テレ朝『相棒』差し替えに波紋「引退しただけなのに、なんで?」 成宮寛貴氏は最後まで潔白主張

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テレビ朝日公式サイトより

 成宮寛貴氏の引退発表を受けて、テレビ朝日は12日午後3時55分から放送予定だった『相棒season11』の再放送を、『科捜研の女11』に差し替えた。

 成宮氏は“3代目相棒”として、2012年放送の『season11』から、14年の『season13』まで出演。テレ朝の広報は、今回の差し替えについて「引退発表を受け、総合的に判断して別の番組に差し替えることにしました」とコメントしている。

「『相棒』の成宮出演回が“再放送NG”なのであれば、成宮がメインで出演していた同局4月期の『不機嫌な果実』もNGということ。しかし、『引退した俳優が出ているから』という理由で再放送が見送られるなんて話は、聞いたことがない。もしそうであれば、子役が出演するドラマなんか、数年後にはほぼ再放送できなくなりますよ」(芸能記者)

 ネット上では、『相棒』ファンから「なんで再放送がダメなの?」「逮捕されてもないのに……」「テレ朝の判断が酷すぎる」「ちゃんと説明して!」といった声が相次いでいる。

『相棒』といえば、シリーズ全体の3分の2ほどに出演している高樹沙耶被告が10月、大麻取締法違反(所持)で逮捕され、出演回の再放送が見送られている状況。これに加え、成宮の出演シリーズまで放送されないとなると、全体の8割ほどが“NG映像”となってしまう。

「成宮氏が逮捕されているならまだしも、警察の家宅捜査すら行われておらず、現段階では一週刊誌が報じた“疑惑”でしかない。スポンサーに面倒なことを言われる前に、先手を打ったのかもしれませんが、本人の『薬物を使用したことは一切ございません』という言葉を、テレ朝が信用していないようにも受け取れます」(同)

 今回の引退劇で、成宮の過去の出演作を「見直したい」という声も多いだけに、テレ朝の判断にファンはがっかりしていることだろう。

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