現実とフィクションが入り混じる“ラジオに捧げた1年間”『明るい夜に出かけて』

<p> 素人でありながら、ネタ投稿という形で自らのセンスを発揮し、ラジオファンはもちろん芸人からも敬意をもって見られる存在、それがハガキ職人。ハガキ職人と呼ばれる人たちは、クソメン(『おぎやはぎのメガネびいき』より)と揶揄されるそのコミュ力のなさや、こじらせ方ゆえに、その卓越したセンスを日常生活で発揮できる人は稀で、そのほとんどが地味な生活を送っています。</p> <p> そんなハガキ職人に対して、毎週冒険を共にしている仲間かのような感覚を与え、今なお厚い支持を得ている『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』(アルピーANN)。放送開始の2014年4月から、番組終了の2015年3月までの間、さまざまな伝説的企画を生み出し、放送が終了した今でも、ラジオリスナーや芸人内で話題になる“伝説の番組”です。</p>

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