江~姫たちの戦国~』の17.7%以来5年ぶりで、大河再興を印象付けました」(テレビ誌ライター)

「真田丸ロス」に陥っている視聴者も多い中、今回の大河で“タナボタ”となったのが、堺演じる真田幸村の幼なじみ・きりを演じた長澤まさみだという。

「同11日放送のラストでは、豊臣方と家康との最終決戦を前に最後の使命をきりに託す場面で、死を覚悟した幸村がきりを抱き寄せ、抱擁。きりがキスされながら『遅い、せめて10年前に。あの頃が私一番キレイだったんですから!』と、もごもごと文句を言いながらも、きりの長い恋がやっと報われる場面に感動した人が続出しました」(テレビ関係者)

 長澤といえば、これまで数々の浮名を流し、「肉食」「自由奔放」のイメージが強かった。酔うと下ネタに走る姿もたびたび報じられており、ここ数年は話題になるのも“豊満なバスト”ばかり。

「ところが今回きりを好演したことで、“貞淑”なキャラが定着。一気にイメージ回復となりました。すでに、民放各局からオファーが殺到している状況です。とりわけ、フジテレビが熱心に月9ヒロインのオファーをしているといいますが、近年は大コケ続きの枠ですから長澤サイドが受けるかどうか。それよりも、4月以降の日本テレビの水10での主演、もしくはヒロインが有力視されています」(同)

 今年は、長澤の再ブレークが期待できそうだ。

『紅白』リハでNHKとマスコミが一触即発! おマヌケ「ルーフステージ」が「観客から見えない」「撮影にもジャマ」

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『第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう』より

 大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが行われた東京・渋谷のNHKホールで一触即発のバトルが勃発した。

 NHKは、今年の紅白の舞台を「巨大な雪のかまくら」に見立て、さまざまな趣向を凝らして例年にないセットをつくり上げている。その中で目玉となっているのが、紅白史上初めての試みとなる、2階席の前に鉄骨で組まれたセット「ルーフステージ」だ。

 ところがこの「ルーフステージ」に関して、大問題が発生した。例年は2階席の所定の位置で新聞、雑誌、ネットなどのカメラマンが撮影、取材をしていたのだが、ルーフステージができたため、撮影に支障が出る状態になってしまったという。

「1階のメーンステージを撮影しようとすると、どうしてもルーフステージの手すりが写真に映り込んでしまうんです。カメラマンは、直前までまったく聞かされていなかったので、頭を抱えていますよ」(芸能関係者)

 そんな事態になり、各社のカメラマン約20人ほどが集まり紅白リハーサル3日目の30日、NHK職員に改善できないかとお願いにいったのだが……。

「NHK側は、つれない態度で『これは決まったことなので、変更はもうできません』の一点張りだったようです。カメラマンが『改善のために一緒にホールを見て、代替案がないか考えましょう』と提案しても、あえなく却下。NHK職員のあまりにそっけなくひどい対応に、声を荒らげるカメラマンもいて、リハ後のNHKホールのロビーは一時騒然としていたようですよ」(同)

「ルーフステージ」をめぐっては、審査員席からだとメーンステージしか見えないという問題が生じ、今回から審査員席がステージ下手側の司会者が立つ位置の隣に移動となった。これで、審査員はメーンもルーフステージも両方を見渡せることとなったが、1階にいる他の観客は当然、メーンステージしか見ることができない。このままでは、高い倍率をくぐり抜けて観覧に当選した観客からも、クレームが出るのは必至だという。

 観客との一体感を出すために行われた紅白のセット改革だったが、それが裏目に出てしまっているようだ。

新垣結衣、ピコ太郎らも『紅白』に“出演” 視聴率獲得に向け、なりふり構わぬNHK

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『NHK 紅白歌合戦』番組サイトより

 大みそかに『第67回NHK紅白歌合戦』を放送するNHKが、高視聴率をゲットすべく躍起になっているようだ。

 それもそのはず、昨年の視聴率は、第1部(午後7時15分~8時55分)が34.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(午後9時~11時45分)が39.2%とイマイチ。第2部の視聴率に至っては、1989年に2部制となって以降、最低。88年以前の1部制の時代には50%を割ったことは一度もなく、事実上、史上ワーストだった。それだけに、今年はなんとしても巻き返しを図りたいところだ。

 残念ながら、年内で解散するSMAPのサプライズ出演は露と消えたが、出演歌手以外でも、あの手この手で視聴率獲得作戦に打って出ている。タモリとマツコ・デラックスのゲスト出演は既報の通り。さらに、ゲスト審査員として、新垣結衣、高畑充希、草刈正雄、大谷翔平(日本ハムファイターズ)、伊調馨(リオデジャネイロ五輪女子レスリング金メダリスト)、秋本治(漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』作者)、春風亭昇太(落語家)、辻沙絵(リオ・パラリンピック陸上銅メダリスト)、萩野公介(リオ五輪・水泳金メダリスト)、村田沙耶香(芥川賞受賞作家)の10人が出演することが決まった。

 NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを務めた高畑や、大河ドラマ『真田丸』で活躍した草刈らは当然として、かなり異質な“選出”となったのが、新垣だ。来年3月にオンエアされる特集ドラマ『絆~走れ奇跡の子馬』にヒロイン役で出演するが、これまでNHKドラマに出演経験は一度もないため、かなり違和感を覚える。新垣が審査員に選ばれた理由は、言うまでもなく、主演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のヒットであり、相手役を務めた星野源が白組から出場するから。星野は同ドラマの主題歌ともなった『恋』を歌うことが決まっている。そこで、社会現象ともいえる広がりを見せた“恋ダンス”を、星野と新垣との共演で披露させようとの算段。それが実現に至るかどうかは明らかになっていないが、他局でヒットしたドラマに便乗しようというのだから、NHKはなりふり構わぬ姿勢だ。

 さらには、企画枠でピコ太郎の出演も決定した。ピコ太郎は午後8時55分にニュースが入る前の前半戦終了時に、「紅白 HALFTIME SHOW」と題して、ビヨンセに扮した渡辺直美と共演する。

 本来なら、歌の競演であるはずの『紅白』が、もはや「なんでもあり」の娯楽番組と化した印象が否めない。民放の裏番組のラインナップはパッとしないが、それが追い風になるか? 果たして、どこまで視聴率を伸ばせることやら。これで昨年を下回り、史上最低をさらに更新するようだと、目も当てられない。
(文=田中七男)

新鮮味がまるでない大みそか『紅白』の裏番組 今年も日テレ『ガキ使』の圧勝が確実!?

<p> 今年も残すところ、あとわずかとなったが、毎年、お茶の間の視聴者の大きな楽しみのひとつが、大みそか夜のテレビ番組だ。</p>

<p> やはり、多くの視聴者が興味を持っているのは、『NHK紅白歌合戦』。ただ、昨年の視聴率は、第1部(午後7時15分~8時55分)が34.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(午後9時~11時45分)が39.2%で、1989年に2部制となって以降、史上最低となり、人気下降の傾向が垣間見える。<br />
</p>

テレ朝強し! フジテレビは凋落……「2016年ドラマ視聴率ランキング」

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NHK『あさが来た』番組サイトより

 今年の連続ドラマがすべて終了した。平均視聴率ランキング形式で振り返ってみると、テレビ朝日の強さと、フジテレビの凋落ぶりが如実に示される格好となった。

 年間の視聴率首位は、波瑠主演のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2位は高畑充希主演『とと姉ちゃん』の22.8%でワン、ツーフィニッシュ。朝ドラは2013年前期『あまちゃん』以降、好調が続いている。

 3位は、2年ぶりに復活した米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の21.5%で堂々の民放トップ。4位は嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の17.2%、5位は堺雅人主演のNHK大河ドラマ『真田丸』の16.6%、6位は水谷豊主演『相棒season14』(テレビ朝日系)の15.3%。

 7位には、初回10.2%でスタートも、その後グングン右肩上がりで視聴率を上げ、最終回では20.8%と大台を突破した新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が14.6%を記録してランクイン。あらためて、その存在がクローズアップされた新垣には、今後オファーが殺到しそうな公算。

 8位は嵐・大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の12.9%、9位はSMAP・草なぎ剛主演『スペシャリスト』(テレビ朝日系)の12.7%で、ジャニーズ勢が続いた。

 10位は石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の12.4%。ここのところ、すっかり“恋愛ドラマ”専門女優の印象が強くなっていた石原だが、今回、恋愛部分は弱めで、基本的には“お仕事ドラマ”。それでもしっかり高視聴率をマークしたことで、評価を高めた。

 トップ20を局別で見ると、『ドクターX』や『相棒』などのキラーコンテンツを持つテレ朝が8作入り、ぶっちぎりのトップ。続いて、TBSで5作ランクイン。年間視聴率3冠王狙いの日テレは4作で、今年のドラマはあまり振るわなかった。NHK総合は3作入ったが、朝ドラ、大河以外の連ドラは不振だった。昨年、『銭の戦争』など5作が入っていたフジは今年は1本も入らず、壊滅状態となってしまった。

 なお、NHKを除く民放の連続ドラマ(プライム帯)で最下位は、芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』(フジテレビ系)で4.5%だった。
(文=田中七男)

<2016年連続ドラマ平均視聴率ランキング>
※2016年中に放送を終えたドラマのみが対象
1位 『あさが来た』(NHK総合)23.5%
2位 『とと姉ちゃん』(同)22.8%
3位 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)21.5%
4位 『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)17.2%
5位 『真田丸』(NHK総合)16.6% 
6位 『相棒season14』(テレビ朝日系)15.3%
7位 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)14.6%
8位 『世界一難しい恋』(日本テレビ系)12.9% 
9位 『スペシャリスト』(テレビ朝日系)12.7% 
10位 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)12.4% 
11位 『警視庁・捜査一課9係』(テレビ朝日系)12.2% 
12位 『家売る女』(日本テレビ系)11.6%
13位 『科捜研の女15』(テレビ朝日系)11.0% 
14位 『怪盗 山猫』(日本テレビ系)10.9%
15位 『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)10.8% 
16位 『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)10.7%
17位 『仰げば尊し』(TBS系)10.6%
18位 『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)10.2% 
19位 『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)10.0%
20位 『はじめまして、愛しています』(テレビ朝日系)9.9%

「たった5人の署名すら……」SMAP『紅白』辞退ファクスが、まるで“怪文書”だった

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 SMAPメンバーが、『NHK紅白歌合戦』担当者に送った出演辞退を伝えるファクスが“怪文書”すぎると話題だ。

 ファクスには、最後のステージを「20年間一緒に歩んできたスタッフがいて、5人でレギュラー出演をさせて頂いた『SMAP×SMAP』を自分たちのラストステージとさせて頂きたいという想いに至りました」と辞退の理由が記されている。日付は12月19日。SMAPメンバーの記名は、中居、木村、稲垣、草なぎ、香取の順番となっている。

「こうしたファクスを送る場合は、文面はワープロ書きでも、末尾の署名は自筆とするのが通例です。ネット上では『SMAPファンは37万人の解散撤回署名を集めたのに、ジャニーズ事務所はたった5名の所属タレントの署名すら集められないのか』といったツッコミが相次いでいます。特定の人間の署名だけがあるのも不自然ですし、メンバーの誰かが署名を拒んだ可能性も考えられます」(業界関係者)

 さらに文面は「陰ながらにはなってしまいますが、第67回紅白歌合戦のご成功を心よりお祈りしております」と続く。ネット上で話題の“お祈りメール”なのだ。

「就職活動で落ちた会社から届く“貴方様の今後のご活躍をお祈りしております”といった心にもない言葉から話題になった文体ですね。今回のファクス全体の文章も、他人事な印象を受けます。1月の“スマスマ生謝罪”を彷彿とさせます」(前出・同)

 26日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回は、ほとんどが総集編で占められる味気ないものだった。ファクスの最後の一文は「そしてこれからもメンバー5人それぞれに、お世話になることもあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します」と締められている。これは、5人そろったSMAPは二度と出現しないという、ジャニーズサイドの強い意思を表しているのかもしれない。
(文=平田宏利)

SMAP『紅白』出場辞退の舞台裏……飯島女史の説得で、香取慎吾も一時翻意していた

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 大みそか『第67回NHK紅白歌合戦』へのSMAP出演をめぐり、ジャニーズ事務所が出演を断る文書を送った。

 NHKはこれを受け「大変残念ではありますが、SMAPの皆さんの意思を尊重する」とコメント。出演か否かで大騒動となっていた一連の報道合戦に、終止符が打たれた。

 その裏で、メンバーの心情は土壇場まで大きく揺れていたようだ。特に、メンバー内で『紅白』出場に最も難色を示しているとされていた香取慎吾は、12月に入って前向きな姿勢を見せていたという。

「SMAPの元マネジャー・飯島三智女史が、香取を説得していたようです。芸能界の大物が飯島女史に『香取を説得してくれ』と頼んだことで、事態が大きく動いた」(芸能関係者)

 飯島女史といえば、香取にとっては母親のような存在で、メンバー内で彼女を最も慕っていたといわれる。

 前出の芸能関係者は「独立騒動で、木村とその他4人のメンバーの間に大きな溝ができた。特に香取は、木村と目も合わせないなど険悪に。『生放送で木村と一緒に歌えるわけない』と言っていたほどだった。それが12月に入り、“母親”である飯島女史に『そんなわがまま言っているんじゃない。解散前に紅白で皆さんに挨拶くらいしなさい』と一喝されたようです」と明かす。

 香取が一時翻意し、大きく前進。あとは、主に木村ら他メンバーとの調整、ジャニーズ事務所との調整さえうまくいけば出演はすぐそこだった。しかし、最終的に実現することはなかった。

 一方、NHK側も、SMAPのために舞台を整えていた。

「SMAPのために、紅白のプログラムに約10~15分の空き枠を設けていた。それに、メンバーと親交のあるタモリをスペシャルゲストに招いたり、NHKホールでの生出演が無理なら収録でも、中継をつないでの出演でもいいと、超VIP待遇で待ち構えていた。どんな形でも出演にこぎ着けたいと動いていたようです」(NHK関係者)

 今月11日には、SMAPの存続を求めるファンの署名37万3,515人分がジャニーズ事務所に届けられた。またSMAPへの応援メッセージを新聞の広告欄に掲載するプロジェクトでは、これまで東京新聞や各地の地方紙を埋め尽くし、大きな話題となった。

 こういった声もある中で、出場を辞退したSMAP。アイドルとしての評価を、最後に大きく下げてしまう結果となった。

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